(2020-7-17更新)

面接の受け答えは、なぜか緊張してしまいますね。

「面接になると、言葉が詰まってしまう・・・」

「ちょっとでも違う質問が来ると、上手く答えられない・・・」

大半は緊張が原因ですが、面接の回数を重ねても、肝心なときにあがってしまう人もいると思います。

ただし、正しい練習をすることで上手に受け答えができるようになるのです。

今回は、面接が苦手な人の練習法について解説します。

受け答えの6つの練習法

面接の受け答え6つの練習

面接の受け答えは、正しい方法で練習すれば、少しずつ上達しますので、1番から順番に練習してみてください。

受け答えに自信が持てるところまで上達すれば、面接が怖くなくなりますので、めげずに練習しましょう!

1.話の内容を整理する

どんなに話が上手な人でも、話す内容がまとまっていなければ、うまく話すことができません。

友達との雑談なら、その場の雰囲気で楽しく会話することができるので、わざわざ事前予習する必要は無いでしょう。

ただし、面接では面接官に「自分がどういう人物か」を売り込まなければなりません。
そのためには、質問に対して30秒~1分程度の短い時間で、分かりやすく自分のことを伝えなければなりません。

面接の質疑応答は、決まって聞かれる質問が多いので、この良く聞かれる質問の回答を準備してしまえば、精神的に楽になります。

まずは、次の定番質問の回答を1分程度で準備することから始めましょう。

準備すべき定番質問ベスト5
  • 自己紹介
  • 志望動機
  • 前職を辞めた理由
  • 長所、強み
  • 入社したらどんな貢献ができるか

質疑応答は、「答えられなかったらどうしよう」と緊張してしまう人がいますが、答えを準備している質問なら怖くないですよね。

2.結論から話す

ビジネスと日常会話との決定的な違いと言えば、「結論から話す」ことです。
新入社員のことは、上司や先輩から「先に結論を言って」と注意された人も多いと思いますが、

  • 聞き手が要点を整理しやすい
  • 話が手短になる

例えば、「私の長所は○○です。それは~」と結論から話してもらう事で、聞き手の理解度が増すことができるのです。

3.回答を1分でまとめる

面接では、どんなに素晴らしい内容でも、5分も話し続けてしまったら、面接官も聞き飽きてしまいますし、途中で話をさえぎられてしまうかもしれません。

それだけではありません。長く話すということは要点がまとまっていない応募者に多い傾向があるので、まとまりのない文章を長々と話してしまうことで、

  • 要点を得ていない
  • まとめる能力に問題がある

プラスに判断されることはありません。

ここで、管理人おススメの方法は、質問に対して1分で答えることです。

手始めに、先ほどの定番質問を1分で答えてみましょう。
頭の中で整理すると難しい場合は、紙に書いてみると、おかしな文章でないかチェックすることもできますよ。

【関連記事】

面接で必ず聞かれる頻出質問集!面接官の狙いと回答例をチェック

4.自分の声を録音する

定番質問を1分でまとめることができたら、次は、本番の面接のつもりで実際に声に出してみましょう。

この時、スラスラ話せることはもちろんですが、聞き取りやすさも意識します。

自分の声でチェックするポイント
  • 棒読みになっていないか
  • 抑揚をつけられているか
  • 声の大きさやトーンは適切か
  • 話す速さは聞き取りやすいか

自分では、上手に話せているつもりでも、他人には聞き取りにくいこともあるので、声を録音してみることをおススメします。

実際に声を録音してみると、想像以上に「聞き難い」ものです。

管理人も転職活動中に録音したことがありますが、「声が低くてこもっている・・・」事が分かったので、面接では「高めの声で話す」ことを意識していました。

5.ビデオ撮影してみる

ここまで、定番質問の答えを準備して、自分の声を録音して弱点を修正してきましたので、面接に自信が持つことができた人もいると思います。

「まだ、自信が持てない・・・」

という人は、面接の練習をビデオ撮影して、「無意識の悪いクセ」を修正する方法があります。

ビデオ撮影は恥ずかしい、と思うことでしょう。実際管理人もビデオ撮影したことがありますが、恥ずかしくて最後まで見ていられませんでした。

でも、「会話している時に、手が無意識に顔を触っている」など、撮影しないと分からない欠点も見えてくるので、一度くらい試してみるのもいいのではないでしょうか。

参考までに、ビデオ撮影はスマホスタンドで固定すれば、一人でできますので、他の人に見られたくない人も安心して撮影できますよ。

(下に続く)

6.模擬面接サービスを受けてみる

面接の受け答えの克服

これまでは、自分自身のクセを修正する方法でしたが、自分では良いと思っていても他人から見ると悪いクセということもあります。

そこでおススメなのが、他人に面接の弱点を指摘してもらって修正する方法です。
「模擬面接」は、家族や知人に頼んだり、大学の就職課(キャリアセンター)で行ったりすることができます。

また、「模擬面接サービス」として、合同企業説明会などの就職・転職イベントなどでも無料で行っていることが多いので機会があれば受けてみてはいかがでしょうか。

なお、転職エージェントでも模擬面接をしてくれますので、エージェントを利用している人は恥ずかしがらずに受けてみることをおススメします。

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(下に続く)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

面接は場数を踏めば上手くなる

このように言う人もいますが、単に多くの面接を経験しただけで上手くなることはありません。

面接の受け答えでは、

  • 定番質問の答えを準備する
  • 聞きやすい声で伝える
  • 表情やクセにも気を付ける

管理人も面接の受け答えを徹底的に準備したおかげで、自信を持って堂々と挑むことができるようになり、多くの内定を頂くことができましたので、何か一つでも自信を持てるようなることが肝心だと考えます。

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