(2020-4-14更新)

転職活動で、応募を迷ったりためらったりして、なかなか面接に行けないことはありませんか?

いい企業にしか応募してないから、面接までいかない

今回が最後の転職なので、慎重に企業を厳選しているから

当サイトでも、「妥協して入社すると後悔する!」と何度も言っておりますので否定しません。

ただし、応募と入社は別と割り切ることも重要な戦略です!

今回は、求人票への応募件数を減らすことのワナについて説明します。

応募とは企業の生の情報を得ること

応募できず困っている人

転職活動は、応募することから始まります。
裏を返せば、応募しなければ採用されることはありません。

特に、30代、40代の方は転職活動を慎重に行う人が多く、「失敗したくない」という気持ちから企業を厳選する傾向が強いため、せっかく「いい求人」があっても応募に迷うことがあり、結果として内定の機会を逃してしまいます。

そんな人が口を揃えて言うのが、こんなセリフではないしょうか。

インターネットで調べたがイマイチだった

悪い口コミがあった

では、彼らが応募を迷わせたインターネットの情報とはどんなものでしょうか?

インターネットで調べた情報で、企業の良し悪しの判断は不十分

インターネットは便利なので、たいていの情報は得ることができるので、

企業研究=インターネットで調べること

このように考えている人が多く、企業のホームページのチェックから始まって、口コミサイトを回って、それでいい会社かどうか判断していませんか?

ただし、インターネットの情報は機械が書いているのでなく人間が書いているため、誰がどういう目的で書いたか(作成したか)を考えると、入社を判断する材料としては不十分な事が分かります。

  • 求人票
  • 企業のホームページ
  • 企業の口コミ
  • 上場会社であれば、開示情報やQUICK

求人票や企業のホームページは、企業が作るものですから、極端に言えば、企業にとって「いい」情報しか載る訳ないですし、口コミは、退職した社員が不満を書くことが多いので情報としては偏っていますし、最後のQUICKなどは投資家向け情報です。

インターネットの情報は他人の意見である!

つまり、他人の意見をうのみにして「その会社の良し悪し」を判断してしまうと、間違えた結論が出る恐れがあるのです。

では、どうすればよいか?

入社して働くのは自分ですから、自分で企業を直接見て感じ取って判断するのが正しいのではないでしょうか。

企業の生の情報は、足を運ぶしかない

会社調査

受けたい企業に先輩や知り合いがいれば、直接話を聞くことで、「生の情報」を得ることができますが、知り合いがいない場合は、自分で足を運んで情報収集するしかないのではないでしょうか?

では、自分で足を運ぶとは具体的にどうするかというと、面接を利用して生の情報を得ることです。

実は、面接で得られる生の情報は、ざっと挙げてもこんなにもあります。

  1. 受付の人の愛想や対応
  2. 面接会場(部屋)までの会社の雰囲気
  3. 通路、エレベーター、階段などの雰囲気や張り紙など
  4. 面接官の人柄
  5. 途中ですれ違った社員の表情や雰囲気

また、面接官に会社見学を頼むと案内してくれる場合もあるので、オフィスや工場など、実際に働いている人を間近に見ることができるので、この上ない貴重な情報が得られます。

その他、昼休みや帰社時間に会社の外で見張る事で、次の情報も得られます。

  • 出てくる社員の表情や雰囲気
  • 何時頃会社の電気が消えるか?(残業時間の目安)

もちろん、これらの情報も企業の一面ではありますが、インターネットの情報より、自分の肌で感じた情報の方が、自分にとっては有益ではないでしょうか?

転職で入社して後悔する時は、その多くが1週間以内に「何か違うぞ」と勘づくようです。

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(下に続く)

企業の選定基準は「社風」や「人間関係」でないか?

退職理由の本音は社風と人間関係が多数

これを読まれている方は、転職活動中か転職を検討していると思います。

退職理由は何でしょうか?

倒産やリストラなど会社都合で退職した場合は別として、本音の理由は、「社風」や「人間関係」が7~8割と言われており、つまり、転職先の選定基準も、結局は「社風(雰囲気)」や「人間関係(人柄)」が重視されると思います。

結局、足を運んで社風と人間を観察することに

転職成功のカギは、インターネットでの下調べに加えて、できるだけ企業に直接触れて、社風(雰囲気)や社員の人柄を観察して感じ取って判断することが、失敗しない転職の方法ではないかと考えています。

企業に直接触れる主な方法は、

  1. 会社説明会(各企業が主催)
  2. 合同説明会(転職サイト主催)
  3. 面接

会社説明会や合同説明会は、普段触れることのできない企業の活動を知れたり、人事以外の人と会話できたりと、直接企業に触れるチャンスですので、開催されていたら是非行ってみてください。

これらが実施されていなかった場合、面接の機会を利用して企業を感じ取るしか方法が無くなります。

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条件を満たしている企業に応募して勘を養う

実際に足を運んで企業を観察すると、だんだん勘が冴えてきて、直感で合うか合わないが分かってきます。

「社風が良さそう!」

「社員の人柄が良い」

このように、何社も足を運んでいるうちに、自分に合いそうに感じられる企業に出会えれば、頑張った甲斐があるというものです。

(下に続く)

多数の会社の面接に行くことで、比較対象が増える

多数の会社の面接に行き、雰囲気や社員を観察することで、比較対象がどんどん増えていきます。

  • A,Bの2社を比較して、A社が良い
  • A,B,C,D,Eの5社を比較したら、A社よりC社の方が良い
  • A~Gの7社を比較したら、もっといいF社に出会えた

2社を比較した時よりは、5社、7社と比較対象を増やした方が、いい会社に出会える確率が高くなります。

これから10年、20年と長い期間、働くのは自分なんですから、自分に合うか合わないかが一番重要だとお分かりいただけましたでしょうか?

それならば、求人に応募するかどうか迷っていないで、どんどん応募して、自分にとっての最高の会社を見つけることが幸せになれるというものです。

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面接に行ってダメと判断したら、内定辞退も問題なし

いくつもの会社に応募すると内定をもらえることもあるでしょう。

ただし、内定をもらっても、会社の雰囲気や社員の人柄を観察して、どうしても合わなかったら内定を辞退することができるので、安心して応募してみてください。

内定承諾前の辞退は悪ではない!

時間の許す限り多くの企業に出向いて、自分に合った企業を探してみてはいかがでしょうか。

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(下に続く)

まとめ

「企業のホームページは綺麗でいいこと書いてあったが、面接に行ったらダメだった

こんな経験したことないでしょうか?

逆に、「インターネットの事前情報ではピンと来なかったが、足を運んだら良い雰囲気だった!

人間の直感は、恐ろしいほど的中することもあるので、「他人の口コミ情報」よりも自分の直感を信じて入社することが正しい判断だと考えます。

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