(2020-6-23更新)
新卒で会社に入社すると、最初に苦労するのが人間関係ですね。
学生時代は、新学期にクラス替えが合っても、同じ年なので気軽に話しかけて仲良しになることができましたが、社会人になるとそうはいきませんね。
「周りの人は年上で新人は自分だけ」
新卒では、「年下で新人」と低い立場で入社するので、なかなか声をかけられないと思います。
そればかりか、自分の親よりも年上の社員とも上手に付き合っていかなければならないので、なんて会話すればいいか悩んでしまいますね。
今回は、新入社員が会社の職場に馴染むために実践することを心がけることを解説します。
職場に馴染むために行う3つのこと
1.自分から積極的に挨拶する
当たり前と思うかもしれませんが、人間関係を構築するためには、何といっても「挨拶」をすることです。
例えば、新人が毎朝元気よく挨拶してくれたら、それだけで「いい人」だと思ってしまいませんか?
挨拶は相手を味方にすることができる魔法のような言葉ですが、口先だけの挨拶では全く意味がなく、正しい挨拶はズバリ次の3つです。
- 相手の目を見る
- 元気な声を出す
- 笑顔で行う
いかがですか?
皆さんの周りを見ても、この3つを実践できている人はほどんどいないと思います。
パソコンの画面を見ながら挨拶していたり、小さな声でボソボソと挨拶したりと、毎日会っている同じ職場の人だからと「マンネリ化」しているのが実情でしょう。
だからこそしっかりと挨拶をすることで、「今年の新卒は感じがいいな」と周りから好印象を持ってもらえるのです。
2.分からないことは積極的に聞く
新卒社員は、アルバイト経験こそあっても社員として働くことは初めてなので、分からないことだらけでしょう。
仕事の内容だけでなく、会社や職場のルールなどを知っている訳がありません。
さらに、職場では様々な「略語」が使われているので、最初は何言っているかさっぱり分からないと思います。
「それは、サーバーにあるから提出して」
(解説:部門共有サーバーに申請書があるから、印刷して提出して!)
長く働いていると、単語がどんどん省略されてきますので、新卒社員相手にも「つい」言ってしまうことがありますので、分からないことは遠慮しないで聞いて大丈夫です。
新卒社員の特権で、どんどん聞いても誰も怒ったりしませんから。
質問をして教えてもらったら、「ありがとうございます」とお礼を言うことで、お互いの人間関係が構築されます。
分からないまま仕事を進めることはNG
逆に、分からないことを聞かずに「自己判断」で物事を進めてはいけません。
「聞きずらいから、勘でやってみた」
これでは仕事でミスするかもしれませんし、何と言っても職場の人たちと人間関係構築できません。
勇気をもって見た目が怖い社員に質問したら、優しく教えてもらい、さらに「分からなかったらいつでも聞きに来な!」と親しくなれる事だってあるのですから。
3.職場の飲み会には積極的に参加する
職場では、歓迎会をはじめとして「花見」や「暑気払い」、「納会」、「忘年会」、「新年会」、「決算祝い」などのあらゆる名称(名目)で飲み会が行われています。
飲み会というのは、お酒好きが飲みたいから行っているわけでなく、親睦や慰労のために行われるので、職場の人たちに馴染むために積極的に参加して、上司や先輩たちと会話をしたり質問をしたりしましょう。
飲み会で会話したことで、次の日から優しく面倒を見てくれるようになったと良好な関係になることもあります。
なお、上司に飲みに誘われたら是非誘われましょう。
詳しい理由は、関連記事で解説しています。
【関連記事】
飲み会の無礼講はウソ!勘違いして失敗しないために心掛けること
まとめ
いかがでしたでしょうか。
会社には自分の倍の年齢や定年間際の社員も多くいます。
大学時代までは、年上と付き合っていたとしても自分より3~4歳年上だったと思いますので、戸惑うのも当然です。
せっかく就活で志望企業に入れても、馴染めずに数年で辞めてしまう新入社員は実に多いです。
会社ではひとりで仕事をすることができませんので、今まで馴染めなかった人は、まずは挨拶から始めてみてはいかがでしょうか。
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