冬や花粉症の時期になると、マスクを手放せない人も多いと思います。

もし、面接日に風邪を引いてしまったら、どうしたらいいでしょうか?

「面接を欠席する訳に行かないので、マスクと薬で挑む」

今回は、面接時のマスク着用がNGな理由と、マスクをしたい時の対処法を解説します。

面接時のマスク着用はマナー違反

面接時のマスク着用はマナー違反

ビジネスの場では、社外の人と打ち合わせや会議などをする時には、マスク着用は失礼・マナー違反とされています。

社会人でも、勤務中にマスクをしている人もいますが、それは社内の人と一緒にいる時だけであり、社外の人と会う時には、マスクを外すことが基本です。

特に、面接というビジネスシーンの中でもフォーマル度が高い場面で、マスク着用は印象が悪くなるだけでなく、礼儀や常識が疑われてしまいます。

企業の建物に入る前に外すこと

では、風邪や花粉症などでマスクをしたい場合、どこで外せばいいでしょうか?

それは、企業の建物に入る時です。

コートやマフラー、手袋などを外すタイミングと同じで、建物の入口までは着用してても問題ありません。



マスクがNGな4つの理由

マスク着用は、マナー違反だけでなく他にもマイナス面があるので、自分をアピールする面接という場で損をしてしまいます。

1.表情が分からない

面接官は、応募者の話を聞く時には、表情も一緒に確認しています。

会話と表情がセットになって、話の内容をイメージをしたり話の信ぴょう性を確認したりしますので、いくら良い話やエピソードを語っても、マスク越しからでは面接官の心に響くことがありません

つまり、どれだけ素晴らしい話をしても、評価や印象が良くなることがないので、マスクを着用していては、受かる面接も落ちてしまいます。

なお、第一印象の大切さは、関連記事で解説していますのでご覧ください。

2.声が聞き取りづらい

マスク着用には、表情が分からないだけでなく、声も聞き取りづらい欠点があります。

マスクをしていると、声を遮ってしまうので、小さい声が聞こえにくくなります。
また、風邪を引いて鼻声の場合は、尚更聞き取りにくくなり、聞いてもらおうと頑張って大きい声を出そうとすると「とげのある声」になり、面接官は声が気になってしまい、話の内容が全く頭に入りません。

3.隠そうとしていると思われる

マスクをしていると、顔の半分程度が隠れてしまうので、面接官から

何か隠そうとしているのではないか?

やましい事があるから隠しているのでは?」

と要らぬ警戒を与えてしまいます。

4.嘘をついていると思われる

人は嘘をつく時は、無意識に口を隠そうとします。

面接官は、応募者が会話中に口を触ったり、触ろうとした時は、

嘘をついているか、ごまかしている

と判断します。

では、マスクで口が隠れていると、どういう風にとらえるかと言うと、

「話の内容が信用できない」

と警戒されてしまい、結果として見送りとなることでしょう。

(下に続く)



どうしても着用したい場合は?

花粉症や咳がひどく、マスクが手放せない時もあると思います。

そんな時は、しっかりとした対処法で、逆に「マナーを心得ている」と好印象を与えることができます。

事前に企業に許可をいただく

面接までに、事前に採用担当者にマスク着用の許可を得ておくことです。

「マスク着用で事前許可って、そこまでするの?」

と思った人もいるかもしれませんが、マスク着用のマナー違反をプラス評価に変えるには、どれだけ「しっかりとした人」をアピールできるかがカギです。

「お世話になっております。私、11月1日15時に採用面接のお約束を頂いている転職太郎と申します。お恥ずかしい事ですが、昨日から風邪をこじらせてしまいまして、マスク着用のお願いをさせていただけないでしょうか?」

受付では外すこと

採用担当者に許可をもらったから、ずっと着用していていい訳ではなく、受付で取り次いでもらう時には外すことを忘れずに。

採用担当者から許可があったことが、受付の人に伝わっていることは稀なので、受付からは、失礼な人という印象が持たれてしまいます。

面接室への入室前に外すこと

あなたの名前が呼ばれ面接室に入る時には、マスクを外して入室し挨拶まで行います。

挨拶が終わったら、マスク許可のお礼とお詫びをします。

「昨日はマスク着用の許可を頂きましてありがとうございました。自己管理ができておらず、申し訳ございません。」

面接官から、「マスク着用していて構いませんよ」と許可をもらったら、「失礼します」とマスクを付けても構いませんが、できるだけ外しておきたいものです。

ティッシュはハンカチを使わせてもらう

ティッシュペーパー

この時、マスクの代わりにティッシュやハンカチで、なんとか頑張れそうなら、

「マスクの代わりに、ティッシュやハンカチを使用させて頂けないでしょうか?」

極力、マスクを使わないで頑張る姿勢を見せて、マナーが分かっている人という印象を与えましょう。

面接日を変更してもらう

面接日変更

面接日の変更は最終手段で、「体調管理ができていない」と悪い印象を持たれてしまいます。

ただし、体調不良で無理に面接を受けて失敗するよりは、治してから面接を受けた方がよっぽどマシです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

誰でも体調が悪かったり、花粉症にかかったりすることがあります。

面接時のマスク着用はマナー違反という事を知って、しっかりとした対応をすることで、「マナーや常識を心得ている」と、逆にプラス評価につなげることができますので、風邪に負けずに頑張りましょう。

もちろん、日頃から体調管理を怠らないようにして、面接前には特に気を使って万全な状態で迎えましょう。