(2020-10-4更新)
転職活動をするときによく聞かれるのが「何色のスーツがベストか?」という質問です。
大学生の頃は、何も考えずに「リクルートツーツ」と呼ばれる黒・紺のスーツを着ていれば良かったのですが、転職では「この色」というスーツが存在しないので厄介です。
でも、そんなに悩むことはありません。
基本を押さえてしまえば、スーツの色を自由に組み合わせることができるからです。
今回は、転職面接での好感を持たれるスーツのベスト3色を解説します。
転職ではリクルートスーツは控える
新卒の就職活動では、何も考えずに「リクルートスーツ」を着ていたと思いますが、それは学生の就職に相応しいスーツとして売られているものであり、経験者の採用である転職用のスーツとしては似合いません。
リクルートスーツを着ていると、周りの人たちはどんな印象を抱くでしょうか?
- フレッシュ
- 若い
- 未熟
こんな印象を持たれてしまったら、転職で良いことはありません。
それだけでなく、似合わないスーツをきてしまうと、
「TPOをわきまえることができない」
「ビジネスマナーに問題がある」
面接官は、その人の身だしなみや言動から、「職場でうまくやっていけるか」、「企業の社風に合うか」などを判断しますが、違和感のあるスーツを着ている人を念のため見送ろうと不採用にされてしまう恐れがあります。
違和感のある服装からマイナスイメージを持たれる
特に、顧客と接する職業の場合は、「その場の空気」を読み、顧客に信頼してもうことでビジネスチャンスにつながるのに、違和感のある服装をされてしまったら、
「この会社大丈夫なのかな」
と疑われてしまったり、大切なビジネスチャンスを逃したりすることがあるので、面接官に
「この人なら任せても大丈夫」
と思われるようなスーツを着ていることが重要です。
スーツを選ぶときのポイント
面接では、応募者の見た目・服装・言動など、ありとあらゆることから、その人柄を判断されてしまいますので、
- 仕事ができそう
- 安心感がある
と思われるように、自分に合ったスーツを着ていくことが、内定率アップにつながります。
次からは、管理人おススメのスーツの組み合わせを解説しますが、
「自分の身体に合ったサイズ」
ことが前提ですので、昔に買ったスーツで体型合わなくなったら、転職の機会に購入することをおススメします。
スーツの色ベスト3【男性】
【3位】ネイビー(ストライプ柄)
リクルートスーツでは、ストライプ柄を見かけることはありませんが、それは、学生の持つフレッシュに合わないためです。
ただし、転職では、年齢層が上がるにつれて「ストライプ柄」を着る人の割合が増える傾向にあります。
ストライプ柄はどういう印象を与えるかというと、
- 誠実
- 洗練
- 紳士的
- 安心感
上記のように、落ち着いた大人の印象を与えることができますので、「この人と仕事をしたい」「仕事を任せられる」といったプラスの印象を付けることができるので、リーダーや管理職の転職には特におススメしたいスーツです。
【2位】グレー(無地)
こちらもリクルートスーツでは無い色ですが、ビジネスのスーツとしては一般的です。
グレースーツの色の特徴として、
- 知的
- 親しみやすい
といった印象を持ってもらいやすいので、相手に警戒心を与えずに「スッと」入っていけることも可能です。
ただし、薄いグレーだと安っぽいイメージを持たれてしまうことがあるので、できれば、濃い目のチャコールグレーなどを選ぶと、「できる男」の印象が引き立つことでしょう。
【1位】ネイビー(無地)
どの年齢層にもあう「鉄板」なのがネイビー(紺)です。
ネイビースーツの特徴として、
- 信頼
- 誠実
- 真面目
といった印象を与えることができます。
特に、商談など大事な場面では「ネイビー」が鉄板なのは、ネイビーが人に与える「信頼」や「誠実」といったイメージがあるためです。
スーツは着こなすことが基本
スーツは自分の身体に会っていないと、いくら高いスーツをきても、違和感をもたれてしまい、
「この人大丈夫かな?」
と逆にマイナスイメージが先行してしまいます。
このため、昔に買ったスーツで、身体に合わないものは面接という場では着るものではありません。
特に、面接というフォーマルな場では、大きすぎても小さすぎてもダメで、自分の身体にピッタリ合ったものを着ることが基本です。
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面接官が採用したい人物は?第一印象を良くするために実践すること
まとめ
いかがでしたでしょうか。
スーツは、面接官が最初に目に付くところなので、色や着こなしで第一印象を左右するほど大切なものなのです。
売り手市場とは言え、「良い転職先」、「良い条件」で転職を成功させるためには、対策できる部分はしっかりを行うことが得策です。
もちろん、スーツだけで採用されることはありませんが、たんすに眠っていたスーツでよりは、身体にフィットした服装で好印象を持たれた方が、有利になることでしょう。
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