
【質問】
3か月後に退職を控えていますが、退職後は毎月天引きされていた住民税はどうやって払うのでしょうか?
その年に払う分を一括して納めると聞いたことがありますが、まとめて払ったらその後の生活費のやり繰りが大変になるのを懸念しています。
よろしくご教授願いますか?
【回答】住民税は退職した時期により納付方法が異なる
給与所得者の住民税は、前年の収入を基にして特別徴収という「毎年6月~翌年5月」に給与から天引きされます。
これに対して、自営業やフリーランスの人たちは、前年の収入を基にして普通徴収という「6月、8月、10月、1月」の4回に分けて納付するので、退職すると納付残額を4回に分ける仕組みに合わせることになります。
具体的には、退職日によって次の2種類に分かれます。
- 6月~12月に退職:残額一括天引きか普通徴収を選べる
- 1月~5月に退職:残額一括天引き
ご質問者様は、8月頃の退職なので普通徴収として、その年の住民税の未納分を2~3回に分割して納付することになります。
普通徴収の場合は、特に何もしなくても役所から納付書が送られてきますので、期限を確認して納めれば大丈夫です。
なお、退職後の住民税について関連記事に詳しく解説していますのご確認ください。
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