ビジネスでは、言いにくいことを伝えたり、頼みごとをしたりする場面があると思います。

そんな場面で、ストレートに言ってしまったら、相手との関係が悪化して、頼みごとを受けてもらえなくこともあります。

こんな時に上手に使いたいのが、ビジネス枕詞と呼ばれるクッション言葉です。

今回は、ビジネス枕詞を使いこなしてコミュニケーションを円滑にする方法を解説します。

ビジネス枕詞とは

ビジネスのコミュニケーションで、本題の前に用いて、口調や相手の受ける印象を柔らかくする言葉をいい、頼みごとや厳しいことを言う時に、クッションになってくれます。

ただし、やみくもに使えばいいものでなく、場面に応じて使い分けられるようになって初めて一人前になりますので、具体例で説明しますので、是非マスターしましょう!

1.依頼する時に使う枕詞

ビジネス枕詞依頼する

書類に数か所記入してもらう時から手間がかかる依頼や、名前を聞く時など、様々な依頼の場面に応じて
使います。

特に、お願い事をする時は、相手が命令されたと受け取られないように、「確認していただけますか?」や「記入していただけないでしょうか?」と表現して、相手を害さないように注意します。

  • 恐れ入りますが、こちらの書類を確認していただけますか?
  • お手数ですが、こちらに記入していただけないでしょうか?
  • ご面倒ですが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
  • 差し支えなければ、お名前を伺ってもよろしいでしょうか?
  • ご多忙中とは存じますが、期日までにご連絡をお願いいたします。

2.断る時に使う枕詞

ビジネスの場では、どうしても断らざるを得ない場面がありますが、相手に不快な思いをさせたくない、そんな時に使います。

  • (大変)申し訳ございませんが、ご期待に添えかねます。
  • 大変申し上げにくいのですが、ご提案をお受けすることが出来かねます。
  • せっかくですが、今回はお見送りさせていただきます。

3.反論する時に使う枕詞

続いて、断るよりも難しい、相手の意見に対して反対意見を述べる時に使います。

特に、相手の意見には反論するが、相手自体を否定する訳ではないという場面で、相手の顔は立てておかなければならないという難しい場面で用いるので、言葉を慎重に選びます。

  • ごもっともですが、今回の状況を考えると厳しいのではないでしょうか。
  • おっしゃる通りですが、この予算では厳しいのではないでしょうか。

4.感謝する時に使う枕詞

ビジネス枕詞感謝する

ビジネスで人間関係を円滑にするために、相手の言動に感謝する時に使います。

  • おかげさまで、商談がまとまりました。
  • おかげさまで、無事やり遂げることができました。

何か成果を上げた時に、上司に対して使うことが多いと思いますが、実際に上司は何もしてなかったとしても、「おかげさまで」と感謝の意を伝えておくことが、後々の人間関係にとって重要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今まで、コミュニケーションで苦労されていたなら、ビジネス枕詞を上手に活用して、少しでも人間関係を良好になるのではないでしょうか。

ただし、便利な枕詞も多用したり誤用したりすると、効果がないだけでなく、逆にコミュニケーションがギクシャクすることもありますので、時と場合で上手に使いましょう。

なお、ビジネスで間違えやすい敬語を、関連記事でまとめていますので参考にしてください。