(2020-7-11更新)
みなさん目標を立て勉強をする人は多いと思います。
「今年こそは、毎月2冊本を読む」
「英会話をマスターする」
ところが、今年の目標を立てても達成できず、毎年同じ目標を繰り返している人はいませんか。
目標が挫折するのは意志が弱いからだと諦めてしまいがちですが、実は、ちょっとやり方を変えるだけで、達成できるようになるなら、ぜひ試してみたいと思いませんか?
今回は、失敗しない目標の立て方と習慣化のコツを解説します。
何故途中で挫折してしまうのか?
自分の夢やキャリアアップに向かって「目標」を立てても、なぜか三日坊主で終わってしまうのは、仕方がない面があるのです。
なぜなら、社会人には仕事や付き合い、そして家事と、毎日やることがたくさんあるのに、忙しい合間に「わざわざ」時間を作って頑張ることは大変なことだからです。
ただし、忙しくても目標を達成している人がいるので、どこかに原因があるはずです。
- 目標が高すぎる
- 何故その目標なのか目的が曖昧
- 習慣化できていない
おそらく長続きしないのは、「1年後に○○資格と取得する」などと、漠然と高い目標を立ててしまったり、実現するための勉強の習慣がなかったりするのが原因であることが多いです。
このように書いてしまうと、「そんなの分かってる」とお叱りを受けてしまいそうですが、本題の「忙しさに負けない長続きのコツ」を順番に解説します。
長続きするためのコツ
何か目標を立てて実行することは大変なことなので、どうしても後回しにしてしまいます。
食事後にテレビを観てくつろぐ方が楽なので、わざわざ読書なんかしないで、テレビを観て眠くなったら寝たいですね。
これはあなたが怠け者だからでなく、人間誰でも面倒なこと手間なことを避けて、簡単にできて楽なことを選んでしまうものです。
でも、逆に「簡単にできる」ように工夫してあげれば、読書だって英会話だって、あなたのやりたい目標だって無理なく続けられることができてしまいます。
ではどうしたら、挫折せずに続けることができるでしょうか。
手の届く目標にする
目標は高かったり、達成までに時間がかかったりすると、途中で挫折しやすくなります。
例えば、「TEICで800点取る」と目標を立てても、現状の実力が600点だったら、長い道のりなので途中で挫折してしまうのではないでしょうか。
それなら、今年は650点にして毎年50点ずつ増やした目標の方が、毎年、達成感が味わえるので、頑張る気力が続きます。
ただし、テストの点数を目標にすると受験してみないと達成しているかわからないので、モチベーションが続かないこともあります。
そんな時は、「目に見える具体的な目標」にすることです。
目に見える具体的な目標にする
上記のTOEICで650点を目標にしても、現在の点数がすぐ分からずモチベーションが続かず
「昨日勉強したから今日はお休み」
とさぼり癖が付いてしまいます。
こんな時には、毎日達成可能な目標に置き換えて
「毎日、TOEICの参考書を1ページマスターする」
これなら、参考書1ページマスターなら苦にならないし、毎日、「今日も目標達成した」と達成感を味わうことができるのでモチベーションが維持することができます。
「1ページでは少なくないか?」
と思う人もいるでしょう。
でも、毎日1ページなら1年で365ページ、つまり分厚い参考書1冊マスターできてしまうのです。
今まで挫折して勉強が進まなかったことと比較すれば、その差はハッキリ分かりますね。
目的をハッキリさせる
毎日達成可能な目標を設定しても、「そもそも何でこの目標なのか?」が曖昧だと、やっぱり続かなくなってしまいます。
「社内の昇進試験で700点が必要だから」
「海外旅行で英語だけを使って交流したい」
目的がハッキリしていると、挫折しそうになった時に頑張れますので、もし目的が曖昧でしたら、「給料が○○円上がるから」などと多少こじつけでも目的を明確にしておきましょう。
習慣化する
ここまで、「毎日達成可能な小さな目標」、「目的をハッキリ」させましたが、最後に考えることは、「いつ行うか」です。
例えば、毎日10分で達成できる目標でも、いつ行うかを決めてないと、
「あとでやろう」
と後回しにしてしまい、「今日は疲れたから明日取り返そう」と挫折の道を進んでしまいます。
毎日確実に行うためには、
- 「朝起きたら最初に行う」
- 「夕食後に行う」
- 「入浴後に行う」
と毎日行う行動に結びつけてしまうことで、習慣化することができます。
行うタイミングを決めてなく「空いている時間に」行おうとしても、ズルズル先延ばしされて結局挫折してしまいます。
習慣化されてくると、何も考えなくても無意識に行うようになります。
例えば、朝起きて家を出るまでに無意識に行っていることをあげてみると、
- 「シャワーを浴びる」
- 「髪の毛を乾かす」
- 「朝食を食べる」
- 「歯を磨く」
- 「着替える」
- 「化粧をする」
- 「バックを持つ」
- 「スマホをポケットに入れる」
- 「家の鍵をかける」
どんなに寝ぼけていても、これらのことは無意識にできますよね。
それは、習慣化されて無意識にできるようになったからです。
つまり、読書だって英語の勉強だって、同じように習慣化してしまえば、身体が勝手に行うようになるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
大きな目標に向かうよりは、小さな目標を毎日達成する方が、気分的に楽なので続けやすくなります。
そして、習慣化して無意識に身体が動くようになれば、目標というプレッシャーを受けることがなく達成できてしまいます。
それでも飽きたりマンネリ化したりした時のために、
「1週間続けたら、自分にご褒美をあげる」
達成する喜びや楽しみがあれば、読書も勉強も楽しくなるかもしれません。
そして、目標を達成して生活が充実したら幸せですね。
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