(2018-8-27更新)

転職活動をしていると、通勤圏内に希望の求人がなかったり、条件が低かったりして、なかなか転職先が見つからないことがあると思います。

また、将来の子供の学費を考え、給与のいい会社に転職したいけど地元には求人がない場合もあると思います。

今回は、「単身赴任して働くか」と思った時に、ご覧いただきたい単身赴任について説明します。

単身赴任するとどうなる

単身赴任
まずは、単身赴任をするとどれだけお金がかかるか、お金以外にどんなことが起こりうるかを見ていきたいと思います。

1.単身赴任の費用

初回のみ発生する費用

契約~入居まで

礼金・・・家賃1か月分程度
敷金・・・家賃1か月分程度
仲介手数料・・・家賃1か月分程度
家賃保証会社・・・家賃0.5~1月分程度
火災保険・・・約20,000円
鍵交換費用・・・10,000~20,000円
引っ越し費用・・・(レンタカー日帰り)約10,000円、(一泊二日)約20,000

※ここまでは、企業が一部または全部負担してくれる場合があります。

入居後

【 家具 】計25,000~50,000円


寝具・・・(和室布団)約10,000~20,000円、(ベッド)20,000~30,000円
テーブル椅子・・・10,000~20,000円
照明など・・・5,000~10,000円


【 家電製品 】計75,000~110,000円


冷蔵庫・・・20,000~30,000円
電子レンジ・・・10,000~20,000円
炊飯器・・・5,000~10,000円
洗濯機・・・20,000~30,000円
テレビ・・・約20,000円

※社宅や寮に入れれば、大部分不要になる可能性があります。

毎月発生する費用

家賃・共益費・・・契約した金額です。
光熱費・・・8,000~15,000円
食費・・・20,000~30,000円

2.単身赴任の時にする手続き

単身赴任で転居するときも、通常の引越と同様に役所や警察などに住所変更を届け出る必要がありますので、平日の昼間に手続きを行う時間を作る必要があります。


なお、単身赴任時に行う手続きは、以下関連記事をご覧ください。

関連記事:「転勤で単身赴任が決まった時にする準備物や手続一覧

3.単身赴任者に対する手当て

家賃補助

社宅や寮がある企業なら、無料または格安の家賃となります。
社宅や寮がない場合は住宅手当として、家賃の半額~全額分の手当てが支給されるなどの場合が多いです。

単身赴任手当

一般的な単身赴任手当として、3~5万円が支給される場合が多いです。

帰省旅費手当

帰省旅費手当として、1か月あたり1~2往復分の旅費が支給される企業もありますが、少数派かもしれません。
(2往復はたまに見かける程度ですが、単身赴任のことが分かっている企業だなと思います)

単身赴任者に対する手当は、三大都市圏以外の企業の方が、手厚い気がします。

4.単身赴任のデメリット

さて、費用や手当といったお金のことがわかったので、次は家族や身体面からみて、単身赴任のデメリットは次の通りです。

  • 片親での子育てとなる
  • 精神的に寂しくなる
  • 食事の栄養バランスが悪くなりがち

片親での子育てとなる

残された妻(夫)が、一人で子育てをするのは、身体的にも精神的にもきついです。

特に、小学生以下の子供がいる場合は、次の場合どうするか考えておきます。

  • 子供の送り迎え
  • 学校行事
  • 子供や自分が風邪などひいた場合

精神的に寂しくなる

家族一人がいなくなると、思った以上に寂しくなります。

寂しさから、精神的に不安定になりがちになりますので、事前に寂しさの解消法を決めておきましょう。

  • メッセージアプリ(LINEなど)で、家族のグループチャット機能を使い、今日の出来事を言い合う
  • ちょっとした息抜きとして、趣味などに没頭する時間を作る

食事の栄養バランスが悪くなりがち

夫が単身赴任の場合、(料理が得意の場合を除いて)外食、弁当などを食べることが多くなります。
ついつい食べたいものばかりを食べてしまい、栄養バランスが悪くなりがちです。
また、外食や弁当などは味付けも濃い目なので、塩分の取り過ぎによる高血圧や動脈硬化などの病気の心配もあります。

