(2019-11-22更新)

面接好きという人はあまりいないと思います。
面接官にあれこれ質問されてウンザリ・・・何度も経験したくないのが本音でしょう。

鋭い質問やツッコミが多く、取り調べを受けているようだった

自己紹介と志望動機だけ聞かれ、あっという間に終わった

特に、面接時間の長さにも企業の特色が分かれ、1時間以上の面接もあれば、わずか5分とあっという間に終わることあります。

インターネットの掲示板などでは、面接が短いと「不合格のサイン」とされることが多いですが、面接官の重視しているポイントは、実は時間ではない別のところにあります。

今回は、面接時間と合否の関係、なぜ企業によって時間の長さが異なるかを解説します。

面接時間の長短と合否は無関係

面接時間が短い

面接があっという間に終わってしまうと、「落とすから早く終わらされた」とネガティブに考えてしまいますが、結論から言うと、基本的に面接時間の長短と合否に関係ありません

実際には、合否は面接の受け答えだけで決まる訳でなく

  • 履歴書・職務経歴書
  • 応募者の見た目(第一印象)
  • 人柄
  • 質疑応答

このように様々な要因で合否が判断されますので、「面接時間が短い」からといって、不合格と決めつけるのは早計です。

具体的には、履歴書(ES)や職務経歴書の書類選考で採用したい人物を絞り込んでいるため、面接では、見た目の第一印象と数問の質疑応答で人柄を判断して、合否を確定することが多いです。

ここまで5~10分の所要時間で、採用すべき人材か判断をすることができます。

「そんな短時間で分からない」と思うかもしれませんが、面接官は過去に数百~数千人の応募者を見てきたので、「会って少し話せば」採用しても大丈夫かの判断することができるのです。

このため、身だしなみを良く見せようと着飾っても、質疑応答で「やってもないこと」をアピールして、実力以上に見せようとしても、簡単に見破ることができる眼力があるのが、百戦錬磨の面接官なのです。

合否決定はどのように行われている?
  1. 履歴書などの応募書類で、採用したい人物を絞り込んでいる
  2. 面接時の見た目やマナーをチェックしている
  3. 志望動機や人物に問題が無ければ「合格」に

最近は時間が伸びている?

今は人手不足でなかなか人材が集まらなくなってきているので、「わざわざ面接に来てくれたから」と時間をかけて応募者の話を聞く企業が増えてきています。

これは、入社後のアンマッチ内定辞退を防ぐために、応募者の価値観や仕事に対する姿勢などを確認して、行き違いのなく入社してもらいたいと考えるからです。

また、昔は面接官の直感で合否判定されていたこともありましたが、最近は「面接チェックシート」「評価シート」などに記入・点数化して、会議などの合議制で決める企業が多く、チェックシートに沿って面接を進行するので、極端に短い面接は少なくなったと思います。

面接時間の目安は30分

では、平均的な面接時間はどのくらいかというと、

  • 一次面接:30分~1時間
  • 二次・最終面接: 30分前後

一次面接が長い理由は、会社が希望している条件を満たしているかどうかを判断するために、本人の経歴やスキルなどを詳しく調査するので、面接時間が長いことが多いです。

特に、30代以上で職務経歴が多い人は、「職務経歴書の内容を1行ずつチェックされる」のでわずらわしいと思う人もいると思います。

逆に最終面接では、役員が同席することが多く、人間性や仕事に対する姿勢など「内面」に関する部分がチェックされる傾向があり、面接時間も短いことが多いです。

もちろん平均なので、企業の面接に対する事情で変わってきて、10分で終わる時もあれば、1時間以上かかる時もあります。

なお、管理人が受けた面接で最長記録は、最終面接にもかかわらず2時間もかかった経験があります。

余談ですが、この2時間面接は、前半が人事と役員が面接官で始まり、後半は社長と1対1で行われる二部制で、管理人は長すぎて集中力が切れてしまい、肝心の社長との面接中には「早く終わる」ことだけ考えていました。

