(2020-7-31更新)

内定を取るために必死に頑張ってきた就職活動。

卒業が近づくにつれて、働くことが不安になってきませんか?

この会社に入って大丈夫だろうか?

社会人としてちゃんと働けるだろうか?

社会人となることへの不安や憂鬱な症状が、いわゆる「内定ブルー」という症状として現れてきます。

学生から社会人に変わる節目ですから、誰だって不安になるのは当然のことですが、いつまでも内定ブルーから抜け出せなかったら、残りの学生生活がつまらないですね。

今回は、内定ブルーの原因と上手な解消方法を解説します。

内定ブルーとは

内定後に、企業に対する不安と、自分の能力や社会人として働くことへの不安を感じることで、主に就活生がこの症状に陥りやすいです。

もちろん就活生だけでなく、転職で内定をもらった時に内定ブルーになってしまう人もいます。

社会人としてやっていけるのか

新しい会社で適応できるのか

誰だって、環境が変われば不安になるのは当然のことです。

それでは、順番に原因と不安解消法を解説します。

憂鬱になる原因は?

内定ブルーで不安

内定ブルーは、就職活動で内定が決まり、卒業が近くなるにつれて起こる入社への不安のことです。

就活が始まると、業界・企業研究から始まり、インターンシップやOBOG訪問、そして応募書類の作成、そして面接と、毎日寝る間も惜しんで頑張ると思います。

ところが、やっとの思いで内定を手にした時に、ふと緊張感から解放されると

4月から働くことになるのか・・・

本当にやりたい仕事なのか・・・

今まで考える余裕なかったことが、心配になってしまうものです。

でも安心してください。
内定ブルーは誰にも起こることで、時間と共に不安が和らいできますが、すぐに解消したいですね。

次から、内定ブルーの原因と不安と解消法を紹介しますので、ぜひ実践してみてください。

1.会社に対する不安

しっかり企業研究をして、会社訪問の先輩方や面接官の人柄も良さそうだったので入社を決めたが、

  • 本当にこの会社に入っていいのだろうか?
  • 他にもっと良い会社があったのではないか?

と不安になってしまう学生は結構います。

特に、インターネットの掲示板なので、「企業の悪い書き込み」を見てしまったら、途端に不安になってしまう内定ブルーに陥ってしまいます。

2.自分の能力に対する不安

エントリーシートや面接の受け答えで、

  • 私は○○が得意です!
  • 長所は忍耐力があることです!

と自信気にアピールをして内定を獲得したが、冷静に考えると本当にアピールした能力があるだろうか?

「うちに来た新卒社員、ぜんぜん使い物にならない」

と職場の人から言われないだろうか?
入社が近くなると、日に日に不安が増すことが原因の人もいます。

3.環境が変わることへの不安

今まで4年間通い続けた大学を卒業して、初めて会社に入ることになります。

場所や環境が変わることへの不安は、「クラス替え」「高校入学」「大学入学」など学生時代も何度も経験していて、変わることへの不安や恐怖を知っているので、卒業が近くにつれて入社に対する不安が大きくなってしまいます。

4.働くことへの不安

環境の変化と似ていますが、会社で働くことへの不安はどの就活生も感じるのではないでしょうか?

今までは、自分の3~4歳年上の先輩と部活やサークル活動などをした経験がありますが、会社に入ると親と同じ年齢の上司・先輩や60歳の大ベテラン社員とも接しなければならなくなります。

また、年齢だけでなく職場には怖い社員や仕事に対して厳しい社員がいるので、上手にやっていけるか不安に感じる人もいると思います。

「新人+年下+未経験」という一番弱い立場で入社するので、不安だらけになるのも無理はありません。

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不安になるのは正常なこと

就職や転職は、新しい会社・職場にたった一人で入ることだから、不安になるのは当然です。
例えば、人間関係が出来上がっている中に放り出された「転校生」と同じですね。

その中で、仕事で結果を出さなければならないプレッシャーを考えれば、多かれ少なかれ「内定ブルー」になるのではないでしょうか。

それでは、内定ブルーの原因が分かったところで、上手な気持ちの切り替え方法を解説します。

(下に続く)

内定ブルーの解消法

1.実際に企業で働いてみる

内定ブルーの解消として働く

企業への不安と環境の変化や働くことへの不安の時は、会社で働かせてもらうことで解消する場合が多いです。

今まで接してきた、OB訪問の先輩や内定者懇親会で知り合った先輩社員たちは、会社の顔ともいえるできる社員の部類の人たちなので、実際に働く職場には様々社員やパートの人たちもいるのでギャップを感じることがあります。

それならば、入社までの期間に内定先企業で働かせてもらえば、不安が解消するのでははいでしょうか。

採用担当者に相談して、インターンシップかアルバイトとして働きたいことを伝えれば、受け入れてくれることもあります。

入社前に働くことは、内定ブルーの解消だけでなく、業務知識やビジネスマナーなどが入社前に身に付けることができるので、同期に差を付けられるメリットもあります。

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(下に続く)

2.読書や勉強をして自分を磨く

内定ブルーの解消として勉強する

自分に自信が無い場合は、自分を磨いて入社を迎えることをおススメします。

読書でもいいし、専門分野でもいいし、全く新しいことでも構わないので、知識を身に付けて自信を取り戻しましょう。

この場合、「月2冊本を読む」などの達成可能な目標を決めることが効果的で、目標を達成することで「やればできる」と自信がつくので、今までの不安がいつの間にか解消されていることもあります。

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3.趣味やスポーツに没頭して忘れる

内定ブルーの解消としてスポーツに熱中する

最終手段は、好きなことに全力投球して不安を忘れることです。

時間があるときは、趣味でもスポーツでも、自分が夢中になれることを行えば、就職の不安なんて忘れてしまいます。

時間や心に余裕があるから不安になるので、寝る間を惜しむほど夢中になってしまえばいいのです。

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(下に続く)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

就活中は、他のことを考える余裕がないほど忙しかったから、先の不安なんて一切感じていなかったのに、内定をもらい時間に余裕ができると、色々と考えすぎてしまい内定ブルーになってしまうものです。

学生から社会人に変わるのですから、不安がない人なんていません。
他の学生も多かれ少なかれ不安を抱いているし、OBの先輩方も経験してきたことなので、

誰もが通る道

と割り切ってしまいましょう。

40年間の会社生活では、もっと辛いことを山のように経験しますから。

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