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倒産

倒産件数

社員として入社後、現在の会社に対してそれほど多くの不満はなければ、できれば定年まで勤めたいと考えるのではないでしょうか。

ところが、不運にも利益が上がらなかったり、資金繰りに窮して倒産してしまうこともあります。
2016年の企業倒産件数は、年間で8,446件もありました。(東京商工リサーチ調べ)
過去は、1~2万件で推移していたが、直近は8年連続で減少しているようですが、それでも明日は我が身と気を引き締めたいところです。

では、いきなり明日倒産する場合もありますが、ある程度は「前兆」があるものです。
代表的な倒産の前兆をご覧ください。

会社が傾はじめた10の前兆

1.社員旅行や忘年会などの行事が、取りやめか縮小した

社員同士の親睦を図るために重要なのが社員旅行です。

知らない土地で飲み食いすることで、社員同士の新たな一面がみれたり絆が深まるったり、経営者や幹部と社員の距離も縮まったりと、経営者も重視していると思うのですが、これが急に無くなったら資金繰りが厳しくなっていると疑ってください。

また、新年会・忘年会や社内レクリエーションが無くなる、または規模が縮小した場合も同様です。

多少資金繰り厳しくなっても、定例的に行われていることは、なかなか手を付けられないものです。
そんな分かりやすいところを削減するってことは、社員に「やばい」ってことを教えているようなものですから。

2.備品の購入が減らされる

「経費削減」と表向きはもっともですが、傾いてくると度が越してきます。

「去年まで問題なく買えたものが買えない」
「ペンなどの文房具が買えない」

誰もが首をかしげるような、細かいところまでケチってきます。

3.ダスキンやコーヒーメーカーなどの解約

突然ダスキンなどを解約し、代替手段を用意しない。
その場合、解約後の玄関マットや掃除道具が汚れても放置するでしょう。

また、来客用や従業員用のコーヒーメーカーやウォーターサーバーの解約する。
まず削減ありきで、来社したお客様や業者のことなど考える余裕がなくなります。

4.トイレや玄関が汚くなった

「トイレや玄関、通路などが以前より汚くなった」

これらの掃除を外部に委託しているか、パートさんを雇っている場合には、掃除頻度を減らしたり、内容を簡素化たり、また、パートさんが複数いる場合は、人数を減らすなど、売り上げに直結しないところを減らしてきます。

5.蛍光灯が切れても交換しない 照明が間引きされた

備品の購入が減らされ、蛍光灯も買えないから、蛍光灯が切れても交換できず、外すしかなくなります。

特に、通路や玄関といった、常に人がいない場所の照明を間引きしてきます。
間引きすることで、通路や玄関が汚いことを誤魔化せるメリットがありますが(笑)

6.会議が増えるが、議題は売上アップばかりになる

「営業の会議が増えたな」
「普段は、社長が営業の会議に顔出さないのに、出席してる」

資金繰りに困り現金が必要なので、営業を集めて「売れ」の一点張りとなります。
精神的に追い詰めて売らせますので、営業が夜遅くまで勤務させられるようになります。

7.目的の良くわからない部署が新設された

「事業企画部門」、「○○プロジェクト推進部門」などの部署が新設され、社員に対してはぼやけた新設理由しか説明しない場合も疑ってください。

恐らく、現金化できそうな新規事業に手を出してると想像できます。
この時、本業とかけ離れた門外漢なことを始めてきたら危険信号です。
また、「コンサルト」らしき人たちが出入りしている場合もあります。

もはや、経営者の頭の中には資金繰りでいっぱいで、まともな経営判断ができない状況です。

8.売掛金の期日前回収が行われた

経営層から、「売掛金を(期日前)回収してこい」と指示が出たら、もう目先の資金が枯渇していると思っていいでしょう。

売掛金の期日前回収をしたら顧客との信頼関係がガタガタに落ち、顧客にも信金繰りがやばいことを教えているようなものです。
それでも顧客との信頼関係より、「目の前の現金」が必要なほど会社の財政は火の車な状況です。

また、仕入れ先への買掛金サイトが、急に長くなった場合も同様です。
そろそろ転職活動の準備をしましょう。

9.社長の外出が増えた

社長は、朝早く出社して社内を巡回したり従業員に声をかけたりすることが多いと思います。
そんな社長が朝いないのは、夜遅くまで起きてるか、何か悩みを抱えているのではないでしょうか。

「最近、社長を見る機会が減った」
「毎朝体操していたけど見ないな」

社長の外出が増え、その行き先が誰も分からないのは、資金繰りに奔走しているからです。
社内に「銀行に行く」なんて言えないから、行き先を伝えないのです。

10.経理部長や営業部長が退職した

幹部以外で会社の財務状況を把握しているのは経理部門で、係長・主任クラスでも会社の財務状況はしっかりと把握しています。
ましてや、経理部長が突然退職したら倒産目前と言っていいでしょう。

切り口は違いますが、営業部長も売上の実態を把握しており、「この会社は利益上げられないな」とすべてお見通しです。
優秀な営業部長なら、会社の資金状況は楽に把握できるので、見切りをつけた時の行動は早いものです。

もちろん営業部長が退職する場合は、ヘッドハンティングされており、腕利きの部下を連れて行くこともあります。

そして気づいたら、周りの優秀な人材が退職している・・・

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事は、不安を煽ることを目的としているわけではありませんが、この中で2~3個でも当てはまったら、もしかしたら会社が沈みかけてる前兆かもしれません。

いざとなった時に慌てないように、この前兆が現れたら転職の準備をしておくことが賢明です。

ただし、急いで退職する必要はありません。
例えば、倒産しても退職金がもらえそうな時は、転職準備をしながら倒産までお付き合いすることが得策の場合があります。

人脈作りをしたり、キャリアアップをしたり、資格や語学の勉強をしたりと備えてをしておくことで、突然の倒産など怖くなくなります。

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