転職では、内定時に提示される条件に満足できなかった場合、条件交渉をすることができます。

そこで、条件交渉で自分の希望を押し通してしまい、「当社には出せない金額」と不採用になってしまう失敗をしてしまう人がいます。

今回は、条件面談で失敗する人に共通する特徴を解説します。

条件面談で失敗する人の4つの特徴

条件面談とは、転職内定後に企業と応募者が行う

  • 入社意思の確認
  • 労働条件などの確認
  • 労働条件の調整(条件交渉)

などを行う場で、「思い違い」が無いかの確認や、入社してもらうための「一押し」をするためにも、企業側から面談の場を設けることがあります。

ただし、条件交渉ができるからと言って、ポジションや仕事内容などの処遇や給与で、無理な希望をして失敗する人もいます。

それでは、どんな人が交渉で失敗するかを解説します。

条件交渉で失敗する4つの特徴

1.前職の年収にこだわる人

誰でも、有利な条件で転職したいと考えるのは当然のことです。
その中でも、給与は数字になってあらわれるため、どうしても現在の年収と比較してしまうと思います。

転職先では前職の年収以上

これを最低条件にしてしまうと、やっとの思いで得た内定が破棄されてしまうことだって珍しくありません。

管理人も転職した時に、前職の年収にこだわってしまい、年収の話をしたとたんに面接官の表情がこわばったのを経験したことがあります。

特に、新卒で大企業に入社し20年も勤務していれば、年収1,000万円を超えていている人もいるでしょう。
よほどの能力がある人でない限り、「見ず知らずの人間に」これだけの年収を提示してくれる企業はまずないです。

2.ポジションにこだわる人

課長

課長待遇で迎え入れられた

転職成功した人は、周囲にこう言って自慢することでしょう。

これから転職する人も、少しでも高いポジションを希望し、「退職時よりポジションが下がるなら、内定を辞退する」と考えたくなります。

でも採用する企業の立場に立ってみれば、「人柄も能力も何も分からない人に、いきなり管理職という訳にはいかない」と考えるでしょう。

まずはフラットな立場で働いてもらい、周囲が納得する実績を出してもらってから昇進させる方が、周囲の反感もなくスムーズに事が進むと考えるのが自然です。

3.業界や企業の相場が分かっていない人

企業には「このポジションならいくらまで」と払える賃金に上限があります。
例えば、課長待遇で採用する人に、部長クラスの給与を払うことができません。

給与は業界によってある程度の相場というものがあり、同じ業界内でも大企業の方が高いし、規模が小さくなるにつれ、給与水準が下がるのが通常です。

なぜ相場が重要かというと、会社には「自社の給与テーブル(賃金表)」があり、従業員の給与はこれで従って決定し、転職者に対してもこの「給与テーブル」に当てはめて年収を決定するので、内定者から無理な希望を言われても、例外扱いをすることができないからです。

さらに、適正な給与よりも高すぎる金額を要求する人に対して、常識が疑われてしまい「入社後も無理難題を言ってくるのではないか?」と思われる恐れもあります。

(下に続く)

4.粘れば勝ち取れると思っている人

「内定をもらったから、これから良い条件を引き出す」

意気揚々と、少しでも有利な条件を引き出そうと頑張る人がいますが、よほどの能力の持ち主でない限り、粘り強く交渉したところで、好条件を引き出せることはまず無いです。

条件交渉では、「企業にお願いする」姿勢で行い、交渉結果に不満があっても2回目の面談をするべきではありません。

仮に、2度3度の交渉を行っても、良い条件を得られることはないばかりか、「厚かましい人間」と判断されて、不採用になるだけでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

条件面談は、内定者の不安を取り除き、安心して入社してもらうため場で、「あと一押しをするための条件見直し」が本来の姿で、100万も200万も要求するのは筋が違うと、管理人は考えております。

「こんな要求をする人だったなんて・・・これなら、最終面接で落とした人を採用したかった」

と採用担当者は思っているのではないでしょうか。

もちろん、生活のためにある程度の給与UPは欲しいと思いますが、「本音で話し合って」決定した条件があなたへの評価なので、素直に受け止め、承諾か辞退かを判断するしかありません。

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