就職や転職では、社員として入社するならボーナスを貰いたいですね。

「決算賞与あり」

このように求人票に書かれていたら、悩んでしまいます。

「決算賞与とは夏と冬に貰う賞与と同じなのか違うものなのか?」

今回は、決算賞与の仕組みと通常の賞与との違いを解説します。

決算賞与とは

決算賞与とは

会社が決算処理を行って、利益から一定金額を従業員に支払う賞与のことで、利益がなければ決算賞与は支払われません。

会社側は、利益が出た場合に支給するため、賞与支払いによる経営圧迫が避けられますが、従業員は貰えるか貰えないかが決算にならないと分からないので、毎年「今年は賞与出るかな?」と不安になったり、使い道の計画が立てられなかったりデメリットがあります。

支給日は決算の翌月

決算賞与の支給日は税法上決まっていて、「事業年度終了の日の翌日から1月以内」(法人税法施行令第72条の3)に支払うこととされているので、3月決算の企業なら、4月末日までに支給されます。

もちろん、いつ支給しても構わないのですが、決算日から1か月以内に払うことで、賞与が経費として認められるため、企業側は節税効果を受けらられるメリットがあるからです。

通常の賞与との違いは?

通常の賞与は、夏は6~7月、冬は12月頃に「基本給の5か月分」などとして支払われるもので、多少業績が悪くても(金額は減ることがあっても)支払われることが多いです。

ただし、本来は通常の賞与も業績に応じて支払われるものなので、赤字になれば払えないという会社も存在します。

賞与と決算賞与の違いは?
  • 賞与:夏冬などに「基本給の〇か月分」として支給される
  • 決算賞与:決算によって支給が決まる

賞与と決算賞与を両方支給する会社も

また、通常の賞与に加えて決算賞与がある企業もあります。

例えば、夏・冬に賞与で支給し、決算が良ければ、さらに決算賞与を支給するといった具合で、業績に変動がある会社や社員のモチベーションを上げるために導入する会社など様々です。

通常の賞与と決算賞与の支給例(3月決算企業)
  • 夏(6~7月)
  • 冬(12月)
  • 決算賞与(4月)

通常の賞与が「年3回」という会社もある

中には、通常の賞与のみ「年3回」支給という会社もあります。

賞与が3回と聞くと随分太っ腹と感じてしまいますが、本当に太っ腹の企業もあれば、2回で払う金額を3分割している企業もあります。

賞与は、支給回数に目が入ってしまいがちですが、年間でどれだけ払われるかの方が重要です。
1か月分ずつ3回よりも、2か月分ずつ2回の方が合計金額が多いので、回数だけでなく中身もしっかりチェックしたいですね。

(下に続く)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ボーナスは貰って嬉しいものですが、入社前に実際にいくらもらえるかが分からないことが多いです。

求人票では、「賞与あり」などの記載をしている場合も多いので、面接内定後面談などで

  • 過去の実績
  • 今年の支給見込み

などをしっかり確認しておくことが、失敗しないために重要です。