転職活動をしているとオーナー企業の求人を目にすることが多いと思います。

オーナー企業というとワンマンというイメージだけで、転職の候補から外す人も多いのではないでしょうか?

今回は、オーナー企業の特徴とどんな人が向いているかを解説します。

オーナー企業とは

創業者や親族が会社を支配・経営している会社のことで、創業したての会社から大企業まで数多く存在します。

オーナー企業といえば、意思決定の早さが特徴で、経営者の鶴の一声で即実行されてしまいます。

また、反対意見を言っても聞き入れてもらえることが少なく、社員たちは次第に意見を言わなくなり、オーナーに気に入られることが出世の早道なので、周囲がイエスマンだらけになってしまいます。

オーナー企業の特徴

オーナー企業

意思決定の早さ

オーナー企業の最大の特徴と言えるのが、この意思決定の早さです。

一般的な企業と異なり、事前の根回や何度も会議したり稟議書を回したりしないで、社長が即決するので、スピート感が違います。

このため、軌道に乗った時の破壊力はとてつもなく強く、例えば、ある事業に進出すると決めたら、その日のうちに人を回して、即着手することができます。

中長期的な経営方針で動いている

創業者が社長を務めている場合、社長の任期が無いので、中長期的な視野で経営をすることができます。

一般的なサラリーマン社長の場合、2年~4年程度と人気が決まっていますので、その間を無事に乗り切ることを考えて、難しい経営判断や反対意見の多い問題は、次の社長まで先送りして、順風満帆に任期を全うしようとします。

ところが、オーナー社長はそういうことをせずに、中長期的に考えて難しいかじ取りも、率先して実行します。

なぜなら、先送りすることで問題がさらに大きくなってしまって、経営への影響が大きくなることが分かっているからです。

オーナーの意見が絶対

多くのオーナー社長は、自分の意見が絶対だと思っています。

そのため同族以外の社員が反対意見を言ってもなかなか聞き入れてもらえませんし、経営の足を引っ張る可能性があるため反対意見を持っている人の待遇を下げてくることもあります。

オーナー社長の意識としては、他人の意見を聞き入れて失敗するくらいなら、自分の意見通りに行って失敗した方が、納得できるのです。

結局、失敗した時に失うのは会社の財産(=自分の財産)なので、社長自身が責任を取る訳ですからやりたいようにやると考えてしまうからです。

サラリーマンが社長になれない

創業社長にとっては、会社の財産は自分の財産と思っていますので、よほど功績があるか信用された人物でないと、社長の座は回ってくることがあり得ません。

そのため、功労者であっても部長止まりで、取締役などの役員の座が遠いのが特徴です。

(下に続く)



オーナー企業に入ったら注意すること

オーナー企業での注意点

オーナー企業のやり方を全て受け入れること

大企業や伝統のある会社から、小さなオーナー企業に転職すると、会社のやり方におかしいと思うことが、1つや2つでなく多く目に入ると思います。

この時に、「このやり方はおかしい」「こうした方が良くなる」と意見を言ったところで聞き入れてもらえませんので、まずはすべてを受け入れなくてはいけません。

まずは認められること

入社したら、半年~1年は必死に働いて、社長から「会社にプラスになる人物」として認められる必要があります。

オーナー企業では、入社前の実績はほとんど意味がなく、入社後の実績で判断されやすいので、できる人物と認めさせてから、自分の独自色を出した方が上手くいく場合が多いです。

社長の意見、考えに真っ向から反対しない

オーナー社長は自分の考えに自信を持っていますし、自分の財産を投資して経営していますので、投資していない社員の意見などは聞く耳を持ちません。

このため、どうしても意見を言いたい場合は、「この部分は」こう改善した方がよいなどと、小さな部分の改善を提案するようにすれば、聞いてもらえる可能性が上がります。