履歴書の職歴欄は、一見すると簡単そうですが、書き始めると色々悩みが出てくるものです。

  • 「配属部署は書くの?」
  • 「人事異動や昇進した場合は?」
  • 「退職理由は?」

今回は、履歴書の職歴欄の書き方をケース別に解説します。

職歴の書き方

基本的な注意点

まず、書き始める前に、次の注意点に従って書かないと、ちぐはぐな内容の履歴書になってしまい、採用担当者に「雑な人間」「読み返していない」など悪い印象を持たれてしまうので注意が必要です。

  • 年は、「西暦」か「元号」のどちらかに統一する
  • 正社員、派遣・契約・期間社員の職歴はすべて書く(すぐ辞めた場合も)
  • 時系列で古い職歴から書く
  • 入社と退職をセットに書く
  • 職歴を書き終わったら、右下に「以上」と書く
  • 短期(6か月未満)のアルバイト歴は書かない

基本的に、アルバイト歴は書きませんが、6か月以上働いた場合は職歴に記載しないと、ブランク期間が生じてしまい、採用担当者に「遊んでいた」と思われてしまうかもしれません。

すでに退職している場合

職歴の基本的な書き方

職歴という文字

学歴の次の行に、中央揃えで「職歴」と記載します。

会社名は略さない

会社名などは略さずに書くことが基本です。

例えば、「(株)○○」と略さずに、「株式会社○○」と正式名称で書きましょう。

退職の理由は不要

退職した場合は、「退職」と記載しますが、ここで「キャリアアップのため退職」などと理由を書かずに、次のように、ビジネスでのお決まりの書き方をします。

  • 自己都合:一身上の都合により退職
  • 会社都合:会社都合により退職

退職理由は、面接時に聞かれますので、面接で理由を説明すればよいのです。

以上の記載

職歴がすべて書き終わったら、次の行の右詰めで「以上」と記載します。

在職中の場合

職歴在職中

「現在に至る」と記載

在職中の場合は、職歴の最後に左詰めで「現在に至る」と記載し、次の行の右詰めで「以上」と記載します。

なお、退職日が決まっている時は、「現在に至る」の代わりに、「平成31年 3月 株式会社○○ 退職予定」と記入します。

社名変更があった場合

職歴社名変更の書き方

入社時に新旧会社名を記載する

入社、退職時の会社名を書き、括弧内に現在の社名を記載するようにします。

また、退職してから社名が変わることもあると思いますが、その場合は「入社」「退職」の両方に新旧社名を書いてあげると、採用担当者が調べる時に親切です。

昇進があった場合

職歴昇進時の書き方

昇進がアピールにつながるときは記載

人事異動や昇進などを、すべて書いてしまうと、職歴欄に書ききれない場合もありますので、無理に記載する必要はありません

通常は、「職務経歴書」に書く内容ですが、応募先の職務につながる場合は、昇進をアピールすることも可能です。

(下に続く)

契約・派遣社員の場合

職歴派遣社員書き方

派遣会社の入社日

派遣社員の場合は、派遣会社に入社・退職した年月を記載します。

派遣先への派遣日

次の行に派遣先の「社名」、「所属部署」、最後に「~に派遣」と記載することで、派遣されたことが一目で分かるので、採用担当者が間違えしまうことがありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

履歴書の職歴欄は、採用担当者に誤解を招かないように正確に書くことが基本です。

社会人の転職では、通常「職務経歴書」もセットで提出するので、

  • 履歴書;シンプルに分かりやすく
  • 職務経歴書:実績、能力をアピール

上記の通り使い分ければ、良い応募書類になりますので、自分の魅力が最大限にアピールできるような、履歴書、職務経歴書を作成してみましょう。