就活でエントリーシート(履歴書)書く時に、「得意科目」に何を書いていいか悩みますね。

就活生の中には得意科目を、淡々と「箇条書き」に書く人がいますが、損をしているのです。
実は、採用担当者は得意科目から応募者がどんな人なのかイメージをしたり、どんな学生生活を送ってきたか判断にしたりするものです。

今回は、エントリーシートの得意科目を、上手にアピールする方法を解説します。

得意科目は重要なのか?

得意科目は?

エントリーシートでは、学歴や専攻、資格など能力・デジタル的な面と、志望動機や自己PR、得意科目、趣味と言った人間性・アナログの部分を合わせて、応募者がどんな人間なのかを判断します。

エントリーシートの限られたスペースの中で、自分を最大限アピールするためには、得意科目でライバルたちに差をつけないと採用担当者の目に止まらないでしょう。

採用担当はここを見る!

では、具体的に採用担当者は得意科目のどこを見ているかと言うと、

「数学が得意な学生だ」

なんてことを考えません。そういった情報は、学科や専攻科目を見れば分かるからです。

では採用担当者は得意科目から、何を知りたいのかと言うと、

なぜその科目が得意なのか

なぜ興味があるのか

といった内容から推測して、

その人間がどんな人物なのか

を知りたがっているからです。

採用担当者の心理が分かれば、どう書くことで、ライバルに差をつけられるかは分かったも同然です。

得意科目の書き方

注意点と工夫

得意科目の書き方の注意点は次の3つです。

  • 名前や概要を箇条書きにしたものはNG
  • シラバスをまとめたものはNG
  • 希望職種につながるエピソードを書く

得意科目は、単に学問や概要を書いただけでは、採用担当者の目にとまらないので、心に響くことはありません。

「なぜその科目が得意なのか」、「なぜ興味があるのか」を書けと言われても、なかなか文章が思い浮かばずに、シラバスなどを編集する学生がいますが、文章が長くなるだけで読むのが嫌になってしまいます。

さらに、希望職種に繋がるようなエピソードがあれば最高で、人事の立場からすると、「ちょっとあってみようか」と書類選考をパスすることだって十分考えられます。

苦手にしている学生が多いからこそ、自分の文章でエピソードを書くことができたらライバルに一気に差をつけることができます。

得意科目が見当たらない場合の対処法

どの科目も平均的で特にこれといって自慢のできるものがないという人も多いと思います。

そんな場合は成績の良かった科目を選び、学んだことや楽しかったこと、思い出などを文章にまとめあげましょう。

もちろん希望職種に関係している科目の方はいいので、人によっては応募企業によって得意科目を使い分けるということも良い方法です。

採用担当者の目にとまる3つのポイント

得意科目のアピール

得意科目の書き方は次の三つのポイントを意識して書きます。

  • なぜ得意なのか
  • 学んだことや興味を持ったこと
  • 企業の業務にどのように活かすか

このポイントを織り込んで、専門用語を使わずに、簡潔に書けばOKです。

ただし、どんなに素晴らしいエピソードでも、長い文章だと読み飛ばされてしまいますので、2~3行に簡潔にまとめることが重要です。

(下に続く)



【例文】得意科目の例

「得意科目は心理学です。人の心を読めたら実生活が楽しくなると考え学びましたが、人間の行動心理を知れば知るほど奥が深いことと分かりました。心理学で学んだ知識を、お客様の行動やニーズから新商品を開発に活かせると考えております。」

「得意科目は英語です。外国の人と交流し、自分の殻に閉じこもらずに幅広い視野を持ちたいと考えたからです。2年生の夏には短期留学で現地の人たちと直接交流をしたため、人間関係を深めることができました。言葉の壁を越えてお客様とコミュニケーションを図り、信頼を勝ち取りたいと考えております。」

「得意科目は歴史です。「歴史は繰り返すと」よく言われますが、過去の出来事を知識だけでなく背景を理解することの楽しみを見出すことができました。「なぜ」と物事を深く追求する習慣が身につきました。」

得意科目から、その人間の内面が読み取れますね。

企業の業務にどのように活かすか」は、完璧に書くことはできないと思います。
職務経験がないのだから、イメージで書けば十分です。


これはダメな例文

「得意科目は数学の解析学です。解析学の知識をマーケティングに活用したいと考えております。」

「得意科目は国語です。正しい言葉遣いでお客様とコミュニケーションをとりたいと考えております。」

「得意科目は体育です。体力には自信があるので、フットワークを活かして、貴社の業務に貢献したいと考えております。」

ダメな例文は、共通している欠点があります。

「人間性(内面)が書かれていない」

採用担当者は、得意科目に書かれている内容から、

その人間がどんな人物なのか

を知りたいのだから、肝心なところがないと意味が無くなってしまいます。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

良いエピソードが浮かばなかったり、業務への関連性が出てこなかったりと骨の折れることと思います。

今後、40年間も働く可能性がある企業に入るためですから、素晴らしい得意科目をアピールしてみてはいかがでしょうか。

どの学生も苦手にしているので、素晴らしい得意科目のアピールが書ければ、それだけでライバルに差を付けるられるのですから。