(2019-6-1更新)

10月になると企業で内定式が行われます。

この時期は学校イベントやゼミ、卒論などで忙しいので、できれば内定式を欠席したいと考えている学生いるのではないでしょうか。

今回は、内定式に参加すべき理由と欠席した場合のデメリットについて解説します。

内定式とは

内定式

就活で内々定となっている大学4年生に対して、正式に内定通知を渡す式典のことで、多くの企業は10月上旬に行われます。

また内定式では、内定承諾書(入社承諾書)を提出させることが慣例となっています。

参加すべき理由

これからお世話になる会社の式典ですから、本来は「出席して当たり前」です。

社会人になると、会社行事に欠席することはありえませんが、まだ学生ということで、多少は許されることがあります。

入社に向けての説明がある

内定式では、会社の社長や役員から挨拶があり、また、会社の経営方針やビジョンなどの情報提供から、入社に向けての心構え準備などの説明など、内定者にとって有益な情報を得る機会です。

先輩社員や同期との親睦会がある

また内定式後には、会社役員や先輩社員が参加する懇親会が行われます。

この懇親会では、先輩社員と直接話をすることができるので、実際働くイメージが付きますし、同期と顔合わせの場になることもあるので、人間関係を構築するチャンスの場です。

この内定式に欠席してしまうと、先輩社員や同期と関係構築に出遅れてしまい、4月以降に壁ができてしまう可能性があります。

内定式を欠席することは可能

内定式は、建前上は任意参加となっているので欠席することは可能です。

ただし、4月からお世話になる会社なので、内定式に欠席することで不利になると考えて、ほとんどの学生は参加しているのが実情です。

欠席したことで内定取り消しはない

内定式は、建前上は任意参加なので、内定承諾書(入社承諾書)を提出すれば入社することができるので、欠席したことを理由として内定が取り消しされることはありません。

社会人になったら「会社行事」に参加することは、「当たり前」のことなので、理由もなく欠席することは何らかのペナルティがあることでしょう。

ただし、入社前なので「予定が重なった」時は、理由を説明すれば欠席することは可能です。

欠席のリスクもある

入社後も内定式を休んだ学生という扱いをされる

欠席をすることで人事や社員から、「内定式を休んだ人」と悪い印象が持たれてしまいます。

会社では、どんなに優秀な人間でも一人で仕事をすることができません。
特に新卒社員は、同僚や先輩社員など多くの人から支えられながら少しずつ仕事を覚えていきますが、内定式は休んだことで、他の社員と距離が取られてしまい、仕事でわからない時や困った時に、どうしても壁を感じてしまいます。

他の内定者に遅れをとる

内定式では、入社に向けた説明や準備しておくことなどの情報が得られますが、欠席してしまうとそういった情報が得られないので、内定者に大きく差をつけられてしまいます。

また、内定者と連絡先を交換するチャンスを逃してしまうので、4月以降、同期同士仲良くしているのに、自分だけ孤立しがちになります。

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どんな理由なら欠席が可能か

内定式を休む場合は、企業側(採用担当者)が納得できる理由を述べなければなりません。

いつまでも学生気分で、安易に「めんどくさいから」や「忙しいから」と欠席してしまうと、入社してから後悔することになるでしょう。

冠婚葬祭と重なった場合

身内に不幸があった場合は、「内定式」だけでなく、入社後の様々な行事も優先して欠席することが認められます。

ただし、休みたいからと言って「親戚が急病」という理由を使うことは許されませんし、バレた時のあなたの評価は最低となることを覚悟しなければなりません。

学校イベントと重なった場合

学生の本分は学業なので、授業や発表会などと重なった時は、ちゃんと理由を説明すれば採用担当者も理解してくれるでしょう。

ただし直前になって、「学校イベント」を理由に使った場合は、欠席したいから「取って付けた理由」と悪い印象が持たれてしまいます。

学校イベントの重なった場合は、内定式の案内があったらすぐに連絡することが大切なことです。

嘘の理由はばれる

嘘の理由はダメ

「学校」を理由にして欠席しても、同じ大学の別の内定者が出席した場合、採用担当者から聞かれてウソがばれるリスクがあります。

どんな理由であっても、「嘘の理由」をついてしまったら、会社を退社するまで「嘘をつき続けなければ」ならず、どこかでボロが出てしまう事があります。

このため、冠婚葬祭や学校イベントなどの「やむを得ない理由」の場合を除いて、出席することを心がけましょう。

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欠席連絡は電話で行う

内定式の欠席連絡は電話で行わなければなりません。

電話で連絡すると理由を聞かれるので、メールで済ませたい

と、ついメールを使いたくなりますが、社会人になると、大切な内容は「直接伝える」ことがマナーとされます。

また、採用担当者も忙しい時期には1日100通以上のメールが届くので、欠席連絡メールを見逃したら、

無断欠席扱い

になるので注意が必要です。

欠席してもフォローを行いやる気を見せる

内定式を欠席したら、「マイナス」を取り返す必要がありますので、

  • 「内定承諾書(入社承諾書)の提出方法」
  • 「入社に向けた課題や準備物」

などを確認して、やる気のあるところをアピールしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

内定式の欠席は、「やむを得ない理由」の場合は可能ですので、単位を落とすことを覚悟してまで出席することはありません。

ただし、上記で説明した通りデメリットがありますので、「めんどくさい」などの理由では欠席すべきではありません。

なお、欠席連絡は、必ず電話で行い、「謝罪」を伝えることを忘れないようにしましょう。