部下や後輩が配属されたので、早く仕事を覚えて活躍して欲しいと思って、熱心に教えたのになかなか覚えてくれないことありませんか?

「覚えようとしないのか、教え方が悪いのか?」

もしかしたら、最初に教えた時に理解できなかったのかもしれません。

実は、教え方をちょっと工夫するだけで、ビックリするくらい覚えてもらえることができるのです。

そんな教え方のコツをマスターして、あの人に教えてもらいたいって言われるようになりましょう。

教え方の5つのコツ

時間がない、忙しいからといって、駆け足で一通り教え、「分からなかったら聞きに来て」なんてこと言っていませんか?

これでは、教わる方はチンプンカンプンで分からないまま時間だけが経過してしまいます。

時間をかけてでもしっかりと教えた方が、早く覚えて活躍できるようになるので、結果として職場全体のパフォーマンスが向上するのです。

急がば回れです

では、「教え方のコツ」を説明します。
教え方のコツ

1.目的を説明する

前置きなしに、いきなり本題に入っても、教わる方は困惑してしまいます。

何のために行うのかを説明しないまま仕事をさせても、そこからの成長・成果は見込めません。

例えば、売上を集計する仕事を教える時に、「売れ筋を分析するために必要」と目的を説明しておけば、「売上の伸び率が分かるように改善しよう」と改善の提案があるかもしれませんが、目的や背景などの説明がないまま作業させていれば、いつまでたっても機械的な作業しかしませんから。

重要度の説明でミス軽減してやる気UP

この資料は、営業会議で使われるものだから、数字のミスはしないでね!

仕事の重要性を教えておけば、どこに注意しなければいけないかが分かり、「重要な仕事を任された」とモチベーションをアップさせる事もできます。

2.完成形を見せる

実際に教える前に、「完成形」を見せておくと、仕事がイメージできるので、説明が頭の中に入り易くなります。

3.手順・やり方を教える

手順に沿って順番に教える

具体的な手順・やり方を、実際に行う手順に従って説明することが肝心で、ついでだからといって順番を前後させないこと。

応用編を最初は教えない

「この処理をしている待ち時間に、これをしておくと早いよ」などの応用編は、最初の段階で教えると、混乱して訳がわからなくなります。

重要なポイントなどメリハリをつけて教える

どこが重要か、どこに注意が必要かなどメリハリをもった教え方で、間違えた覚え方をしなくなります。

4.実演してみる

説明が終わったら、復習を兼ねて、手順に沿って実演します。

この時、実演しながらもう一度説明をしてあげる事で、理解不足や聞き漏らしなどを再確認できます。

5.やらせてみる

次は、本人にやらせてみます。

この時、一切口を出さないようにして、本人が記憶やメモなのを頼りにどこまでできるか確認します。

つまずいたり、悩んだりしたところが理解不足なので、終わった後にその部分をもう一度教えます。

やらせた感想を聞く

「どうだった?どこが分からなかった?」

実際には、後ろで見ていたからどこが分からなかったか把握していますが、できなかった理由を聞いてみると、意外な所で悩む事があるので、次回教える時の参考になります。

話し方の3つのコツ

ここまで、教え方のコツを掴みましたが、実は話し方にもコツがあり、コツを掴めば、ぐっと聞きやすく分かりやすくなります。

話し方のコツ

ゆっくり話す

話し手は、内容を理解しているので、話しているうちにどんどんスピードアップしてしまうことがありますが、聞き手は、知らない事を理解しながら聞くので、早いと追いつけなくなります。

話すスピードは、「ゆっくり過ぎるかな?」を感じるくらいが丁度よく、重要な箇所は、さらにゆっくり話した方が良いです。

また、1文章を話したら、ひと呼吸入れてあげると、理解できないまま置いて行かれることが無くなります。

結論から話す

「ここは、〇〇してね。それは○○だからね!」

文章の冒頭は頭に残りやすいので、結論を短く言ってから説明を加えれば、「しなければいけないこと」が明確になるからです。

教える時に限らず、ビジネスの場では、結論から言う癖を付けておいた方が、自分の意見を理解されやすくなります。

具体的に話す

例えば、「だいたいこのくらい」と言っても、教わる方は感覚がつかめないので、「5個くらい」と数字を入れてあげた方が理解できます。

例えや体験談などを入れる

また、過去の経験などを交えるとイメージが湧き、理解されやすくなります。

「これは、過去にミスがあったから、ミス防止としてやっているんだよ。」


まとめ

教わる側の気持ちになって話す

過去に、上司や先輩から教わった時のことを思い出してみれば、どんな風に教えてもらった方が良いか分かると思います。

「仕事は見て覚えるものだ!」

などと考えずに、丁寧に教えてあげることで、将来自分にもプラスになってかえってきます。

教えることで自分も成長する

教えることで、自分の理解が深まり、さらに視野が広まる事だってあるかもしれません。

教えることは、教わる人のためだけでなく、自分のためにもなるのですから。