(2018-10-1更新)

転職活動を始めてから、入社までどのくらいの期間が必要でしょうか?

転職活動未経験者に聞くと、こんな回答が出るかもしれません。

「履歴書送って面接するだけだから、1~2か月?」

「書類選考で2週間、面接で1か月、内定から入社まで2週間で、2~3か月?」

もちろん、最初に応募した求人で、面接から内定までとんとん拍子で進めば、この期間で転職することができますが、実際には、面接で落ちる事もあれば、内定をもらっても条件が悪くて辞退したために、最初の応募からやり直しする事もあります。

今回は、転職活動の具体的な流れやスケジュール、入社までに行う事を解説します。




転職活動期間は6か月が目安

実際の転職活動期間は、

  • 応募書類作成から始めると、3~6か月
  • 応募書類が完成しており、応募から始めると、2~5か月

長いと思うかもしれませんが、納得のいく転職をするためにはこのくらいは必要になります。

もちろん、最初の応募で内定をもらえば短くなりますし、希望の求人が出るまで待つとなると、もっと期間が必要になります。

転職スケジュール

具体的な所要期間の目安は、以下の通りです。

  1. 履歴書、職務経歴書作成(2週間)
  2. 応募~書類選考(1~2週間)
  3. 1次面接(1~2週間)
  4. 2次面接(1~2週間)
  5. 内定(1~2週間)
  6. 入社(2週間~1か月)

(会社によっては、1次面接で内定が出るところもあれば、3次面接まであることもあります。)

特に、面接まで行くけどなかなか内定もらえないと、応募と面接を繰り返してしまって、気づいたら6か月間も転職活動をしているなんてこともよくあることです。

十分な資金計画

転職活動期間

生活費を8か月分準備する!

転職活動を始めてから入社するまで、6か月は覚悟するということは、その間の生活費をねん出する手段を確保しておかなければなりません。

また、転職先での最初の給与は、入社の1~1か月半後となるので、退職してから最初の給与が入るまでは、6か月+1か月半=約8か月もかかることを覚悟しておく必要があります。

生活費が足りなければアルバイトもあり

もし、生活費を準備する余裕がないまま退職をしてしまったら、転職活動をしながらアルバイトをする事も考えてみてください。

アルバイトが本業にならないために注意することは、以下関連記事をご覧ください。

自己都合退職でも失業給付の申請が必要

転職活動が長期戦となることが、お分かりいただけたと思います。

自己都合で退職した場合、失業給付の受給開始まで3か月の待機期間があるため、失業給付の申請を行わない方もいます。

「転職先がすぐに決まると思って、失業給付の申請しなかった」

将来のことは誰にも分かりませんし、まして転職活動期間がどのくらいかかるかも分からないので、失業給付の申請は必ず行っておいてください。


資金計画がないと妥協せざるを得なくなる

十分な生活費を確保しないまま転職活動を行うと、どんなことが起こるかは、想像に難くなく、

「本音は入社したくなかったが、早く決めたかったから・・・

と生活費が底をついてしまい、妥協して入社を決めてしまうことです。

また、こんな経験をしたことがある方もいると思います。

「応募の段階では良かったが、実際会社を訪ね面接を受けてみると、だいぶイメージが違っていた。

内定もらったが、給与が想定より低かった。

こんな時も、生活費が底をついてしまったら、誰だって多少条件が悪くても妥協してしまいますね。



履歴書、職務経歴書の作成

自己分析

強みと弱みを教えてください?

いきなり面接対策の話をするつもりはありません。

転職を機会に、自分の「正直な」性格を分析してみましょう。

強みとは、仕事で発揮できるアピールポイントをいい、「真面目」は強みとはないので、例えば、真面目で決めたとこをなし遂げる事ができるのであれば、「継続力」か「忍耐力」が強みとなり、また、真面目で気配り上手であれば、「協調性」、誰の意見にも耳を傾けるなら「受容力」が強みになります

弱みは、強みの対極となります。

ここでしっかり分析しておくことで、企業が求めている人物像と合致するかの判断ができるようになります。

例えば、自分の強みが「協調性」なら、「部下を引っ張るリーダーを求めている」求人があっても、応募を見送るべきと分かります。

なお、転職サイトには、強み診断ができるところもあるので、試してみてはいかがでしょうか?

どんな仕事がしたいか?

