
【質問】退職後に転職活動をして無事内定を頂きましたが、現在の住まいからだと通勤時間が長くなるので通える範囲にマンションを契約したいと思っています。
ただし、現在無職で賃貸契約できるか心配ですが、就職先が決まった場合は契約可能でしょうか?
【回答】内定先が決まった場合は賃貸契約は可能
会社を退職してから転職活動をする人は多く、内定先の勤務地が遠いので引っ越したい場合もあると思います。
結論から申し上げますと、内定してれば賃貸契約契約が可能ですが、次の基準を満たすことが審査に通りやすくなります。
- 家賃は月収の30%以下
- 継続した勤務が見込める
家主の立場からは、「ちゃんと家賃を払ってもらえるか?」が重要な判断基準となります。
例えば月収20万円なのに10万円もの物件を借りようとしても、家賃を払うと家系が圧迫されるので、収入に見合ってないと判断されますし、パートやアルバイトだと長く働くか不安視されるので審査に通りにくくなります。
このため、月収の30%までの物件が一つの目安となります。
具体的には、月収20万円なら家賃6万円までのマンション・アパートを選ぶことをお勧めします。
内定した証拠が必要
賃貸契約をするためには、あなたが内定したことを書面で提出する必要がありますので、給与と雇用条件が記載されている次の書類が必要です。
- 内定通知書
- 雇用契約書
無職で内定した場合、入社日が近いことが多いので、内定通知書の代わりに雇用契約書を渡されることがあると思います。
どちらの書類でも、「給与」「雇用形態」「入社予定日」などが記載されていますので、これを不動産屋に持参して契約することになります。
なお、内定通知書などの書類を貰えない場合は、企業に「賃貸契約で必要」と説明して内定通知書(雇用契約書)を貰ってください。
【関連記事】
個人家主が所有しているアパートなら、審査も多少緩いと思います。
道上さんこんにちは。
会社が所有しているマンション・アパートの場合、その会社の基準を上回っていないと審査に落ちてしまいますが、個人所有の場合は、働いていて(内定含む)、安定している収入が見込まれれば審査に通過することが多いようです。