(2018-9-20更新)

転職活動を始めたり、退職しようと考えている人たちには、「ある」共通する前兆や兆候があります。

部下にそんな前兆、兆候などのサインが出始めたら、早めに相談に乗ることで、退職を思いとどまらせる可能性があります。

今回は、退職を引き留められる段階の前兆と、もはや手遅れの段階の兆候を順番に解説します。



転職を検討している人の特徴

この初期段階の前兆は、転職を考え始めている時に多い特徴で、悩みを聞いて相談に乗ることで、転職を思いとどまらせることができる可能性があります。

転職を検討している人の特徴

1.社内で意見を言わなくなった

以前に比べて会議の発言や提言などが減ってきたときは、意欲が低下しているか転職を考えている可能性があります。
特に、会議に前向きでない様子なら、「辞める会社のことはどうでもいい」と考えているからです。

2.ランチを一人で食べるようになった

ランチを一人で食べるということは、会社の人と関わりたくないと思っているか、ランチの時間にも何かをしているからでしょう。

または、転職に関係なく悩みを抱えている場合もありますので、話を聞いたほうがいいと思われます。

3.昼休みに調べものをするようになった

分かりやすい兆候で、転職か独立などに向けて準備をしている場合に多い兆候です。

単に一人で黙々とスマホを見ているだけだと、ニュースをみたりゲーム、チャットをしているのかもしれませんが、誰かが近づいた時に画面を隠そうとしたり、メモを取っていたりすると、何かを検討しているのでしょう。

4.就業規則などを調べる

具体的に転職活動をし始めると、「退職願いの提出期限」などの就業規則や退職金規程なども気になってくるので、これらが社内ネットワークから簡単に見られる場合は調べ始めることでしょう。

なお、規則が書庫にあり申請しないと見られない場合は、内定が出た頃に申請してくるでしょう。

5.資格の勉強を始めた

資格の内容が現在の業務に直結しているなら、自己啓発をしている場合もありますが、ちょっとでもずれているか最近の言動と合ってない場合は、転職を意識した勉強をしている可能性があります。

実際、転職の直前に付け焼き刃で勉強したところで効果は薄いですが、計画的な人ならば1~2年後を見据えて、資格取得後に転職することもあり得ます。

転職活動中する人の特徴

この段階は、転職活動をしている時に多い兆候やサインで、出勤、退勤時間や有給休暇などの勤怠に変化が出始めるのが特徴です。

引き留めるならこの段階までですが、実際に面接を受けていると思われるので面接の結果次第です。

1.出社時間が遅くなった

以前は30分前に出社していたのに、最近はギリギリに来るようになった時は、引っ越して電車のタイミングが変わった場合を除いて、辞める会社に対して頑張ってもしょうがないと考えている証拠です。

もちろん、ギリギリに出社して眠そうな顔をしていたら、単に夜更かししているだけかもしれませんが。

2.髪型や身なりが、以前より整ってきた

とても分かりやすい転職活動中のサインで、エージェントに会ったり、面接をしていたりするから身なりがしっかりしているのです。

また、突然の面談・面接に備えて、面接予定の無い日もしっかりとしている場合も多いです。

なお、マニュキュアやネイルをしなくなったり、茶髪が黒髪になったりするのも面接対策ですが、誰から見てもわかる兆候なので、逆に応援したくなってしまいます。

3.紺やグレー色のスーツを着るようになった

私服出社していたのに、スーツを着だしたり、今まで明るい色のスーツを着ていたのに紺やグレーのスーツを着るようになったりと、明らかに面接していることをアピールしているのか、周りを見られてないのかです。

もしかしたら、引き留めてもらいたいのかもしれません。

4.有給休暇の取得が増えた、取得パターンが変わった

面接をするために有給休暇を取得しつつ、余っている休暇を消化しておこうと考えているからです。

また今までは、例えば奥さんの休みに合わせて休暇を取っていたのに、違う日にも取るようになった場合も、面接の日程に合わせて取得している可能性があります。

5.退勤時間が早くなった

夜の面接をしているか、辞める会社に対して頑張ってもしょうがないと考えているのでしょう。

特に、今までは周りの人たちに付き合って残業していたのに、付き合いの残業を減らし始めたら、会社に対する未練が無くなってきたと考えていいでしょう。

6.ひとりで帰社することが多くなった

今までは、仕事帰りに先輩や同僚と帰社することが多かったが、最近は、1人で帰社するようになったら、仕事帰りに転職エージェントと合っていたり、面接に行ったりしているから、会社の人と一緒に帰れないのです。

また、家とは反対方向の電車に乗ることを見かけたら、転職活動中と考えられます。





そろそろ退職する人の特徴

転職先が決まりかけている時に多い特徴で、気持ちが転職先に向いているので、もはや引き留めても手遅れの段階です。

もはやここまで来たら、早く退職を切り出して欲しいですが・・・。

1.仕事の引継マニュアルを作り始めた

誰から指示されたわけでもないのに、後任者に短期間でスムーズに引継ぐため、マニュアルを作り始めたら、間もなく退職を切り出してくるでしょう。

2.机の片づけをするようになった

転職のことで頭がいっぱいになると、辞めるために色々と準備をし始めます。

私物を持ち帰ったり、名刺を整理したり、または見られたくないものを捨たりと・・・。

3.いらない書類を捨て始めた

いずれ使うかもと思って取っておいた書類を捨て始めたら、内定が出ていると思ってもいいでしょう。





まとめ

いかがでしたでしょうか。

普段から部下とちゃんと向き合っていると、どの兆候のサインも気づくことができるものではないでしょうか?

部下を辞めさせないためには、定期的に面談などを行い、「部下が抱えている問題」や「部下がやりたい仕事」などをしっかり聞いて、時には難易度の高い仕事に挑戦させたり、出張や研修に行かせて新しい空気を吸わせたりして、マンネリ化させない工夫も必要ではないでしょうか?


なお、部下がやる気をなくしてしまう会社の特徴は、以下関連記事をご覧ください。