(2019-4-27更新)

どちらも相手の会社を尊敬するときに使う言葉ですが、普段から使い慣れていないと間違えてしまう事もあります。

特に、面接や商談で間違えて使ってしまったら、ビジネスマナーが疑われてしまいます。

今回は、御社と貴社の使い分けや会社の敬称について解説します。

「御社」、「貴社」とは

相手の会社を敬う言葉で、「あなたの会社」の尊敬語と考えてもらえば分かりやすいです。
ビジネスの場では、頻繁に使われる言葉ですので、違いを理解して使いこなせるようにしておきましょう。

ちなみに「御社」は、「おんしゃ」と読むのが正しく、「ごしゃ」とは読みません。

自社のことは何て言う?

逆に、自分の会社のことは、「弊社(へいしゃ)」、「わたくしども」と言い、間違えて「うちの会社」なんて言ってしまうと、敬語を知らない人間と思われてしまいます。

さらに、社内の人との会話では、「当社」を使いますので、ややこしいですが間違えないようにしましょう。

自社の言い方
  • 社外の人に対して使う時:弊社わたくしども
  • 社内の人に対して使う時:当社

御社と貴社の違いは?

御社、貴社の違い

どちらも相手の会社を敬う言葉ですが、

  • 御社:話し言葉(会話)
  • 貴社:書き言葉(文章)

と使い分けることが一般的です。

また、御社は書き言葉で使っても間違えではないですが、ひとつの文章に御社と貴社を混在させるのは望ましくありませんのでご注意ください。

なお、どちらを使っていいか悩んだ時のために、使い分けの覚え方を伝授します。

覚え方は簡単で、発音してみる事です。

「おんしゃ」と発音したら、御社のことと分かりますが、

「きしゃ」と発音したら、「帰社?」「記者?」「汽車?」と同音異義語がたくさんあり、区別つかないからダメと覚えましょう!

また、あいさつ文の定型文で、

「貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」

というのを思い出せれば、貴社は文章で使うものだと判断することができます。

御社と貴社の違い(使い分け)
  • 御社:話し言葉(面接、電話など)
  • 貴社:書き言葉(履歴書、エントリーシートなど)

※御社は、書き言葉としても使えるが、貴社と混在はNG
(就活生は、書き言葉は「貴社」を使ったほうが無難です)

(下に続く)

会社以外の組織・機関には何ていう?

御社・貴社は相手が通常の会社の時に使いますが、銀行など「社」が相応しくない場合には、「御行」と「貴行」を使いますので、間違えて失礼の無いようにしましょう。

代表的な呼び方は、以下の通りです。

【御社、貴社を使わない場合(一例)】

御社以外の使い方

まとめ

いかがでしたでしょうか。

相手の会社と自分の会社の敬語表現を紹介しましたが、慣れていないとつい間違えてしまい、「敬語を知らない」、「学生気分が抜けていない」と思われてしまいますので、口からスラスラ出るように練習しておいてください。

なお、社会人でもよく間違える敬語表現を、関連記事でまとめてありますので参考にしてみてください。