(下に続く)

面接時間が短い4つの理由

面接時間が短い理由

書類選考でほぼ決まっていた

中途採用では、即戦力の募集が行われ、応募者の能力が重視される傾向があるため、職務経歴書で合否の判断をすることができます。

面接で人物を確認するだけ

このような状況で面接が行われるため、2~3質問をするだけで「問題点がなかった」と、短い面接時間で合格の判断がすることができます。

このように中途採用の面接では、書類選考で採用したい人物の絞り込みができているので、

  • 身だしなみなど見た目に問題が無いか
  • ビジネスマナーがあるか
  • コミュニケーション能力はあるか

面接では、人間性に「問題がなければ」採用という状況になっているので、10分もあれば面接の結果を出すことができます。

その後は、面接官に時間があれば、じっくり話を聞くか、次の面接に備えて早めに終わらせるかのどちらかになります。

契約社員は短いことが多い

雇用形態によっても面接時間は異なってきます。

企業側もアルバイト・パートの面接は短くあっという間に決まるところも多いと思いますが、これが正社員の面接なら「変な人物」を採用しないようにと時間をかけてじっくり判断をすると思います。

また、「雇ったら解雇が困難」な正社員に比べ契約社員も面接時間が短い傾向があります。
半年・1年間などの契約期間ごとに更新の判断をすることができるので、採用面接に時間をかけなくても大丈夫との判断があるからです。

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大量募集の面接時間は短い

雇用形態以外にも、募集人数で面接時間が変わることがあります。

新卒の面接ならば、大人数の採用だとしても、面接官を増員したり時期を分散したり計画的に行うことができるので、一人当たりの面接時間を長く取ることができます。

ところが中途採用の面接では、日常の業務の合間を縫って行われることが多く、「いつまでに採用して」と短期間に募集しなければなりません。

そんな状況で大量募集が行われると、必然的に過密日程で面接が行われることになりますので、一人当たりの面接時間も短くなります。

逆に、欠員募集などで少人数を採用したい場合、応募者を見極めるために「じっくり」時間をかけて面接する傾向があります。

これは、欠員では前任者と「同等以上」の人間性や能力が求められるので、「即戦力で働けるスキルがあるか?」「配属先で上手くやっていけるか?」を見極めなければならないからです。

面接時間が短いのは「企業側」の都合であることが多いですが、残念ながら「応募者側」が原因の場合があり、最後に紹介する「問題あり」の場合です。

問題ありと判断されたから即終了も

逆に、面接官から「この人は会社の社風に合わない」「人間性に問題がある」と判断された場合は、さっさと打ち切られてしまうことがあります。

  • 身だしなみがおかしい
  • 敬語が使えない
  • マナーが無い
  • 態度が悪い

このような人が面接に来たら、最初の1~2つの質疑応答で「これ以上続けるのは時間の無駄」と判断されて、面接終了となることがあります。

ただし、多少服装に違和感があったり質問への答え方が下手だったりしても、すぐに面接終了ということはなく、

緊張しているかもしれない

見た目が変わっているけど、中身は良いかもしれない

通常は、「もう少し話を聞いてみるか」と面接が続けられますが、「常識を疑うほど悪い場合」や「質問に全く答えられていない」ときは、これ以上続けても意味がないと打ち切り終了もあり得ます。

(下に続く)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

面接の長さは企業側の事情によって変わるので、時間が短かったからといって「ダメだった」「不採用フラグ」などと決めつけて落胆することはありません。

特に、企業側の都合で「もともと」面接時間が短く設定されている場合は、

  • 書類選考でほぼ合格
  • 契約社員の募集
  • 大量募集

どの場合でも、良い判断がされやすいですが、唯一ダメなの「問題あり」の場合です。

もちろん、企業の都合や面接官の心理はこちらからは分かりませんので、結局は、面接で自分の実力や魅力をアピールできたならば、あとは「果報は寝て待て」です。

面接時間だけで合否を予想して不安にならず、結果を待つようにしましょう。