(2020-1-1更新)

勤続年数が長くなるにつれ、履歴書の職歴の書き方で悩んでしまう事がありますね。

「配属部署は書くの?」

「3年ごとに人事異動したけど毎回書くの?」

「昇進の場合どうするの?」

会社に10年も勤めていれば、すべてを書いてしまうと職歴欄がいっぱいになることもあるし、アルバイトや派遣の経歴も上手にアピールにつなげたいですね。

今回は、履歴書の職歴欄の書き方をケース別に解説します。

職歴の書き方

書き方の注意事項

職歴にも基本的な書き方があり、このルールを守って書かないと、ちぐはぐな内容になってしまい、採用担当者が読み難くなってしまうので、「分かりにくい」「雑な書き方」と悪いイメージを持たれてしまいます。

特に、書類選考では、履歴書と職務経歴書にかかれた内容だけで、面接を行うかの合否判断がされてしまいますので、「細かいところまでしっかり」書くことが書類選考率を上げるために必須です。

【職歴全般に共通する6つの注意点】

  • 年は、「西暦」か「元号」のどちらかに統一する(履歴書全体で統一する
  • 正社員、派遣・契約・期間社員の職歴はすべて書く(すぐ辞めた場合も)
  • 時系列で古い職歴から書く
  • 入社と退職をセットに書く
  • 職歴を書き終わったら、右下に「以上」と書く
  • 短期(6か月未満)のアルバイト歴は書かない

基本的にアルバイト歴は書く必要がありませんが、6か月以上働いた場合は職歴に記載しないと、ブランク期間が生じてしまい、採用担当者に「遊んでいた」と思われてしまう恐れがあります。

続いてケース別に解説しますので、該当する部分をご覧ください。

すでに退職している場合

職歴の基本的な書き方

中央揃えで「職歴」と記載

学歴が全部書き終わったら、次の行に中央揃えで「職歴」と記載します。

  • 学歴の後、1行空けない
  • 「学歴」という文字と横位置があっている事
  • 「職」と「歴」の間に、半角スペースを入れると見栄えが良い

会社名は略さない

会社名・団体名などは略さずに正式名称で書くことが基本です。
注意点は、次の通りです。

  • 「(株)転職マニュアル」などと略さずに「株式会社」と書く
  • カタカナの長い会社名もすべて書く

退職の理由は不要

退職した場合は、「退職」と記載しますが、ここで「キャリアアップのため退職」などと理由を書かずに、次のように、ビジネスでのお決まりの書き方をします。

  • 自己都合:一身上の都合により退職
  • 会社都合:会社都合により退職

退職理由は、面接時に聞かれますので、面接で理由を説明すればよいのです。

以上の記載

職歴がすべて書き終わったら、次の行の右詰めで「以上」と記載します。

職歴の後に「賞罰」を書く場合、賞罰が書き終わってから「以上」と書きます。

在職中の場合

職歴在職中

「現在に至る」と記載

在職中の場合は、職歴の最後に左詰めで「現在に至る」と記載し、次の行の右詰めで「以上」と記載します。

なお、退職日が決まっている時は、「現在に至る」の代わりに、「平成31年 3月 株式会社○○ 退職予定」と記入します。

社名変更があった場合

職歴社名変更の書き方

入社の行に新旧会社名を記載する

長い間勤めていると、合併などで社名変更される場合もあります。

  • 入社の行:「株式会社○○(現、株式会社△△)入社」
  • 退職の行:「株式会社△△退職」

それぞれ入社、退職当時の会社名を書き、括弧内に現在の社名を記載するようにします。

また、退職してから社名が変わることもあると思いますが、その場合は「入社」「退職」の両方に新旧社名を書いてあげると、採用担当者が調べる時に親切です。

昇進があった場合

職歴昇進時の書き方

昇進は、その企業に評価されていたことの証ですから、通常は記入するようにしましょう。
ただし、次のケースでは最後の昇進だけを書く方法もあります。

  • 同じ部門で係長、課長と昇進:課長のみ
  • 3回以上昇進:最後の2つのみ
  • 2つ以上の会社で複数昇進:それぞれの会社で最高位の昇進のみ

管理人は、昇進は最大のアピールどころと考えておりますので、「職歴欄」が無くなるギリギリまで、昇進を記載するように心掛ける方がベターと考えます。

なお、会社内の異動や昇進の詳細は「職務経歴書」にも書きますので、書ききれなかったからと言って、アピールできない訳ではありません。

(下に続く)

派遣社員の場合

ここは、派遣会社に正社員として入社して他社に派遣された場合の書き方です。
人材派遣会社に登録して派遣された場合は、次の「登録型派遣の場合」を参照してください。

履歴書職歴派遣社員の場合

派遣会社の入社日と派遣日を分けて書く

派遣会社に社員として入社して、その後常駐先などに派遣されると思いますが、

  • 派遣会社の入社日
  • 実際に派遣された日

それぞれ分けて書くと、採用担当者も分かりやすいです。

また、派遣された場合は「派遣先社名」、「派遣先部署名」を書き、最後に「~に派遣」と記載することで、派遣されたことが一目で分かります。

なお、上記の図の通り、派遣先企業の前にスペースを入れるとより分かりやすい履歴書になりますので試してみてください。

登録型派遣の場合

登録型派遣とは、派遣会社に「人材登録」しても給与がもらえず、実際に働き始めてから支払われますので、登録から派遣までに期間が空くケースがあります。

そこで、「登録後、即派遣された場合」と「登録から派遣まで間があった場合」に分けて解説します。

登録後、即派遣された場合

履歴書職歴登録型派遣の場合

派遣登録してから、おおむね1か月以内に派遣された場合は、

  • 1行目は登録日:(例)株式会社○○に派遣登録
  • 2行目は派遣日:(例)株式会社△△財務部会計課に派遣

このように記載すれば、「登録」と「派遣」が分かれており、見やすい履歴書になります。

また、派遣でどんな仕事をしたかを記載することで、採用担当者が「自社の仕事を遂行する能力があるか」を判断することがあるので、担当した仕事内容は必ず書きましょう。

登録から派遣まで期間が空いた場合

派遣会社に登録してもなかなか仕事が見つからないことがあると思います。

この場合、上記の「登録後、即派遣された場合」と同じパターンで書いてしまうと、空白期間に違和感が出てしまいますので、実際に派遣された事実のみを書くとスッキリします。

履歴書職歴登録型派遣で期間が空いた場合

登録から派遣までに期間が空いた場合は、あえて「登録」を書かずに、「派遣」のみを書いておけば、採用担当者に「登録から派遣までの間何をしていたんだろう」と疑われずに済みます。

登録型派遣の場合の職歴の書き方は、上記2パターンを使い分けて見やすい履歴書になるように工夫することがコツです。

(下に続く)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

履歴書の職歴欄は、採用担当者に誤解を招かないように正確に書くことが基本です。

社会人の転職では、通常「職務経歴書」もセットで提出するので、

  • 履歴書;シンプルに分かりやすく
  • 職務経歴書:実績、能力をアピール

上記の通り使い分ければ、良い応募書類になりますので、自分の魅力が最大限にアピールできるような、履歴書、職務経歴書を作成してみましょう。

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