(2020-7-20更新)
転職サイトのホームページに行くと、「転職フェア」、「転職イベント」の特設コーナーがあり気になっている方もいると思います。
「企業紹介イベントなの?」
「なにかメリットあるの?」
履歴書不要、入退場自由など謳われているが、一体どんなものなのでしょうか?
混雑するからと遠慮する人もいると思いますが、知らない企業に出会えたり人事の人と会話出来たりメリットがあるので、転職活動でプラスになること多いのです。
今回は、「転職フェア」、「転職イベント」のメリットとデメリット、活用方法を解説します。
合同説明会とは
合同説明会とは、求人をしたい企業と求職者が会場などに集まり、お互いに知ってもらおうという場です。
リクルートやマイナビ、DODAなどの求人サイトが主催しており、参加費が無料で、入退場自由で服装も自由(ほぼスーツを着てますが)で開催されています。
また、合同説明会では全ての業種や職業を対象として行われるものと、IT、医療、フードなどに特化した合同説明会もあります。
合同説明会のメリット
それでは、合同説明会に参加するメリットとデメリットは何でしょうか?
企業の採用担当者や募集部門の人と話ができる
求人票や企業のホームページでは、実際の会社の雰囲気や社員の人柄などが、分からないことってあると思います。
合同説明会では、採用担当者以外にも、募集部門で働く現場の人も同席していることもあり、こういった実際に働いている人の生の声が聞けることは、企業を選定する上で非常に参考になります。
求人票や企業のホームページではあまり魅力を感じてなかったが、合同説明会の人たちがとてもいい雰囲気だったので応募を決意したってことは結構多いです。
たくさんの企業と面談ができる
会場には企業ブースがひしめき合っており、時間が許す限り、何社もの企業と面談をすることができます。
短時間にまとめて面談して、それどれの企業の雰囲気などが実感できるため、企業選定の助けになります。
面談した企業の書類選考が免除されることがある
合同説明会で面談して気に入った企業には、その場で応募できます。(主催により応募方法が異なりますが)
合同説明会で応募した場合は、書類選考が免除になる企業があります。
同時開催のセミナーや講演会が役に立つ
合同説明会の会場では、転職に役立つセミナーや講演会も同時に行われることがあります。
「面接官の視点で見た面接のコツ」など、
普段聞くことができないノウハウが身に付くなど、主催者も来場者を増やすために力を入れています。
無料で写真撮影の特典あり?
合同説明会の会場でプロによる写真撮影会場が併設されている場合があります。
自分が魅力的に映るように工夫して撮影してくれるので、この写真を貼れば、履歴書の好感度が上がること間違いなし!?
通常スタジオ撮影の証明写真の場合、好感度とか関係なく事務的に撮影されて、1枚300~400円も払うことになるので、無料で良い写真を撮ってもらえることは財布にも優しいです。
いきなり最終面接までいくことも
合同説明会に参加すると思わぬ特典があります。
それは、この説明会が事実上の「一次選考」を兼ねていて、後日の面接に役員が同席する最終面接なんてこともあります。
つまり、合同説明会に参加して翌週に最終面接が行われて、わずか1~2週間で内定をもらえることもありますので、企業の雰囲気を重視しつつ、早く内定をもらいたい人にはお勧めです。
デメリット
もちろん、合同説明会にはデメリットもあるので、知っておく必要があります。
人気がある企業では行列になる
大手の合同説明会では、ものすごい人数の求職者が集まります。
考えることはみんな同じようなもので、有名企業にはかなりの人数が集まるため、行列ができます。
有名企業を2~3社回っただけで時間切れとなることもあります。
混雑で疲れる
合同説明会では、100社以上の参加企業が集まり、混雑と行列で嫌気がさして疲労がたまります。
混雑が苦手な方は、会場に来たけど人が多すぎて途中で退出する人もいると思います。
合同説明会を効率よく回るために
合同説明会は混雑するけど行く価値はあります。
だだし、合同説明会にどんな企業が参加するか調べずに、行き当たりばったりでは時間が足りないので、次のようなちょっとしたコツで効率よく回れるのです。
事前エントリーをする
合同説明会には事前登録なく参加することができますが、事前登録しなかった場合は、受付でエントリーシートに記入する必要があります。
時間帯によっては受付が混んでいることもあるので、事前登録(事前エントリー)することでスムーズに入場できます。
限られた時間で効率よく回るために、受付で時間を無駄にすることは避けたいので、事前登録を忘れずに行いましょう。
事前に参加企業を調べて決めておく
合同説明会のホームページでは、事前に参加企業のリストが公表されます。
その中から行きたい企業の優先順位を決めておき、この順番に回われば効率的です。
優先順位を決めて「どうしても聞きたい企業」を率先して回れば、最低限の収穫を得ることができます。
企業にする質問内容を考えておく
せっかく企業の生の声を聞ける機会なので、面接では聞けないような質問をいくつか用意しておきましょう。
同じ質問をすべての企業にしてもいいし、企業毎に質問を変えてもいいと思います。
生の声を聞くチャンスなので、事前にホームページなどを良く調べておき、聞きたい内容を用意して挑みましょう。
おすすめ合同説明会
マイナビ転職イベント(EXPO・フェア・セミナー)
名称:マイナビ転職の転職イベント(EXPO・フェア・セミナーなどの合同企業説明会)
主催:株式会社マイナビ
特徴:参加無料、事前登録不要(事前登録した方がよい)、服装自由、各種講演や相談コーナーあり
DODA転職フェア
名称:DODA転職フェア
主催:パーソルキャリア株式会社(DODA)
特徴:参加無料、事前登録不要(事前登録で優先入場)、服装自由、面談希望のスカウトあり
まとめ
いかがでしたでしょうか。
合同説明会は、解消に行く手間や混雑することがありますが、その分メリットが多いので、近所で開催していたら是非参加してみてください。
応募前に企業の生の声を聞いたり、直接会話したりできるので、企業の雰囲気や社風を知った上で応募企業を選定できることが、合同説明会の最大のメリットと言えます。
また、合同説明会に参加して、気に入った企業に出会えたら、是非面接を申し込みましょう。
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お世話になっております。
転職フェアに行ったことがありますが、混みすぎていて企業の人たちとじっくり話すことができませんでした。
結局書類選考パスの恩恵がもらえたのはよかったのですが、相当疲労がたまりました。
お世話になっております。
合同説明会も小規模から大規模まで様々あり、大規模で大人数集まってしまうと数か所回って終わりなんてこともありますね。
それでも、企業の人たちと話すことができたり、知らない企業を知るきっかけになったりメリットはありますが、疲労の方が勝ることがあるのも否定できません。
管理人は、1社でも良い出会いがあれば「成果あり」と考えますが、それでは物足りない人もいると思います。
解決策が出せず申し訳ないです。