就活は、業界・企業研究をするために、出身大学の先輩を訪ねて情報収集することが重要です。

どれだけインターネットで情報が集められるといっても、ネットは他人の情報に過ぎないので、実際に自分の目で見て感じ取ることに勝る方法はありません。

ただし、先輩方はボランティアであなたの訪問を受け入れてくれたので、OB訪問後にはお礼をしなければなりません。

今回は、OBOG訪問のお礼メールの重要性と書き方のマナーを解説します。

OBOG訪問とは

OBOG訪問とは

大学生(院生)が、業界・企業研究などの情報収集のため、希望の業界や企業に勤めている卒業生を訪問することをいい、訪問相手が女性の卒業生の場合はOGと呼ぶこともある。

  • OB:Old Boyの略で、男性卒業生に使う(または、性別を意識しない時)
  • OG:Old Girlの略で、女性卒業生に使う

なぜお礼メールが重要なのか

お礼メールは感謝を伝えるためでしょ?

と考えるかもしれませんが、実は、お礼メールは感謝以外にも次の意味があるのです。

  • お礼として感謝の気持ちを伝えるため
  • 今後の就活のアドバイスなどを受けるため
  • 将来の人間関係構築のため

それでは、順番に説明していきます。

お礼として感謝の気持ちを伝えるため

社会人になると、学生の頃と比べものにならないくらい毎日が忙しくなります。
そんな中、先輩方は仕事の合間にわざわざ時間を作って会ってくれた訳なので、「会ったら終わり」では、これから社会人になろうとしている人の行動としては失格です。

今後の就活のアドバイスなどを受けるため

先輩たちは、その会社で内定をもらったから現在働いている訳なので、少なくても、その会社で内定をもらえた時のノウハウやコツを聞くことができれば、まさに「鬼に金棒」ですね。

OBOG訪問で知り合った縁を大切にしておくことで、困った時や壁に当たった時にもアドバイスを貰えるかもしれません。

将来の人間関係構築のため

社会人になると人脈づくりが重要と、あらゆるノウハウ本に詳細されていますが、実際にはなかなか外部の人たちと知り合う機会が無いものです。

それなら、今回OBOG訪問で知り合った先輩方と、入社後も続く人間関係を構築してみるのはいかがでしょう。

もし、あなたが他社に入社したとしても、先輩との人間関係が途切れることはありません。

お世話になったのに、他社に入社して、顔を合わせづらい

なんて余計なことを考える必要はありません。
せっかくのご縁を大切にしましょう。

(下に続く)

【文例付き】お礼メールの書き方とマナー

マナー

お礼はすればよいものではなく、下手なメールは逆にあなたの印象が悪くなってしまうので、注意が必要です。

メールの文面は、以下で解説しますが、その前に重要なことがあります。

お礼メールは、当日中に送ること

どんなにすばらしいメールを送っても、1週間後に送っては何の意味もなくなってしまいますので、感謝は早い方が良いので、当日中に送るようにして、どうしても送れない時は翌日午前中までに送信しましょう。

メールの書き方

OBOG訪問のお礼メール

お礼メールの形式は自由ですが、最低限、次の内容を入れないと物足りないメールになってしまいます。

件名

ビジネスメールは、件名を見ただけで内容がイメージできないと相手に不便をかけてしまうので、失礼になってしまいます。

そのため件名は、次のように書くことがベストです。

  • 「OB訪問のお礼(就活大学 転職太郎)」

宛先

宛先は、名刺の記載の通りに書くことが基本で、2回目以降は多少の略称は認められることがありますが、学生のうちは一切略さず書きましょう。

  • 転職マニュアル株式会社
    営業本部 営業部 企画課 山本様

挨拶文

ビジネスメールの挨拶文の鉄板は、「お世話になっております。」ですので、たとえ初対面でも使っても構わないものです。

本文

本文の内容は、次の内容を織り交ぜて自分の言葉で書くことが肝心です。

  • お礼(感謝)の言葉
  • 今後の抱負・決意
  • お願い事項があれば書く
  • 結び(締めの言葉)

結びは、お礼の言葉などで締めるようにします。

  • 本日は、大変貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました

署名

署名は、次の内容を記載しますが、派手な記号などを使うことは控えましょう。

  • 氏名
  • 大学名
  • 学部、専攻
  • 電話番号(携帯電話)
  • メールアドレス

【文例】お礼メール

お礼メール(例)

件名:OB訪問のお礼(就活大学 転職太郎)

転職マニュアル株式会社
営業本部 営業部 企画課 山本様

お世話になっております。
本日、OB訪問に参加させていただきました、就活大学 転職太郎です。

本日は、業務のお忙しい中、お時間を頂戴して貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
普段の授業では分からない企画実務の詳細や職場の雰囲気などを知ることができ、益々働いてみたい気持ちがこみ上げてきました。

特に、何度も足を運んで企画案を了承いただいた苦労話は、社会人の大変さ、仕事の厳しさを初めて知ることができました。

今後は、貴社の選考に通過できるよう頑張りますので、今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。
なお、選考が近くなりましたら、再度お話を伺える機会をいただくことは可能でしょうか。

本日は、大変貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

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転職 太郎
就活大学経済学部
電話:090-0101-0202
メール:taro@aa.ac.jp
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(下に続く)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

OBOG訪問で、初めて社会人と接したという学生もいると思います。

実際に働いている人の声はとても貴重なもので、

OB訪問でとても良い雰囲気だったので、入社を決意した

という学生も多いと思います。

このため、数多くのOBを訪問して、どれだけ「生の声」を聞けたかが就活の成否にかかっているといっても過言ではありません。

もちろん、訪問後は当日中にお礼メールを送ることが重要ですのでお忘れなく!

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