(2019-3-12更新)

毎年、定期異動の時期になると、

「うちから誰が出るのか?」

「自分は大丈夫か?」

などと心配して、仕事も手につかない人もいると思います。

今回は、人事異動で動かしたい部下、動かしたくない部下の特徴を紹介します。

人事異動とは

人事異動

組織内で、昇進や昇格、配置転換、転勤など、人員の配置や地位などを変えることをいい、組織の活性化、社員のキャリアアップを図るために行うもの。

人事異動は、都度必要に応じて行うほか、春や秋に定期人事異動として行う場合もあります。

異動させたい部下の特徴

人事異動で動かしたい(放出したい)部下の特徴として、次の4つが挙げられます。

1.勤怠が悪い

勤怠が悪い

上司にとって、欠勤当日有給休暇取得が多いなど勤怠が悪い部下は、一番に放出したいと考えてしまいます。

勤怠が悪い部下は、たとえ仕事ができたとしても周りに迷惑をかけるだけでなく、当日キャンセルなどでお客さまの信用を失ってしまうので、「あてにならない」として手放したい人物とされてしまいます。

2.チームの輪を乱す

次に、自分勝手な行動を取るなどの部署やチームの輪を乱すような部下も異動させたいと考えます。

会社は個人プレーよりもチームプレーを重視しますので、周りが困っていても

「俺の仕事じゃない」

と知らんぷりしたり、ひとりだけさっさと帰宅したりする部下は、全体の士気を低下させるので放出候補になります。

3.上司の言う事を聞かない

上司や先輩の指示に対して、いちいち「あーでもない、こーでもない」と能書きを言ってくる部下も、面倒なのでさっさと手放したいと考えます。

理論的に反論してくるなら分かるけど、「ひとこと言わないと気が済まない」人はビジネスの場では、生産性が低いと判断し、異動対象となるでしょう。

「素直にならないと、いつまでも成長しない」

こういう人は、異動先でも嫌われるので、また別の部署に飛ばされるのがオチで、短期間に異動を繰り返す傾向があります。

4.異動を希望した

面談などで、「自分の○○スキルを活かすために△△部署で仕事をしたい」

と前向きにアピールしてくる部下は、異動候補として希望部署に空きが出るタイミングを見てくれることがあります。

もちろん、必ず希望が通るわけではありませんが、ある程度「言ったもの勝ち」が通用するのも人事異動の特徴です。

ただし、単に「○○部署に行きたい」と願望だけを主張しても、上司は部下の望みを叶えようとは思わないでしょう。

異動させたくない部下

今後は逆に移動させたくない部下の特徴はあまりありません。

優秀で仕事ができる

優秀な部下

絶対出したくない部下は、「仕事ができて上司のサポートをする人」です。

こんな優秀な部下は、他部署から打診があっても、「なんだかんだ言い訳を付けて」絶対に出すことはありません。

どこの会社にも、同じ上司の右腕としていつまでも異動しない人がいると思いますが、実は、上司が手放さないからです。

こんな優秀な部下を手放してしまったら、部署の生産性が落ち、自分の評価が落ちてしまいます。

仕事はイマイチだが真面目

また、仕事が特にできるわけでないけど、真面目で一生懸命働く人もなかなか異動しません。

特に、上司の言うことを「絶対に受け入れる」人は、上司から見るとそばに置いておくと、上司が困った時に、助けてくれる存在になるからです。

(下に続く)

異動は部下のキャリアアップのためではない

人事異動は、色々な仕事を経験してキャリアアップを図る名目がありますが、実際のところは、キャリアアップよりは会社や組織の都合が優先されてしまいます。

それでも、大企業の場合は人員の入れ替えが計画的に行われる場合が多いですが、中小企業になると、人員に余裕がないため、どうしても動かせる人を動かす傾向が強いです。

希望部署のことを学ぶ方法もあり

どうしても行きたい希望先部署があるのであれば、その部署で必要としているスキルを学び始めてアピールすることも手です。

例えば、現在営業部門にいて、経理部門を希望するのであれば、

取引先の決算書類の見方を学び、与信管理に活かすために、簿記の勉強を始めました

などの理由を付けて、異動希望を出しておくのも良いかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

人事異動は、組織の都合で決まることが多く、意に反した辞令が出ることも日常的です。

こんな時でも、「受け入れる」しかないのが会社員の現実なので、

異動先で一つでも多くのことを学び、見返してやる!

と発想を転換させて、返り咲きできるように頑張るしかないかもしれません。

そうならない為にも、異動させたい部下の特徴の行動をしないように、普段の言動を振り返ってみてはいかがでしょうか?