(2020-7-14更新)
面接では、有利・不利な時間帯があるのをご存じですか?
「時間帯で合否が変わるはずがない」
本来ならば、すべての応募者を同じモチベーションで対応しなければならないのですが、残念ながら、面接官も人間なので、「集中できる」「集中できない」時間が存在してしまうのです。
そもそも、なぜ有利や不利が発生してしまうのでしょうか?
実は、皆さんが仕事や勉強が「はかどる時間帯」「ダメな時間帯」があるのと同じ理由なのです。
今回は、面接に有利・不利な時間帯について解説します。
面接に有利な時間帯は存在する
「面接は実力主義だから、時間での有利不利はジンクスだ」
確かに、面接官はプロだから、いつ何時でも公平に面接を行い差別をすることはありません。
でも、面接官も人間なので、好不調の波は存在します。
例えば、みなさんが仕事をしている時も、「はかどる時間帯」と「ダメな時間帯」があると思います。
- 「集中できない」
- 「何をやっても頭に入らない」
集中できる時間は仕事が進みますし、集中できないときは何をやってもダメということは経験したことがあると思います。
集中できないのは疲れだけではなく、こんな時もやる気が出ないと思います。
- 「おなかが空いた」(昼前や夜)
- 「眠い」(14~15時頃)
- 「帰りたい」(夜)
このように様々外的要因が、仕事の妨げをしているもので、面接官にも同じことが言えるのです。
こんな「ダメな時間帯」に面接をしたら、可哀想だけど、普段なら100点付ける人でも、80点位の評価をしてしまうこともあるかもしれません。
それでは、管理人がおススメする「ベスト3の時間帯」「ワースト3の時間帯」を解説します。
面接を行いたい時間帯
- 午前(10:00~11:00)
- 午前(9:00~10:00)
- 午後(13:00~15:00)
私たちもそうですが、朝一に仕事や勉強をすると、はかどったり暗記しやすかったりすると思います。
この時間帯は脳が疲れていないので、仕事や勉強と同様に、面接だって効果的に行うことができるのです。
「良いものを、素直に良いと感じることができる」
また、午後一も、食後で元気が回復しているので「さあ頑張ろう」とやる気がでるので、面接官も頑張れる時間帯です。
面接を避けたい時間帯
- 夜間(18:00~20:00)
- 午後(16:00~18:00)
- 午前(11:00~12:00)
面接官だって、一日中面接をしていれば疲れてきます。
疲れている時に面接をすると、「疲れた・・・」と集中力が落ちてしまうと、応募者が良く見えなくなってしまう時があります。
また、疲れていなくても、面接が遅延してしまって「お昼までにあと3人面接しなくては」という状況になったら、ペースを上げて面接を進めることだってあり得ることです。
面接官がこのような心境だと、どんなに良い志望動機やエピソードを話しても、頭の中に入っていかず、普段なら「すごいね~」と感心する内容でも、「へぇ~」程度の印象しか残らないかもしれません。
面接日程で避けるべき行為
1.日程変更
社会人として働きながらの転職活動なら、急用で面接日時の変更をしなければならない場面も出てくるでしょう。
もちろん、面接実施企業も急用などへの理解はしてくれますが、嬉しいことではありません。
「この人は、転職の意志が低い」
「とりあえず応募した」
などと応募者の本気度が疑われてしまうことがあり、「内定出しても辞退されるのでは?」と受け取られたら、受かる面接も落ちてしまいます。
せっかく書類選考を通過したのに、安易に変更をすることは避け、あくまでも最終手段と考えるべきです。
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2.遅刻
面接の遅刻はもってのほかです。
社会人は、約束を守ることがビジネスマナーであり、遅刻をするような人は「時間の管理ができない」と選考対象外にされてしまうことも珍しくありません。
ただし、交通機関の事故で身動きが取れずに遅れてしまうことも無いこともありませんので、正しい方法で遅刻を伝えなければなりません。
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3.キャンセル
他社で内定が出たので、面接を辞退したい場合もあると思います。
面接の辞退(キャンセル)をすることは、その企業の選考を辞退することになりますので、慎重に行うべきで、どうしても辞退する場合は、丁寧に行い、「後に尾を引かない」ように十分に気を付ける必要があります。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
面接で、自分を良く見てもらうためには、時間帯にも気を配りたいですね。
面接はお見合いと同じで、応募者と面接官がベストな状態で行うことが、お互いに良い結果となるのではないでしょうか。
なお、面接は一日に何社も受けるものではありません。
上手な面接日程の組み方を、以下関連記事で解説していますので、併せてご覧ください。
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