転職の場合、面接に着ていくスーツを悩んでいる人も多いと思います。

「就活はリクルートスーツ一択だから楽だった」

「上着の中にベストを着たい」

格式が高いスリーピースのスーツは、果たして面接に相応しいものなのか?

今回は、転職の面接でスリーピーススーツを着ることについて解説します。

スリーピーススーツとは

面接の服装

同一色柄生地のジャケット、ベスト、パンツの三点を揃えたスーツのことで、元々、スーツと言えば、このスリーピーススーツのことで、フォーマルな場の礼服ではスリーピースを着ていました。

ジャケット、パンツを同一生地で揃えたツーピースのスーツに、他の生地のベストを合わせてもスリーピースとは言えません。

なぜなら、スリーピースとは同じ生地でこの揃えていることからこそ「三つ揃え」と呼ばれ、格式が高いものとされるからです。

スリーピースとは
  • 同一生地でジャケット、ベスト、パンツを揃えたスーツのこと

ただし、上下スーツに、他のベストを合わせてもスリーピースと呼ばない

貫禄が出てしまう

スリーピースは、その由来から「伝統的」「フォーマル」というイメージを持っている人が多く、通常のスーツに比べて格式が高く、着こなすと貫禄が出てしまいます。

このため、社内では年配の偉い人が着るものと考えている人もいますし、実際のそういう人が着ると「なぜか似合っている」と感じてしまうものです。

逆に、若い人が着てしまうと、年配社員から「生意気」と思われてしまうこともあります。

着こなし方にもマナーがある

スリーピースは、伝統的なスーツであるがゆえ、着こなしにも「マナー」うんぬんを言う人も存在します。
細かい「マナー」を言うとキリがありませんが、その中でも、代表的なものを紹介します。

  • ベルトやサスペンダーをベストで隠す
  • ベストの下からシャツやネクタイを出さない
  • ベストの一番下のボタンを外す
  • ジャケットはボタンを外す(とめない)

細かいマナーがありますが、ベストの丈が短く、ベルトやシャツが見えてしまうと、途端に「だらしない」服装という印象を与えてしまうので注意が必要です。

いくら伝統があるスーツだからと言って、自由が許されないというものではないので、お洒落にアレンジしたいと考えている人は、ここで挙げた伝統的なマナーを守った上で、自己流に着るようにしましょう。

面接に着ていくべきか?

スリーピースを着る目安

面接にスリーピースを着ていくかどうか、悩んでいる人もいると思います。

学生の就活では、当然スリーピースはNGで着る人もいませんが、転職の服装は自由度が高く、状況によっては不自然ではありません。

スリーピーススーツで違和感を持たれないための3つの目安を、順番に解説します。

(下に続く)

似合っていることが最低条件

これは、スーツや身だしなみ全般に言えることですが、「似合っている」「着こなせている」ことが大前提です。

これは、たとえ普通のスーツを着ていても似合っていなければダメですし、メイクや髪型も違和感があれば、「なんか違うな~」と面接官に思われてしまいまうからです。

40歳以上

スリーピーススーツの特徴として貫禄が出てしまうので、20~30代で着てしまうと「若者が」とマイナス評価がされてしまう恐れがあります。

では何歳以上が認められるかとい決まりはありませんが、40代以上が一つの目安だと考えます。

管理職以上

一般社員(ワーカー)での募集でスリーピースを着て現れたら、面接官はビックリするすると思います。
そもそも、ほとんどの面接官はスリーピースを着ていませんので、見た目では面接官より偉くなってしまいますね。

ただし、管理職以上の募集であれば、応募者自身に貫禄がある場合が多く、スリーピースを着て面接に行っても、合わないとは言い切れません。

ただし、通常のベスト無しのスーツを着て「謙虚さ」を見せた方がいいのか、悩むところですが、このポジションの方なら、ご自身の信念で決めるべきでしょう。

(下に続く)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

スリーピースは「かっこいい」だけでなく、格式が高いスーツですので、TPOに合わせて着ることで真価が発揮されます。

転職の面接に着ていくかどうかは本人の判断次第ですが、3つの目安をおさらいしておきます。

  • 似合っている
  • 40代以上
  • 管理職など相当のポジション

格式が高く貫禄が出てしまう故に、状況に応じた選択が求められてしまう難しさがあります。