(2018-9-18更新)

「今すぐには転職できないけど、1年後に転職をしたい!」

という状況ってよくあると思います。

参画しているプロジェクトの完了日や、家庭の事情、または、あと1年在籍すると退職金が増えるなど。

その時まで何もしないで転職のタイミングを待つよりは、少しでも有利に転職できるよう準備しておきたいと考えと思います。

今回は、在職中にやりたい仕事を見つけて、転職のための準備方法を解説します。



職務経験の棚卸しと強みを探す

まずは、将来の転職に向け、ご自身の職務経験を洗いざらい書き出し、その中で成果が出せたこと(アピールポイント)、学んだことや改善したことを見つけるところから始めます。

この職務経験の棚卸しの結果、アピールポイントをまとめ上げたものが「職務経歴書」になります。

どの道、転職の時に必要になるものですから、早めに準備しておくと、経験やスキル不足があった時に、今のうちに補うことができるメリットがあります。

職務経歴書とは

求人の応募者が、これまで培ってきた職務経験やスキルを記載したもの

  • どんな仕事をしてきたか、どんな能力があるかをアピール
  • 自分の強み、スキルなどをアピール

今までの職務経験を書き出す

入社から現在までの職務経験を書き出してみます。
この時には、次の項目を中心に書いてみるといいでしょう。

  • 業務内容(どの立場で、何を、誰のために、どの手段・方法で行ったか)
  • 参加したプロジェクトなど
  • 成果を出せたこと(目標達成や表彰されたこと)
  • 学んだことや改善したこと

やりたい仕事を見つける

やりたい仕事は何ですか?

では、1年後に転職する場合、どんな仕事に就いてみたいですか?

今まで経験が活かせる仕事に就くことが理想ですが、この機会に新しいことにチャレンジするのもいいと思います。
新しいことにチャレンジする場合も、この1年間の準備次第でいくらでも可能性が広がるわけですから。

やりたい仕事の求人票を見てみる

それでは、自分が就きたい仕事を転職サイトで検索して、実際の求人票を見てみます。

今回は、応募する訳ではなく、求人票を分析することが目的なので、主に次の4項目を確認します。

  1. 求人数は多いか
  2. 応募の条件は何か
  3. 求められる人物像は何か
  4. 待遇はどうか

まだ転職サイトに登録してない場合は、求人数が多いサイトに登録した方が調査に役立ちます。


1.求人数は多いか

検索をしてみて、1~2件しか求人票がヒットしなかった場合、もしかしたら稀な仕事かもしれません。
後日また検索してみて、やはり求人数が少なかったら、転職活動の長期戦を覚悟するか、類似の仕事にまで検索条件を広げるかをしてみてください。

2.応募の条件は何か

応募に「職務経験3年以上」、「○○資格所有者」などの条件があるか確認します。
複数の求人票で、同じような条件が並んでいた場合は、その条件が標準的な必須条件である分かります。

3.求められる人物像は何か

続いて、条件ではないですが、企業が希望している人物像も調べておきます。

例えば、「他部門との調整」という記載があれば、その仕事には協調性や調整能力が求められると分かります。

面接では企業が希望している人物像に合致していることを、協調性があること強みとしてをアピールすることで、ぐっと採用が近づくからです。

4.待遇はどうか

自分が就きたい仕事の「待遇の相場」を調べておきます。

給与については、「前職給与を考慮し当社規定により優遇」と明記してない場合や、「25~30万円」や「25万円以上」などと書いてある場合もありイメージしにくいですが、何件もの求人票を集めることで、その仕事の相場が見えてくると思います。

この待遇の相場で、将来のライフプランを描いてみて、納得できるライフプランになったら、1年間しっかりと準備を始めましょう。

もし、将来に不安がある場合は、別のやりたい仕事に変更するなど、満足できる待遇の仕事に方向転換することも検討してみてください。

あと1年でできることは?

今からできる事は?

職務経験が活かす仕事を目指す場合

現在の職務経験を活かす場合は、毎日の仕事をしっかり行いながら、もし今より上位の立場だったらどう業務を行うべきかを考え、「幅広く」または「掘り下げて」業務を行うことが、ステップアップへの道になります。

職務経験で磨きをかけることができること

今、何かのプロジェクトに参加しているなら、これはチャンスと思い、本気で職務を行います。

普段なら「私の分野(担当範囲)じゃない」と興味を示さなかったことも、プロジェクトに関することすべてを知るという心構えで挑んでみると、今まで見えなかったことが見えてくることもあります。

もちろんプロジェクトが全てではなく、日常業務でもいいのです。
1年という期間は、期首から期末まで含まれているので、ある業務の「年度の流れ」を再認識するいい機会と思います。

業務関連資格の取得を目指す

転職で威力を発揮する資格は、「業務に関する資格」なので、この1年間に業務に関する資格を取ることで、転職活動を有利にすすめることができます。

業務に関する資格とは、「営業職」の場合は広すぎて一概に言えないですが、「TOEIC」、「販売士」、「中小企業診断士」などでしょうか。

また、資格は無理という場合でも、ExcelやWordの高度な使い方をマスターしたり、キーボード入力速度を早くする練習をするなど、スキルアップに向けた準備はいくらでもあります。

新しい仕事にチャレンジする場合

次の仕事は新しいことにチャレンジするからといっても、現在の仕事が無駄になることはありませんので、現在の仕事から学べることや、新しい発見があるかもしれないので、手を抜かないようにします。

間違えても、辞めるからと惰性でだらだら働くことはいけません。

新しい仕事のことを学ぶ

新しい仕事にチャレンジする場合は、まずその仕事を知ることから始めてみましょう。

その仕事をしている知り合いの人がいれば聞いてみたり、商品やサービスなどを利用したりしてみます。

例えば、転職先では経理職を希望するのであれば、会社の経理の人の仕事を観察したり、経理の人と仲良くなったりすることで、経理の仕事の情報が入ってきます。

その後は、先ほど求人票をチェックしたので、応募の条件などがわかっているので、それが満たされるように十分に準備をします。