(2020-7-16更新)
就活も終わり時間に余裕ができたので、友達と遊んだり趣味をしたりして思い出を作る人もいれば、アルバイトをする人もいると思います。
この時期にぜひおススメしたいのが、長期インターンシップへの参加です。
「インターンシップは会社選定や内定のためでは?」
と思われるかもしれませんが、入社後に思い描いていたイメージとのギャップをなくすために、インターンシップに参加する学生もいます。
また最近は、内定した企業とは全く違う業界でインターンをする学生もいます。
今回は、内定者が長期インターンシップに参加するメリットについて解説します。
内定後インターンシップのメリット
買い手市場の就活では、3年生~4年生の春には内々定を貰ってしまい、1年間も自由に使える時間ができる人もいると思います。
社会人になるとまとまった時間が取れなくなるので、学生のうちに海外旅行・留学など、時間が有効に活用したいですね。
もちろん、学生時代の思い出として存分に楽しむことも重要ですが、社会人に向けて、長期インターンシップに参加しておくことはメリットが大きいのです。
内定先のことを知ることができる
入社後に思い描いていたイメージと違ったために、せっかく入社してもすぐ辞めてしまう学生があとをたちません。
実際に、新卒採用者の30%が3年以内に退職してしまうのが現状ですので、入社前に内定先企業でインターンとして働きながら、自分の肌に合うか合わないかをしっかり把握しておくことで、入社のミスマッチが防げるのではないでしょうか。
入社して「イメージが違う」「社風が合わない」という理由で退職するのは、事前にインターンシップに参加しておけば防げることですね。
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入社後にできない経験ができる
長期インターンシップでは、配属予定部門以外で働くこともあり、自分の専門分野以外に携わることもあります。
例えば、経理に配属予定の学生を、営業や開発部門、または工場などで働いてもらい、様々なことを経験してもらうと配慮してくる企業もあると思います。
こうした経験は入社後にはなかなか経験できないので、特に、定期的な人事異動がない会社に入社する場合は、
「入社後は他部門を経験できる機会がない」
将来、インターンシップに参加しておいてよかったと思うようになるかもしれません。
他社を経験できる
インターンシップで働くことができるのは、内定先企業だけではありません。
それほど多くありませんが、他社内定者を受け入れてくれる企業も存在します。
特に、社歴の新しい企業やベンチャー企業は、大手企業に比べて積極的に受け入れてくれる傾向があります。
通常、新卒で入社すると「その会社のやり方が正しいもの」と信じでしまいます。
例え、このやり方が間違えているのもであっても、他社を経験していないので、正しいか間違えかの判断ができないからです。
また、別の会社の経験があったために、幅広い見識を持つことができたり、人脈が広がったりするメリットもあります。
「入社後もインターン先の人と交流が続いている」
同期よりも先にビジネスマナーや実務を身に付けられる
同期が学生生活を楽しんでいる間、インターンシップでビジネスマナーやスキル、実務経験をすることができるので、入社後には明らかに差が付くだけなく、
「内定後インターンシップに参加した社員」
という高評価が、同期に対して昇給・昇進で差が付くことだってあります。
内定後にもインターンシップに参加することで、人事からは「やる気のある学生」と評価されますし、入社前に社内の人脈を築いているので、悩んだり困った時にも先輩社員が助けてくれることでしょう。
目的に合わせてインターン先を選ぶ
内定後インターンは、「どんな目的で参加するのか?」目的をはっきりさせると効果が高いです。
- 内定先企業をよく知りたいか?
- 他社を経験しておきたいか?
また、他社のインターンに参加する場合でも、なんとなく参加するのではなく「何を学ぶ」かを明確にして選定することが肝心です。
- 同規模の会社
- あえて違う規模の会社
- ベンチャー企業やNPO法人など
目的に合わせて受け入れ先を選定することが肝心で、今しか経験できない貴重な体験をすることも可能です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
意外と思われた人もいると思いますが、インターンを上手に活用することで、ひと回りもふた回りも大きく成長して社会人を迎えることができるのです。
また、終身雇用制度が崩れている現在では、インターンシップとは言え、「どれだけ経験を積んだか」で将来の転職や独立で威力を発揮するので、どうせ参加するなら、将来を見据えて選んでみてはいかがでしょう。
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