ある程度の規模の会社になると、2~3年毎に人事異動があると思います。

「入社後、営業を3年間、購買を4年間、その後生産管理を3年間経験しました。」

こんな時は、会社生活を振り返り、「経験したこと・良かったこと・悪かったこと」を書き出してみましょう。

これから何がしたいか、何ができるかは、自分のセールスポイントが見えてくれば、答えが見えてくるので、もし、悩んでしまったら、直近の職種をメインに職探しをしていきましょう。

「営業のこういう点を、購買のこういう点を、生産管理の仕事に活かせたため、○○なことをすることができました。」

面接では、こういったストーリーで職務経歴を説明することができるので、説得力が増します。

履歴書作成

ここではベースとなる履歴書を作成します。

「志望動機」、「本人希望記入欄」は、応募先により異なるので、まずは空欄で作成してみましょう。

JIS規格の履歴書が、ハローワークインターネットサービスにおいてあるので使います。ダウンロードはこちら


職務経歴書作成

応募後の書類選考では、職務経歴書で合否が決まるといっても言い過ぎでないほど、重要視されます。

それもそのはずで、会社は「この職務の経験があり、このスキルを持った人が欲しい」と求人を出しており、この条件に合致しているかが、職務経歴書を見れば分かるからです。

職務経歴書は、決まったフォーマットはありません。

A4サイズ2枚が理想で、その限られたスペースで最大限のアピールをします。

写真撮影

写真は、必ず写真屋で撮影し、時間がなくてもスピード写真はNGで、スナップ写真はもってのほかです。

また、写真撮影時は、夏でも上着着用で撮影することが、就職・転職活動のマナーです。

履歴書の写真は、応募書類の中で唯一のアナログな情報なので、採用担当者が応募者の人柄などの判断材料としていますので、最高の表情で撮影しましょう。

なお、写真屋ではCD(ネガ写真)付の証明写真プランで撮影します。

このCDは、写真の焼き増しで使う以外にも、WEBで応募する時の写真データとして使用します。

写真屋以外にも、転職サイトなどが主催する合同説明会では、無料の写真撮影会場が設置されているところがありますので、活用するのも良いと思います。




転職サイトで求人票の検索

それでは実際の求人票から情報収集を行いますが、なるべく大手の転職サイトに登録し、業種、職種、勤務地、給与などの条件から、いろいろ検索することから始めます。

実際に検索してみると、当初の想像したイメージと違うと思いますが、条件を変えることで、また別な求人が表示されますので、自分にあった方法を見つけてみましょう。

ただし、求人票には1~2週間程度の応募期限があり、締め切り後は表示されなくなりますので、毎日検索して常に新しい求人票をチェックするクセをつけます。

また、転職サイトでは新着求人にいち早く応募すると書類選考通過率があがるとも言われています。

確かに、採用担当者の立場に立ってみれば、応募者が殺到したら全部の応募書類は見きれませんから。


転職サイトに未登録ならば、管理人お勧めの転職サイトを紹介します。

慣れてきたら転職エージェントも可

初めての転職活動なら、まず転職サイトで求人票などの情報収集から始めることがコツです。

自分のキャリアと希望する条件がイメージできるようになってきて、どういう企業や職種を狙えばよいかが分かるようになってから、転職エージェントを活用してみてください。

そうすることで、転職サイトで探しつつ、転職エージェントからも求人票の紹介を受けられるので、内定までスピート感を持って活動をすることができます。

もし、いきなり転職エージェントに申込みコンサルタントと面談してしまうと、その日からどんどん求人が紹介されて、右も左もわからないまま面接を受けることになってしまう恐れがありますから。


応募

まずは練習も兼ねて何社か応募してみると、最初は気付かなかったことが、分かるようになります。

例えば、書類選考に全く通らなければ応募書類に問題があるので、応募書類を見直すことができますし、一次面接で不合格になるなら面接対策が不十分なので、面接対策に力を入れる必要があると分かるからです。



面接

面接では、「志望動機」、「自己紹介」、「前職の退職理由」といった、ほぼ必ず聞かれる定番の質問に加え、職務経歴書に沿った質問に答えながら進行します。

最低限の面接対策として、定番質問の想定回答の準備に加え、職務経歴書の内容は丸暗記して、スラスラと説明できるようにしておきましょう。

ただし、始めて面接では、頭が真っ白になって、まともな受け答えができず大失敗する人も多いです。

「面接は場数が必要」と言われるくらい、失敗を重ねながら慣れることが成功のカギなので、面接の失敗点・反省点はしっかり復習して、次同じ質問が来たらしっかり答えられるようにしておきましょう。

必ずと言っていいほど聞かれる定番質問は、以下関連記事をご覧ください。


(下に続く)



内定

ここまで頑張って、内定をいただきました。

内定をもらったからといってすぐに内定承諾書を返送せず、一旦冷静になり、この会社に入社して本当に大丈夫かを検討します。

  • 労働条件は大丈夫か?
  • 通勤は大丈夫か?
  • 職種は大丈夫か?
  • この給与で将来設計できるか?

特に重要なのは、何故転職しようと思ったか目的を振り返えることです。

内定後の手順は、以下関連記事にまとめております。

労働条件通知書の確認

ここまで問題なければ、最後に労働条件通知書をよく読み、求人票や面接時の説明通りかを再度確認します。

労働条件通知書は、法律で通知が義務付けられているもので、賃金、休日、休暇などの条件が記載されています。

なお、労働条件通知書の確認項目は、以下関連記事をご覧ください。