(2020-6-23更新)
新卒社員の皆さん、入社早々遅刻なんてしていませんか?
「朝起きれなかった」
「電車が遅れて遅刻した」
始業時間ギリギリに駆け込んだり、ちょっとアクシデントがあった程度で遅刻しているようでは、「学生気分で働いているのか」と上司や先輩社員から呆れられてしまいます。
新入社員だからという訳ではありませんが、入社したてで仕事を教わっている時は、早めに出社する意気込みが欲しいですね。
今回は、新入社員が遅刻をしないための準備や心がけについて解説します。
何故時間を守る必要があるのか
学生の頃は、授業の開始時刻に教室にいればよく、先生によっては5~10分くらいの遅刻なら出席扱いしてくれることもあるかもしれません。
ただし、会社は学校とは違い、始業時間には「仕事を始められる」状態でなければなりません。
始業ギリギリに着いて、パソコンも立ち上がっていないようでは、とても仕事が始められる状態ではありませんね。
仕事は一人で行うものではない
たとえ「黙々と事務作業をしている」場合でも、あなたの完成を待っている人がいます。
また、始業時間になれば、顧客や業者など外部の人が電話やメールをしてきて、すぐ対応をする必要があることもあります。
会社で働いている以上、仕事は共同で行われるものですから、一人の遅刻が周りの人を待たせたり、同僚の仕事が止まったり悪影響を及ぼします。
それだけでなく、遅刻するようなやる気のない社員がいると、周りの士気が低下してしまい、「今日も頑張ろう」と思っている人たちのやる気が下がってしまいます。
顧客との待ち合わせで遅刻は許されない
仕事をしていると、お客様と待ち合わせをする機会も増えてくるでしょう。
ただし、この待ち合わせでは絶対に遅刻は許されません。
ビジネスは、会社同士、人間同士の信頼関係で成り立っています。
いくらグローバル化が進んで来たと言え、最後は人間同士の信頼関係で取引が成り立つものなので、
「遅刻をする会社とは取引できない」
たった1回の遅刻で、今まで築いた信頼関係が吹き飛んでしまう事だってあり得ますので、待ち合わせは最低15分以上前(重要な場合は30分以上前)に着くように出発しなければなりません。
遅刻をしないために心掛けること
準備は事前に終わらせておく
そろそろ出発の時間って時に、準備物を確認してしまうと、不足物を大急ぎで用意することになるので、出発時間ギリギリか出遅れてしまうものです。
「出発が遅くなったので、駅まで走る羽目に・・・」
こんなことをしているから、遅刻をしてしまうのです。
対策方法は簡単で、次の2つを実践するだけです。
- 準備物は事前に用意しておく(できれば前日に)
- 15分前に着くように経路の確認をしておく
電車は2本前に乗る
社会人になったら、少しくらい想定外のトラブルが起きても遅刻しないのが仕事のできる人の条件です。
このためには、電車やバスに乗る時に、「常に2本前に乗る」ことを心がけておくことが肝心です。
早めに出発しておけば、
「電車の中で時計を見ながら心配をする」
こんな無駄なことをする必要がありませんので、移動中に
- 書類の最終確認
- シミュレーションを行う
ことができるので、「遅刻しそうでハラハラしている」状態と比べたら、着いた後の仕事のパフォーマンスが全く異なってきます。
15分前到着の習慣を付ける
新入社員にお勧めしたい到着時間の目安は以下の通りです。
- 会社への出社:15分前着
- 顧客と待ち合わせ:20分前着
- 上司と同行する場合:30分前着
- 飛行機に乗る場合:1時間前着
上記は目安として、重要度に応じて到着時間を早めるようにしましょう。
実際、顧客と待ち合わせが20分前では近距離なら大丈夫でしょうが、遠方になればなるほど、トラブルに備えて到着時間を早める必要があります。
早く着いたらカフェで待とう
「そんなに早く着いたらどうやって時間をつぶすのか?」
と考えている人もいると思いますが、早く着いたら会社の最寄り駅のカフェなどで時間まで待てばよいのです。
仕事のできる社員は、この時間の使い方が上手で、待っている時間で「話のネタ」を仕込んだり「プレゼンの最終確認」をしたりするのです。
実際に、早朝にオフィス街にあるカフェには出社前の社会人が大勢いませんか?
みんな、パソコンを立ち上げてメールや資料の確認をしたり、読書をしたりして朝の有意義な時間を過ごしているのです。
【関連記事】
まとめ
いかがでしたでしょうか。
社会人は、時間管理をすることも仕事でありビジネスマナーです。
できる人や管理職で、時間にルーズな人はいません。
時間を守れないようだと、いつまで経っても重要な仕事をさせてもらえないだけでなく、昇給や昇進(出世)にも悪影響を及ぼしますので、今までギリギリに駆け込むことが多かったら、これから改めるように心掛けましょう。
【関連記事】