(2020-7-6更新)

面接が終わると、企業から結果の連絡が入りますが、「良い結果は電話」「悪い結果はメール」で通知されることが多いです。

では、企業から電話が掛かってきたけど、出れないこともありますよね。

電話に出られなかったら不採用になる?

遅い時間にかかってきたら、いつ折り返すの?

採用担当者は、昼間は仕事や学校で出られないだろうと考えて、わざわざ夕方や夜に電話してくれることがあります。

でも、夜に電話が掛かってきて出られなかったら、企業にかけていいか悩んでしまいますね。

今回は、面接企業から夜に電話がかかってきた時の対処法を解説します。

なぜ企業は電話をかけるのか?

企業が電話連絡をする理由

内定結果を伝えるため

面接後に応募者に電話する場合は、ほとんどの場合、面接結果の連絡です。

特に、面接から3日~1週間後は、面接結果の連絡をすることが多いので、電話が鳴っても出られるように、できるだけ携帯電話を出しておき、着信したらすぐ出ることを心掛けましょう。

結果以外の連絡事項をするため

ケースとしては稀ですが、結果以外の次の連絡をすることもあります。

  • 面接時に伝え忘れたことがあった場合
  • 忘れ物などがあった場合

「面接結果だと思って喜んで出たら、忘れ物だった」なんてことがあると、笑い話になってしまいますが、実際に面接会場に忘れ物をした場合は、電話がかかってくることもあり得ます。

企業からの電話は内定の可能性が高い

企業が内定の連絡する場合、まず、電話で一報を入れるのが通常です。

内定の連絡をメールで送ってしまうと、応募者がいつメールを読むか分からないし、企業側も読んだかどうかの確認がとることができません。(開封通知機能は、受信側で拒否できるため利用しても意味が無いので)

また、メールを開封するまでに、他社の内定を承諾されてしまうのを避けるため、すぐに内定を伝えられる電話を選びます。

なぜ夜に電話をかけるのか

採用担当者は、人を採用するのに独断で行うことができず、上司の承認や役員決裁が必要です。

ただし、会社の管理職や役員は忙しいことが多く、昼間は会議や外出していて承認を行うことができないことがあり、夕方会議などから戻り、やっと承認されると、その時間から急いで内定者に連絡を取ろうとするため、電話が夜になってしまうのです。

また、あなたが在職中の場合は、仕事が終わった時間を見計らってかけようと気を遣ってくれることがあるので、この場合も夜の電話になることもあります。

もし、企業から連絡を希望する時間帯があるのなら、以下の方法で伝えましょう。

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(下に続く)

出られなかった時の対処法

内定の大切な電話でも、出られない時があります。

外出中で気付かなかった」、「電車に乗っていた」、「食事中で電話から離れていた」など、出ることができないタイミングにかかってくることだってあります。

でも安心してください。
内定の電話に出られなかったからといって、内定取消しや不合格になることはありません。

折り返せばOK

企業に電話をかける

企業から電話があり出られなかったら、こちらから折り返し電話をかけます。

この時、すぐ折り返えせる場合は気にしなくていいですが、時間が経ってから折り返す場合「企業の忙しい時間帯は避ける」ことで、一般的に避ける時間帯は次の通りです。

  • 始業直後
  • 昼休み前後
  • 終業間際

その他、飲食店なら食事時間帯を避けるなど応募企業の忙しいと思われる時間は避けましょう。

折り返し電話例

「採用試験に応募している転職太郎と申します。先ほどはお電話に出られず失礼いたしました。」

(下に続く)

夜の着信は、翌朝折り返しても問題なし

上記で説明した通り、残業時間帯に電話がかかってくることがありますが、夜中に折り返していいかは悩んでしまいますね。

通常のオフィスであれば、18時以降に電話をかけるものではありません。(着信30分以内なら構いません)

早く内容が知りたいからといって、遅い時間に折り返してしまうと、「非常識な人」と思われると入社後にやりにくくなるので、翌朝まで待つ方が賢明です。

こんな時は、一旦メールを送っておき、翌朝に電話を掛けることがスマートな方法です。

夜間に電話があり出られなかった場合のメール文例

株式会社転職マニュアル
人事部 人事課 山田様

お世話になっております。

○○日に面接をさせていただいた、転職太郎です。

先ほどお電話がありましたが、夜分に折り返すことが失礼と考えメールを差し上げました。

翌朝に改めてお電話差し上げます。

上記のようなメール文面を送っておけば、採用担当者がまだ社内にいたとしても、既に帰宅していたとしても、「マナーを心得ている」と評価されるものです。

電話の留守電話機能はONにしておくこと

就活、転職中は、企業から様々な連絡が入る可能性があるので、携帯電話機の留守電話機能を設定しておくことが重要です。

また、携帯電話サービス会社の留守電機能(電源OFF、電波が届かない時にメッセージを預かる機能)も契約しておくことが望ましいです。

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(下に続く)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

大切な内定の連絡がかかってきたときに、しっかり対処することで、企業もあなたに内定を出して安心することでしょう。

また、知らない番号だからといって何度もスルーすることは避けましょう。
音信不通と判断されて、大切な内定が取り消されてしまうことだってあり得ますから。

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