外食で食費がかさんだり、高血圧や動脈硬化などの病気にかかったりすると、何のための単身赴任だかわからなくなります。

こんな時のためにお勧めしたいことは、安くて健康的な「簡単作り置きレシピ」を夫に伝授してあげることです。

5.単身赴任のメリット

今度は、逆に単身赴任のメリットを考えてみたいと思います。

  • 家事の大変さが理解できる
  • 妻のありがたみが感じられる
  • 夫のありがたみが感じられる

近くにいると気づかない、配偶者のありがたみが感じられるようになりますが、それでも、1~2年の単身赴任なら我慢できても、それ以上の長期の単身赴任となると、辛い・寂しいだけになってしまします。

家事の大変さが理解できる

今まで妻が家事を全般的に行っていた場合、家事の大変さが身に染みて分かるようになります。

仕事が終わって家に帰っても、食事もない、洗濯物も溜まっている、ゴミの分別が良く分からない、さらに掃除は月に1回するかどうかで、浴槽もトイレも台所も日に日に汚れてくる・・・。

妻のありがたみが感じられる

また、家事だけでなく、家に誰もいないのは相当寂しいものです。

特に、風邪をひいたり具合が悪くなったりした時には、看病してくれる人がいないのが辛くて我慢できません。

夫のありがたみが感じられる

家に残った妻も、自分や子どもが熱を出したので医者に行くときや、学校行事の時などは、「こんな時に、夫がいればな~」と思うのではないでしょうか?

また、電球交換、家の補修などをあっという間に行う夫の凄さが分かるかもしれません。

単身赴任を経験すると、夫婦間でお互いのありがたみが感じられるようになります。

家族で話し合って結論を出す

重要なことは、家族でよく話し合って結論を出すことです。
一方的な意見の押し付けることは、あとあと泣くことになるだけです。

家族で話し合う

1.引っ越さない手はないか

まず考えることは、現状の住居で何とかならないかです。
次の方法で乗り切れるなら、無理して遠くに行くことはないです。

共働きで頑張る

現在、専業主婦(夫)であれば、働いて収入を得ることができないか?
または、勤務時間を増やして収入を増やすことはできないか?

節約して捻出できないか

節約生活には限度があります。

そこで、食費よりも積極的に見直したいのが携帯電話です。
格安キャリアを利用したり、通話無しプランに変えたりすることで、月々2~3,000円で持てますので、大幅に電話代が減らすことができます。

または、生命保険も補償内容を減らすことで、掛け金が少なくなりますので、この機会に見直してみてはいかがでしょうか?

2.理想は家族で引っ越すこと

どうしても遠い転職先を選ばざるを得ない場合は、理想は家族で一緒に引っ越すことです。

もちろんクリアする問題もあります。

  • 共働きの場合は、妻(夫)も転職することになる
  • 子供が転校することになる
  • 実家に近い場合は、親の面倒が見られなくなる





将来どうするかを決めておく

仮に単身赴任をすると決めた場合、将来のことも忘れないで決めておいてください。

1.ずっと単身赴任か

持家があったり、親の介護があったり様々な事情があるため、地元を離れられず、単身赴任しか方法がない場合もあると思います。

行く方も残る方も辛いですが、単身赴任で頑張ると決めた以上、やり遂げるしかありません。

でも決めておく大切なことがあります。

  • どのくらいの頻度で帰省するか
  • スカイプなど顔を見ながら会話する手段を用意して、決まった日時に会話する

2.数年後に家族と合流するか

当初は単身赴任だけど、数年後に合流する(または、合流したい)。

単身赴任は辛いので、「数年後に一緒に住めるという」心の支えがあるとないでは全く違います。

何とか合流できないか、よく話し合って決めておくことが肝心です。

  • 共働きの相手の転職の目途をつける
  • 子供の進学に合わせて合流

まとめ

単身赴任している人に伺うと、1年間の単身赴任でも辛い、我慢できないという人が多いです。

いつまでも、合流して一緒に暮らすというゴールが見えないと、頑張りも限界に来てしまいますので、どうしたら一緒に暮らせるかをよく話し合ってもらえたらと思います。