(2020-7-21更新)
新しい会社に入社した時に悩むのが、その会社のしきたりやルールではないでしょうか。
例えば、上司に対して「○○課長」でなく「○○さん」と呼んだり、朝ミーティングやラジオ体操があったり、会社が違えば、社風やルールが全く違って、慣れるまで苦労することもあります。
仕事は1人ではできないため、新しい職場の人たちと良好な人間関係を構築できない人は、どんなに仕事ができても成果を出すのは難しくなってしまいます。
今回は、転職して新しい会社に入った時に気を付けることや心構えについて解説します。
新しい会社での5つの心構え
1.郷に入っては郷に従え
新しい会社では、仕事のやり方や進め方が違います。
例えば、事務所では和やかに会話ができる会社もあれば、会話がなく黙々と仕事をしている職場もあります。
IT化が進んでいてペーパーレスの企業もあれば、なんでも紙に印刷する職場もあります。
まずは、新しい会社のやり方を尊重し受け入れて、その企業の一員になることを心がけましょう。
「前の会社では、○○だった」
こんな発言をする人を見かけますが、そんなことを言っている間は、その企業の一員になれていない証拠であり、「前の会社は正しいもの」という固定観念が出来上がってしまい、新しいことを受け入れられないのではないでしょうか。
「前の会社=格上」
本人は意識していないかもしれませんが、このように考えているから、「前の会社では・・・」という発言が自然に出てしまうのです。
特に、前の会社の方が規模が大きかった場合、「上から目線」にならないように言動に注意が必要です。
2.半年間は必死に頑張ること
中途採用で入社すると、周りの人たちは、あなたがどんな人物かどんな仕事をするかを観察しています。
逆の立場になれば、新人が来たら、一挙手一投足(いっきょしゅいっとうそく)を見て、「お手並み拝見」するのと同じです。
そして信用できる人か、仲間になるのか、それとも敵になるのかを判断をすると思います。
このため、入社後の半年間は必死になって仕事を覚えて、遅刻早退などをせずに頑張って働くように心がけましょう。
周りから見られているということは、頑張っている姿も見られているので、頑張りも評価されるという事です。
- 周囲から常に見られているという意識を持つ
- 仕事は必死に行うこと
- 頑張る姿を見せること
特に、周囲から評価されるまでは、始業30分前には出勤して「頑張っている姿」を見せておくことをおススメします。
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3.誰とでも仲良く接すること
新しい会社では、まずは全員と平等に接することを心がけましょう。
「あの人はとっつきにくい」
こんなことを言って避けているようでは、新しい環境での人間関係に苦労してしまいます。
実際に、誰だって好き嫌いはあるので、会社内でグループや派閥が作られることがありますが、特に新人の内は、特定の人やグループと仲良くなりすぎたり、避けたりすることの無いように気をつけましょう。
新しい職場では、誰から仕事を教わるか、お世話になるか分からないので、敵を作らず平等に付き合って、仕事や会社のルールなどを覚えることに専念しましょう。
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4.健康管理に気を付けること
新しい仕事に就いた時は、今まで以上に健康管理に気を使いましょう。
新しい職場では、通勤経路から勤務場所、上司、同僚まで、全てが今までと異なるので、想像以上に心身ともに疲れを感じることになります。
また、新人でありながら転職者は経験者として扱われるので、仕事を覚えつつ成果(結果)を出さないといけないので、プレッシャーやストレスに悩まされるものです。
このストレスや疲れを蓄積しないために、食事や睡眠に気を付けるだけでなく、週末には趣味やスポーツをするなど生活に楽しみを持つことも重要です。
また、家族とよく話し合い、大変な状況を理解してもらって、転職してよかったと言えるように頑張りましょう。
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5.自分の目標を忘れずに
何のために転職したのか、自分の目標をいつも心に留めて見失わないようにしましょう。
自分のステップアップや家族のため、または、将来の独立・開業のためなど、転職を考えた時に思い描いていたと思います。
辛い時や挫折しそうになった時には、この目標を思い出し「達成するぞ!」と言い聞かせて、乗り切りましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
転職先では、会社が変われば人も変わるので、想像以上に何もかも違いますので、先入観やプライドを捨て、本気で頑張って結果を出すことを最優先させてください。
また、人間関係も新しく構築することになるので、この機会に好き嫌いを意識しないで、全員と良好な関係を築けるように接してみてはいかがでしょうか?
最後に、健康管理に気を付けて、自分の目標に向かって走り続ければ、結果は付いてくると考えています。
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