有効求人倍率が1.64倍(平成30年9月)と売り手市場が続いており、転職活動中の人は、好条件で転職をされている人も多いと思います。

ただし、好条件で入社したからといって、転職に成功したかというとそうではなく、「思っていたのと違う」と後悔している人もいるのも事実です。

今回は、内定で好条件を提示されても、入社を見送るべき場合について解説します。

こんな企業には入社してはいけない

入社していけない企業の特徴

1.給与が相場や他社に比べ明らかに高い

特殊な能力がある人を除いて、給与には相場というものが存在します。

同年代で同様のスキルを持った人であれば、500~600万円などの相場がありますので、この時、700万円を超えた給与を提示されれば、

ちょっと高いな、期待され過ぎてないか?

と疑ってかかることが肝心で、間違えても

好条件を引き出した

と手放しに喜んで入社すると、「こんなはずじゃなかった」と後悔する可能性があります。

悪質な例だと、入社後に高い目標が課せられていて、目標未達で翌年の給与が下げられることだってあり得ます。

そうなると、入社させるために高い給与で釣ったと言わざるを得ません。

2.役割やミッションが曖昧

求人票を見ても面接官の説明を聞いても、仕事内容が抽象的すぎたり、入社後のポジションや権限がいまいちピンと来なかったりする時があります。

こんな企業は、面接官が仕事内容を理解していなくて、配属先から言われるままに募集をしていることが考えられるので、つまり、人事が機能していないか、社内の意思疎通が悪い会社と判断することができます。

また、雑用などを大量押し付け、使い捨てにしようと企んでいることもあり得ますので、不明瞭なまま、他の条件に惹かれて入社を決断しない方がいいでしょう。

3.面接官によって意見がバラバラ

一次面接で聞いた内容と、二次面接で聞いた内容に相違があるなど、面接官によって話す内容が食い違っていたり、バラバラだったりする会社は、会社内で意思疎通ができてないか風通しの悪いと考えられます。

特に、面接官によって、会社の方向性やビジョンの説明がバラバラだったりすると、この会社は大丈夫かと不安になってしまいます。

4.入社を急かしてくる

最終面接で、入社に対して前向きな発言をしたら、内定後に頻繁に電話がかかって来たり、他社の選考状況を聞きたがったりする企業は、何か事情を隠して「勢いで入社させてしまおう」と考えている可能性があります。

企業が入社を急かしてくる場合は、一旦冷静になって、提示された条件やポジション、ミッションなどに不明点や疑問点がないか、再度確認してみることをお勧めします。

どこか引っかかる部分があれば、問い合わせてみましょう。

この時に、明確に回答をできずに、あいまいな返事が返ってきたら、入社を見送るべきと考えます。

なお、面接でブラック企業を見抜く方法を、関連記事で紹介しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

転職とは、これから長期間働く会社を決める重要な活動です。

目の前に提示された条件だけでなく、会社の方向性や将来性、または、社風、働きやすさなど、様々な角度から企業を分析して、入社後に悔いが残らないように、疑問点を全て解消してから決断をするくらいの慎重さが求められます。