(2019-5-31更新)

就活で、エントリーシートや履歴書に書ける資格を持っていないという学生もいると思います。

全く資格がないと、面接官から「資格を取得しようと思わなかったのですが?」とツッコミの質問がされたり、「学生時代に遊んでいた」とマイナス評価をされたり、ライバルに大きく差をつけられてしまいます。

ただし、資格はやみくもに取ればいいものではないので、就活にも有利になり、さらに社会人になってからも役立つ資格を取ることが望ましいです。

今回は、文系の学生が取得すならこの資格というものを紹介します。

資格は万能ではない

「業務独占資格」と呼ばれる弁護士や税理士、公認会計士、医師、看護師、薬剤師などは、資格が無いとその業務を行うことができないので、資格保有が採用条件となります。

ただし、それ以外の資格は、能力の証明にはなりますが、資格だけで採用されることはほどんどないのが現状です。

資格のアピールはプラスアルファ

このため、就活での資格の位置付けは「あくまでもプラスアルファ」ということを頭の片隅に入れて自己PRを行うことが原則です。

「○○資格を持っています」

資格を前面に出してアピールするのでははく、

△△を活かした仕事をしたいので、○○資格を取得しました

やりたいことの延長として資格を取得したというアピールの方が説得力があります。

知見を広める資格を目指す

資格は取ったら終わりではありません。

これから紹介する資格も、就活のためだけでなく、「就活+将来の知見を広める」ために取るくらいの気持ちが良いでしょう。

文系学生が取るならこの資格

ファイナンシャル・プランニング技能検定

お金のライフプランニングや資金計画、リスク管理から資産の運用まで、自分や顧客のステージに応じたお金のアドバイスや提案をするために必要な知識が要求される資格です。

銀行や証券、保険会社などの金融系の仕事を目指している場合は必須の資格で、取得していないと「やる気」を疑われてライバルに差をつけられますので、学生のうちに取っておくべきです。

もちろん、その他の業界を志望していても、お金の知識を有しているということで、「しっかりとしている人物」との評価がされることもありえます。

★試験概要ホームページ

一般社団法人 金融財政事情研究会

★試験日

  • 年3回(5月、9月、1月)

★受験料

  • 2級:学科、実技ともに4,500円
  • 3級:学科、実技ともに3,000円

★特徴

  • 国家資格で、合格することで「ファイナンシャル・プランニング技能士」を名乗ることができる「名称独占資格」です。
(下に続く)

自動車免許

運転免許証

最近は取らない人が増えてきましたが、いざという時にないと困るのが自動車免許です。

都内に住んでいても、独身のうちはそれほど必要性は感じられないかもしれないですが、結婚して子供ができると出かけるのに車がないと不便な場合が多いです。

教習所に通うと、学科と実技で60時間、その他仮免試験と卒業検定、試験場試験まで含めると、70~80時間のまとまった時間が必要になります。

このため、社会人になってから取ろうとすると、アフター5と土日だけでは、3~4か月もかかってしまうので、それだけ長いと覚えたことも忘れてしまい、とても効率が悪いので、途中挫折してしまうかもしれません。

運転免許は、学生のうちに取るべき資格ではないかと考えています。

なお、履歴書への運転免許証の記入方法は、以下関連記事で解説しています。

★取得までの日数

  • 合宿:14日程度
  • 通学:1か月~3か月程度

簿記検定(日商簿記)

企業は営利を目的としているので、売上原価、資産、負債などの知識が体系的に必要になる簿記検定の知識は社会人には必要不可欠なものです。

就活では、財務や経理部門を希望しているのであれば、日商簿記検定の2級は必須で、その他の職種の場合でも、3級(できれば2級)を取得していれば、会社のお金の流れと理解しているとプラスの評価をされることもありえます。

ただし、日商簿記検定の3級は、個人商店レベルの仕訳や決算書が試験範囲なので、企業の財務諸表などを読み解くには2級会計の知識が必要です。
このため、まずは3級の勉強を始めて、興味を持っていたら2級の勉強をしてみてはいかがでしょうか。

★試験概要ホームページ

日本商工会議所 簿記検定

★試験日

  • 年3回(6月、11月、2月)※2月は、2~3級のみ

★受験料

  • 3級 2,800円
  • 2級 4,630円
(下に続く)

TOEIC(TOEIC L&R)

TOEIC

企業のグローバル化が進み、英語圏の人たちとの交流が当然になってきています。

直接関わらなくても、世界の最新ニュースはまず英語で発信されますし、機械など輸入品の説明書は英語だったなんてことも珍しくないので、英語が出来ると出来ないでは、仕事に差が出てきます。

TOEICは、「Test of English for International Communication」の略で、英語を母国語としない者を対象にした、英語による国際コミュニケーション能力を評価するテストとして、日本では2017年に270万人が受験しているほどの有名な試験です。

試験は、次の3種類があり

  • TOEIC L&R(聞く、読む能力をテスト)
  • TOEIC S&W(話す、書く能力をテスト)
  • TOEIC Bridge(初心者向け)

L&Rが受験する人が全体の90%なので、TOEICというと「L&R」を指すというほどです。

TOEICの特徴は、試験結果が合否でなく、「10~990点」のスコアで評価されるので、大学生としては、最低でも「600~700点」を超えることを目標にしましょう。

この600~700点以上は、履歴書に書ける目安となる点数だからです。詳しくは、以下記事で解説しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

何か資格を取得したいが、何を選んでいいか分からないならば、この記事を参考に狙いを定めてみてはいかがでしょうか?

ただし、紹介した資格が必須のものではないので、自分に別の目標がある場合は、その目標に向かって勉強すべきです。