タクシー会社に転職を考えている人って、結構いると思います。

「お金をもらって二種免許を取得できる」

自腹で教習所に通うと20万円以上かかるし、その間の生活費も考えると日当をもらいながら免許を取得できるのは大きいですね。

今回は、タクシー会社に転職を考えている人に、普通自動車二種免許の現状と取得後の研修などを解説します。

タクシードライバーは誰でもなれるのか

求人広告などでいつも募集しているため、ぜんぜん人が集まらず、応募すれば誰でも採用されるイメージがあるかもしれませんが、お客さまの生命を預かる仕事なので、しっかりと選考が行われます。

タクシー会社の面接

タクシー会社の面接も、他の会社の面接と同様に、過去の職務経歴や退職理由、志望動機などの質疑応答が行われます。

また、タクシードライバーはサービス業なので、応募者の服装や話し方など人物も重視されるので、しっかりとスーツとビジネスバック、ビジネスシューズを身に付けていないと不採用になることがあります。

面接でも健康面はチェックされて、例えば、薬物に関する質問がされることがありますので、お客さまを乗せる仕事だと実感することでしょう。

面接時に健康診断がある

多くのタクシー会社では、面接日に健康診断が行われます。

健康診断では、乗務に耐えられる健康な身体であるか検査され、その中でも、心疾患や脳卒中など心臓や脳の病気が診断されたら、採用されることは無いでしょう。

何故なら、運転中に発作などが起きてしまったら、事故が起きてお客さまの生命を守れないからです。

運転テストもある

タクシー会社によっては、面接日に実車で運転適性検査を行う所もあります。

運転が荒い、安全運転をしてない場合は、矯正できないほど悪い場合は不合格になるでしょう。

普通自動車二種免許の取得方法

普通二種免許

タクシー会社に入社したら、最初に行うのが二種免許の取得です。

二種免許は、私たちが普通自動車を取得した時のように、指定教習所に通って取得する方法と、運転免許試験場で一発試験を行う方法がありますが、二種免許も同様に教習所一発試験がありますが、タクシー会社によってどちらかの方法で取得します。

指定教習所で教習

教習所で免許を取得す時は、普通自動車の時と同様の流れで行われます。

  1. 第一段階:学科7時間、実技8時間
  2. 第二段階:学科12時間(救護6時間含む、医師などは免除)、実技10時間
  3. 卒業検定合格
  4. 試験場で学科検定(実技免除)

ただし、仕事で取るため一つだけ大変なことがあり、

それは、朝から夜までぎっしりと教習日程が組まれることです。

わずか10日間ほどで卒業して、翌日に試験場に学科試験を受けに行くことになりますので、教習が終わっても教習所の自習室や自宅で学科試験の勉強をしなければなりません。

一発試験

タクシー会社などで、ベテラン指導員(社員)から教習を受け、試験所で学科と実技の試験を受けます。

指定教習所に通うと20万円以上かかりますので、コストの厳しい会社は、自社内で養成して試験場での一発試験を受けることがあります。

試験場の学科試験

二種免許の学科試験は、難しいイメージがありますが、実は、一種免許(普通自動車)の問題に二種免許特有の問題が5問追加されているだけですので、問題集や教習所のPCで問題を繰り返して解いて復習すれば難しいものではありません。

そうは言っても、年齢と共に記憶力が低下するし、教習所卒業したら翌日に試験に行かされるとなると、勉強の時間が足りないので、免許を取得するまでは、睡眠時間を削って頑張る人が多いようです。

(下に続く)



免許取得後の研修

地理試験対策研修

以下地理試験対策として、幹線道路や高速道路、ホテルや病院、観光名所など講習会の試験で合格するための事前研修を行います。

地理試験

都市部の地域では、タクシーセンターなどが主催している講習を受講して試験に合格しなければなりません。

この講習内容は、法令、安全、接遇、地理(東京の場合)の4日間にわたって行われ、修了試験がありますが、特に地理試験が難関なので、タクシー会社が事前に対策の研修を実施しているほどです。

この試験に合格して、やっと「タクシー乗務員証」が手に入ります。

乗務前研修

タクシードライバーとしてデビューするために、様々な講習を半月~1か月程度かけて行います。

  • 法令研修
  • サービス研修
  • 車の機器の操作
  • 事故対応研修
  • 営業エリアの研修
  • 同乗研修