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謝罪

内定をもらい入社日を聞かれたので、その場で入社日を即答してしまった。

ところが、退職交渉で引き止めされ入社日に間に合いそうにない・・・。

「入社日の延期はできるの?」

ここでは、入社日の延期の方法と、正しい入社日の決め方を説明します。



入社日に間に合わないと分かったらすぐ連絡をする

すでに入社日に間に合わないという状況でしたら、すぐに連絡をしなければなりません。

連絡をぎりぎりまで延ばし、直前になって「入社日に間に合いません」と連絡することは避けてください。

では、入社日の延期を連絡する時にはどんなことを注意したらいいでしょうか。

状況の説明

一度は入社日の合意をしたわけですから、合意を変更するだけの理由を説明しなければなりません。
説明する時には次の内容を正しく伝え、「それなら仕方ない」と思ってもらえるように伝えます。

現在の進行状況

内定後から現在まで、「いつ」「何をして」「どうなったかを」を詳細に伝えます。

いつ 何をして どうなったか
3月1日 上司に退職したい旨を相談して 保留された
3月3日 上司に退職の意思を伝え 保留された
3月5日 上司に退職の意思が固いことを伝え 了承された
3月6日 退職願を提出した 人事で保留された
3月9日 上司立会いのもと人事と相談した 後任を採用するので、それまで待って欲しいと言われた

どんな想定外なことが起きたか

続いて、合意した入社日に入社できない理由を説明します。

退職交渉で引き止めに合うことや引継ぎに時間がかかることは、想定外な理由としては物足りないですが、嘘はつけないので正直に話しましょう。
ただし、入社歴の浅い20代前半であれば仕方ないで済みますが、「社会人としてそのくらいことも想定できない人物」とレッテルを貼られることは覚悟の上でです。

現時点での入社日の見通し

最後に、現時点での入社日の見通しを伝え、その日程で入社させてくださいとお願いをします。
低姿勢で「働かせてください」の意思が伝われば、企業側も納得してくれると思います。

入社日を延期すると内定取消もある

入社日に間に合わないと、どんなことが起こる

企業も事業計画に基づい採用をしているので、入社日に間に合わないと次のように業務に支障がきたす場合もあります。

  • 新規部門やプロジェクトの立ち上げに参加できない
  • 新店のオープンに間に合わない(オープニングスタップ募集の場合)
  • 退職者と引継ぎができない(退職者の欠員募集の場合)

上記の場合は、入社日に間に合わないなら、内定を取消すと言われることもあり得ます。

始期付解約権留保付労働契約

では、入社日に間に合わないと内定取消は可能でしょうか?

内定は、判例上「始期付解約権留保付労働契約」と解釈され、「入社日まで取消ができる労働契約」となります。
取消ができるとは言え、なんでもかんでも取消ができるわけでなく、内定取消事由に該当する場合に限られていますが、入社日の変更がこれに該当するため取消可能となります。

正しい入社日の伝え方

内定から入社日の確定までの流れは、以下の通りです。

1.内定承諾

内定承諾時に入社日を聞かれると思いますが、即答を避けおおよその目安を伝えます。

「社内規則では、退職願は退職日の1か月前までに提出することになっております。退職交渉に時間がかかる場合もありますので、1か月半~2か月後に入社できるように努力します」

2.退職願が受理された時点で連絡

続いて、退職願が受理されて退職日が確定した時点で連絡します。

入社日決定までの注意点

内定承諾から退職日確定までに3日以上かかる場合は、途中の進捗状況を報告します。
採用側も入社日の連絡を待っていますので、入社日を確定されるまでは連絡が途絶えないようにしてください。

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