(2020-7-21更新)

転職活動中は、昼まで寝ていませんか?

会社を辞めた解放感から、目覚まし時計をセットしないで起きたい時間に起きる優雅な生活をしてしまい、気づいたら昼頃~夕方まで寝ているなんてことしてないですよね。

本人は気づかないかもしれませんが、不規則な生活をすると顔に現れるものです。

特に、面接官は応募者の顔を見て、「健康的な顔」「顔色が悪いな」などと応募者の健康状態を判断するので、「不健康」と思われたら採用が見送られてしまうことがあります。

今回は、規則正しい生活をして体調管理をするメリットと、不健康のデメリットを解説します。

体調管理する理由

転職活動中の健康維持

転職活動中は、体調管理がとても重要になります。

いや、体調管理は転職期間に限らずいつでも重要ですが、特に、転職活動中は意識して体調管理をして、健康を維持しておくべきです。

なぜなら体調管理ができてないと、こんな症状が現れて内定が遠のいてしまうからです。

  1. 転職後に能力が発揮できない
  2. だるくてやる気が無くなる
  3. 顔に覇気がなくなる

1.転職後に能力が発揮できない

スポーツをしている方は、こんなたとえ話を聞いたことありませんか?

ケガで1か月練習を休むと、元に戻るまでに2~3か月かかる

われわれに例えると、転職活動中は「練習を休んでいる期間」となります。

ただし、有能な選手は、ケガで練習を休んでいる間もしっかりリハビリを行っており、練習再開後にブランクを感じさせずに、実戦に入れるのではないでしょうか。

これを転職活動中に置き換えると、転職活動中も会社生活と同じリズムで生活することで、入社後にブランクの影響が少なくでき、直ちに即戦力として働ける身体ができあがっています。

2.だるくてやる気が無くなる

体調管理ができてないと、何事もおっくうに感じてしまい、肝心の転職活動がペースダウンしたり、おろそかになったりする恐れがあります。

またせっかく転職しても、転職活動中の「なまけ癖」がついたままだと、朝起きて勤務先までの通勤で体力が消耗しきってしまうことや、そもそも朝起きるのがつらくなり、会社に行くのが嫌になってしまいます。

「入社が決まれば、すぐに働いていた頃の生活に戻るさ」

頭では分かっていても、転職活動中の楽な生活が抜け切らず、早起きして通勤電車に乗ることが辛くなってしまうものです。

3.顔に覇気がなくなる

面接官は何百~何千もの応募者を見てきていますので、だらしない生活をしている人を見抜けます。

応募者の目を見れば体調管理ができているか分かる

目は口程に物を言うとのことわざの通り、体調管理ができてないと、顔の覇気がなくなるので、人間的な魅力がなくなるので、面接官はそんな応募者は真っ先に落としてしまうのです。

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体調管理方法

体調管理方法

1.食事はバランスよく食べる

転職活動中は、食事も不規則で栄養バランスが悪くなりがちです。

在職中に社食を食べてきた方は、栄養士さんが考えたバランスよい食事のありがたみが感じたのではないでしょうか。

社食がなく、「毎日コンビニの弁当や菓子パンだった

こんなあなたは、健康面では転職した方が良かったかもしれません。

健康でなくては収入を得ることができませんので、好きなものばかり食べずに、肉、魚、野菜、果物をバランスよく食べましょう。

2.起床時間は転職後を想定して起きる

転職活動中は、会社生活からの解放感で、つい夜更かしをしがちですが、睡眠の乱れから生活リズムが崩れ、体調を悪化させることにつながります。

理想の睡眠時間は人それぞれ異なりますが、在職中と同じ時間寝るようにしましょう。

起床時間は、転職後の起床時間を想定して起きるようにしましょう。

身体に起きる時間を覚えさせておけば、入社後に起床が楽になります。

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3.毎日1時間の運動をする

運動は、毎日続けられることを、1時間以上を目安に頑張りましょう。
1時間は長いと思われた方もいるでしょうが、入社後の勤務時間と比べれば、たった1時間です。

今まで運動されてなかったなら、転職を機会に運動を始めてみてください。
体を動かすことで、脳が活性化されたり、新しい発見があったりするかもしれません。

さらに、面接でも運動をアピールもできます。

  • 「毎朝1時間、ジョギングをしているので健康には自信あります!」
  • 「転職活動中は、食事や運動、規則正しい生活を心がけており、ここ何年も風邪を引いたことがありません!」

面接官も、転職期間が長くなればなるほど、応募者の体調が気になるものです。

入社後に休みがちになりそう人は採用できない

元気な表情で健康をアピールすれば、安心して内定を出すことができますから。

なお、簡単に始められて長続きできるスポーツを、関連記事で紹介しています。

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転職活動中の運動が趣味になることも

ジョギングやランニング、サイクリング、水泳など、転職活動中に始めた運動が気に入って、生涯続けられる趣味になる事だってありますから、今まで無趣味・無運動だった人は、実利を兼ねて身体を動かしてみましょう!

また、家に閉じこもっていては、精神的に嫌になってしまうこともあるので、運動がてら新鮮な空気を吸うことは、気分転換にもなります。

なお、転職後の会社での自己紹介では、転職活動中の運動を趣味としてアピールするのもいいのではないでしょうか。

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(下に続く)

転職活動中の1日スケジュール

私が転職活動していたときは、こんな生活をしていました。

朝のジョギングのほか、夜にラジオ体操!?やストレッチで合わせて2時間も運動を行ったのは、在職中に比べ体を動かすことが減り、身体が怠けてしまうことを防ぎたかったからです。

5:30 起床
6:00~7:30 近所の運動公園でジョギング
8:00 朝食
9:00~11:00 転職活動(求人情報チェックや応募など)
11:00~12:00 読書やニュースチェック
12:00 昼食
13:00~15:00 転職活動(面接はこの時間にしてました)
16:00~18:00 語学勉強
19:00 夕食
20:00~22:00 趣味など
22:00 ラジオ体操・ストレッチなどの軽い運動
22:30 お風呂
23:00 就寝



振り返ってみると、転職活動時間が短くて、なんとも優雅に過ごしていましたが(笑)、
規則正しい生活と体調維持には注意をしていました。

なお、朝活のメリットと早起きのコツは、以下関連記事で詳しく解説しています。

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(下に続く)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

転職中は休息期間ではありません。

  • 目標を達成するため
  • ステップアップするため

会社都合で退職を余儀なくされた人もいると思いますが、新しい会社で高い評価で入社・活躍するために「ベストの体調」を維持しておく必要があります。

なお、退職後に気分転換で旅行する人もいると思いますが、事前に日程を決めてリフレッシュして、終わったら転職活動に集中する切り替えが必要です。

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