履歴書で一番悩むのが「志望動機」ではないでしょうか。

志望動機は使い回しができず、応募企業ごとに内容を変える

なぜ入りたいかを明確にする

就活や転職の対策マニュアルには、このように書かれているため、志望動機の難易度が上がってしまっていえると思います。

有名企業で給与がいいから

本音は、企業ブランドや給与、待遇などが理由だとしても、志望動機に正直に書いてしまうと書類選考で落ちてしまいます。

今回は、採用担当者の目に留まりやすい、履歴書の志望動機の書き方を解説します。

なぜ企業は志望動機を重視するのか

志望動機が重要な理由

すぐ辞めないか

採用担当者が採用する時に最初に気にすることが、

入社してもすぐに辞めないか

長く働いてくれるか

企業は人材を採用するのに、数十万円もの金額を払って転職サイトなどに掲載して、業務の合間を縫って採用担当者や面接官が採用業務を行うので、「手間とコスト」をかけて採用する訳です。

そんな大変な思いをして採用しても、「合わない」「イメージと違う」などを言い残して、数か月で辞められたらたまったものではありません。

ではどうすればよいかと言うと、「入りたい意志」や「目的がハッキリしている人」を採用すれば、すぐに辞めないと考えるのです。

「企業にかける思いが強ければ、少しは頑張るだろう」

つまり、「志望動機がしっかりしている人」を書類選考で通過させて、とりあえず応募という人は振るい落とされてしまうのです。

実際に、入社してすぐ辞めた人の選考時の志望動機を振り返ってみると、「志望動機が弱かった」「あいまいだった」ということがありました。

会社で働いていると、どんなに優秀な人でも、「いい仕事」ばかりさせてもらえる訳ではありません。
入社した頃は雑用から始まり、徐々に難易度の高い仕事に挑戦させてもらうという流れが多いでしょう。

ただし、志望動機が弱い人は、元々「その会社で働きたい」という意思が弱いのですから、やりたい仕事をさせてもらえないと、「つまらないから辞める」と退職してしまう人が多いです。

また、仕事でミスをした時も、立ち直れないまま勤労意欲が低下したり退職したりすることが考えられますので、会社側も「簡単に辞めない人」を採用したいから、志望動機がしっかりしている人を採用したいと考える訳です。

入社したら活躍できるのか

中途採用では、第二新卒を除いて即戦力を期待して募集していますが、採用してみると、

仕事の能力が低い

実際に中途採用者を受け入れたことがある人は、経験をしたことがあるのではないでしょうか。

こんな事態を避けるために、企業も応募段階で能力面をしっかりチェックしています。

例えば、企業のことをしっかり研究して、具体的に、自分には「どんな能力」があって「どのように活かせるか」明確になっている人を採用しています。

志望度が高いか

志望動機は「企業に合わせて書く」必要があり、ちゃんとした志望動機を書けるということは、企業研究ができているということです。

つまり、第一志望の志望動機は具体的で充実しているのに対し、とりあえず応募した人は「使い回しができるような薄っぺらな内容」なので、採用担当者が見れば違いが一目瞭然です。

上記で、志望動機が重要な理由を3つ説明しましたが、結論は次の通りです。

採用されるためには?

「入社したいなら、志望動機に力を入れる」

志望動機の書き方

志望動機に入れる内容

志望動機はアピールしたい内容を詰め込めばよいものではありません。

上記「企業が重視している内容」を意識して、

  • 前職までの実績
  • 入社後はどう活躍できるか

これらの内容を、応募先企業の「事業内容」「業務内容」を把握した上で伝えることが重要です。

また、エピソードや実績などを、具体的に書くことが説得力のある内容にするために必須です。

志望動機サンプル例文

「前職は5年間、〇〇商品の販売を行ってきました。お客様の立場で販売することを心がけていたため、『笑顔で丁寧な対応』とお客様から評価いただき、売上とサービスマナーの2部門で社内表彰されたことがあります。
御社は顧客重視を経営目標に掲げており、お客様から評価いただける対応で、業績とイメージアップに貢献したいと考えております」

ダメな例

「企業理念に共感」

つい使ってしまいそうな志望動機ですが、これは絶対NGです。
採用担当者は大量の履歴書を見ており、「企業理念」という言葉を大量に見ており、同じような志望動機にウンザリしています。

企業理念を謳っている人は落とす

という採用担当者もいるほど、みんながテンプレみたいな志望動機を使っています。

どうしても、企業理念を書くなら「どの部分に」「どう惹かれたか」そして、「入社したらどうしたいか」を明確にしないと、書類選考落とされてしまいます。

(下に続く)

「給料が良いから」、「安定しているから」、「有名企業だから」

本音では、年収や企業規模、ブランド力(知名度)が、企業選定の決め手になると思いますが、志望動機に書いてしまったら、まず相手にされません。

採用担当者も、実際には「企業名で選んだんでしょう」と分かっていますが、多数の応募者から、

  • 活躍してくれる人
  • 業績に貢献してくれる人
  • 自社の社風に合う人
  • 数年で辞めない人

こういった人材を面接して採用したいと考えているので、本音と建前の使い分けではありませんが、「自分のどんな能力をどう活かせるか」をアピールしないと、面接にも呼ばれないまま不採用で終わってしまいます。

「御社の製品を愛用しているから」

これもありがちな志望動機で、本人は効果的と思っているかもしれませんが、アピールという点では全く足りません。

「製品のファン=採用」と直接結びつくことはありません。

製品を愛用していることをアピールしたいのであれば、

  • 「もっと良い製品にするための改善」
  • 「販売や流通の改善」

こういった内容を織り交ぜて志望動機をまとめることで、採用担当者から「面白そう」「会ってみよう」と書類選考通過の可能性が広がります。

「研修制度が充実している」、「学びたい・成長したい」

企業は利益を追求する法人であり、教育機関ではありません。

「給与を払って、学ばせる」そんな慈善事業みたいなことはなく、どの会社も利益を出してくれる即戦力を求めて採用しております。

仮に研修制度が充実している企業に応募する場合でも、「会社にどう貢献できるか」を志望動機として書くべきです。

(下に続く)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

志望動機は、多数の応募者の中から採用されるために決め手となる重要な部分と言うことがお分かりいただけたと思います。

今まで、定型的だったり他社の使い回しをしていたりしていた人は、「その企業に合ったオリジナルなもの」に変えることで、書類通過率が変わってきます。