(2019-11-11更新)

内定をもらえるタイミングは企業によってバラバラです。

面接翌日に内定が出る会社もあれば、1週間経ってやっと内定をもらえることもあるので、

「複数の内定を検討して結果を出したい」

事前に上手に面接日程を組んでも、第一志望の内定がなかなか出なくて、他社への返事を保留したい状況になることがあります。

今回は、角の立たない上手な内定保留の方法とマナーを解説します。

内定保留とは

内定保留

採用面接で内定を貰った場合、通常は3日程で入社か辞退の回答をしますが、この返事を一時的に先延ばしをすることです。

内定保留をした場合、一部の人気企業を除いて、受け入れてくれることがほとんどです。
ただし、なぜ保留するのかを説明する必要があり、この理由の説明で失敗すると、

うちは、第一志望ではないな・・・

このように採用担当者にバレてしましますので、あとで説明するトーク例を参照して自分の言葉で説明することが重要です。

保留は何日待ってもらえる?

内定保留期間は、あなたの能力や他の内定者の状況など、様々な事情で変わりますが、

基本的に1週間~10日程度

企業は採用計画があり、来るかどうかわからない人を長期間待っている余裕がありませんし、また、次点合格者(※1)を待たせていることもあるので、いつまでも保留で待つことができない事情があります。

(※1)次点合格者とは、内定辞退者が出た時に、代わりに合格とする応募者のことで、次点者を用意いておくことで、辞退されても欠員を避けることができます。

内定取消は?

保有を行ったからといって、内定を取消されることは通常ありませんが、次の場合は取消しとなる場合があるので注意しましょう。

  • 内定保留を受け入れてくれなかった
  • 保留期間を過ぎても返事をしなかった

企業によっては、内定保留を受け入れてくれないことがあり、「承諾しないなら辞退として扱います」と厳しいことを言われることもあります。

また、待ってもらった保留期間を過ぎても返事をしなかったら、当然、取消しされることがありますので、期限内に返事をしなければなりません。

内定保留マナー

内定保留は、内定後3日以内に行うことがマナーです。

内定をもらっても、いつまでも返事の連絡をしないで、企業から催促されてから「保留します」と言うようでは、社会人としてのマナーが疑われてしまいます。

ビジネスでは、返事や連絡を放置していしまうと、顧客からの信用を失ってしまいますので、「報告、連絡、相談(ホウレンソウ)」ができない人と判断されて、

それなら取り消します

このように、採用担当者から冷たい返事を言われても仕方がありません。

電話で行う

内定保留という大切なことを、「言いにくいから」といってメールだけで済ませてはいけません。

本来、内定をもらったら「速やかに」承諾か辞退を伝えなければならないことを、無理に待ってもらう訳ですから、しっかりと礼を尽くして、直接言葉で伝えることが最低限のマナーです。

電話+メールは丁寧な方法

内定保留をしたことで、採用担当者からマイナスイメージを持たれてしまったので、少しでも取り返すために、電話連絡後にメールでお願いをしておくことで、「保留はしたけど、誠意がある人」と思ってもらえることもあります。

保留での悪い印象を挽回するためには、手間は惜しんではいけません。

エージェント経由

転職活動では、エージェントを利用している人も多いと思いますが、エージェント経由で応募した場合は、内定保留の連絡はコンサルタントにお願いすることになります。

自分で、企業に直接連絡してしまうと、コンサルタントが「保留したことを知らない」行き違いが起きてしまいますので気を付けましょう。

電話トーク例

基本的な電話トーク文例を、「他社を理由にする場合」と「家族を理由にする場合」の2パターン紹介しますので、参考にしてください。

内定のお返事について、大変恐縮ですがしばらく猶予を頂きたいと思いご連絡差し上げました。

(採用担当者):どうされましたか?

【他社の選考を理由にする場合】
他にも選考中の企業があるため、そちらの結果を踏まえた上で、慎重に判断したいと考えておりますので、○○日までお返事をお待ちいただくことは可能でしょうか。

【両親に説明することを理由にする場合】
入社について、両親に説明をするために、実家に帰省したいと考えております。家族にも喜んでもらうために○○日までお返事をお待ちいただくことは可能でしょうか。

(採用担当者):わかりました。なるべく早めに連絡をください。

ありがとうございます。こちらの事情で御社にご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありません。


期限は必ず伝える

内定保留する時は、「いつまでに返事をするか」を伝たえなければなりません。

ビジネスでは、延期などに期限の設定しないことは拒否と同じことですので、

とりあえず引っ張れるだけ引っ張ろう

との考えで挑むと、いつの間にか内定を取消されることもあります。

(下に続く)

保留後の対応

内定を承諾する場合

保留にしてよく悩んだ末に、承諾をする場合は、

  1. 期限までに
  2. 電話で承諾を伝える

この時、保留で迷惑をかけてしまったのにで、丁寧にお詫びを添えることが重要です。

内定(入社)承諾書の郵送方法は、以下関連記事で詳しく解説しています。

辞退をする場合

第一志望や他の条件の良い企業の内定をもらった場合などは、辞退をしなければならなくなると思います。

  1. 期限までに
  2. 電話で承諾を伝える
  3. お詫びメールを送る(できれば)

保留で企業を待たせてしまった挙句に、辞退をするというのは、採用担当者の気分は良いものではありませんので、特に丁寧にお詫びをしなければ、納得してもらえません。

ご自身に非があるので、許してもらえるように何度も誤ることが必要になるのではないでしょうか。

(下に続く)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

内定保留は、就活・転職共にどうしても必要になってくる場面があります。

管理人も転職をした時に、3日間に最終面接を6社受けて、同時に内定をもらう作戦で面接日程を調整しましたが、それでも最初の内定と最後の内定が1週間以上空いてしまって、保留をせざるを得ない状況になってしまいました。

それでも、事情を丁寧に説明したために、全ての内定が揃うまで待ってもらうことができましたので、誠意を持って対応することの大切さを身にしみて感じました。

この記事を読んでいる皆さんも、保留は怖くはありませんので、焦って入社するよりは納得のいくまでじっくり考えてから、気持ちよく入社しましょう!