(2018-8-31更新)

新たな活躍の場を求めて転職したが、

「なんか思っていたのと違う」

「転職しなければよかった・・・」

転職先がイメージしていたのと異なり、前の会社の方が良かったと思うことありませんか?

ここでは、辞めた前の会社に戻る上で覚悟することと、不利にならずに賢く戻る方法について解説します。

辞めた前の会社に戻ることとは?

一番多いパターンは、新しい会社に転職したが、転職先で会社の雰囲気(社風)が悪い・合わない、やりたい仕事内容とギャップがある・・・などではないでしょうか。

「これなら、辞めないで前の会社に残っていた方が良かった」

転職してから後悔しても、後の祭りです。

辞めた会社に戻ることは可能

辞められた会社の採用担当者は、「辞めた会社に戻る(=出戻り)」のことをどう思っているかというと、

「辞め方に問題がなければ、再度採用することに抵抗はない。」
「求人に応募してきたら、過去に辞めた社員だからといって差別することはありません。」

意外にも、円満退社で辞めた場合は、戻ること自体は気にしていないようです。

辞めた社員を採用する企業のメリット

実は、辞めた社員を採用することは、企業にメリットが多いのです。

  1. 本人の素養が分かっているので安心感がある
  2. 本人の実力が分かっているので、即戦力として働いてもらえる
  3. 新しい社員を教育する手間が省ける

雇う会社側も、全く素養の分からない人物を採用するよりは、知っている人物を採用する方が安心できます。

もちろん、過去の仕事ぶりや、人間性に問題が無ければの話ですが。


再入社にあたって覚悟する5つのこと

1.同じ職場に戻れるとは限らない

通常は退職者がでると、新しい人を採用するか社内で人事異動させて、退職者の仕事を引き継がせます。

あなたが退職時に引継ぎをしたなら、その人があなたの行っていた仕事をしていますので、辞めた会社に戻ったとしても今までの仕事をする事ができません

例外はありますが、会社の人事では、一度引き継いだ仕事は、引継ぎを受けた人の仕事となるからです。

2.同じポジションで働けるとは限らない

今まで、係長で働いていたとしても、再入社したら係長になれるとは限りませんし、また、資格制度がある会社でも、退職時の資格に格付けされるとも限りません。

会社によっては、本人の本気度を見るために、敢えて1ランク下げた待遇を提示することがあります。

3.給料が下がる可能性がある

給料についても同様で、同年齢や同ポジションの最低ランクの給料からスタートする場合もあります。

もちろん、待遇については今までの会社との貢献度や信頼関係などで変わってきますが、同ポジション・同給料で入社できることもあれば、ポジション・給料ともダウンして入社することもあります。

退職金は0からのスタート

再入社とは言え、入社1年目になるので、過去に何十年働いていたとしても、退職金は0からスタートします。

ただし、企業が「確定拠出型年金」を採用していた場合は、掛金が継続して払い込まれるので、過去の掛金が無駄になることがありません。

確定拠出型年金の詳細は、関連記事:「退職金前払い制度、現金支給と確定拠出型年金どちらがお得?」をご覧ください。

4.部下や後輩だった人たちから指示を受けることになる

再入社はポジションが下がる事を覚悟しなければならないので、当然に、過去に部下だった人や後輩の下で働くこともあり得ます。

そうなれば、過去の部下や後輩から指示を受けることを覚悟しなければなりません。




5.周りから白い目で見られることも

あなたが辞める前にどれだけ会社に貢献して、周りの人たちから信頼されていたかにもよりますが、戻ってきたことに対して、後ろ指をさされたり、白い目で見られたりすることも覚悟をしなければなりません。

「周りの信頼が厚く、歓迎された」

ということを耳にしたことがありますが、ごく少数派でしょう。

不利にならずに賢く戻る方法

辞めた会社に戻ることは、かなりリスクがある事が分かっていただけたかと思います。

でも、どうしても戻りたい場合に、この方法で戻れば、同等待遇で戻ることも可能なのです。

不利にならずに賢く戻る方法

他社で実績を上げる

一番確実なことは、転職先で数字になる実績を上げる事です。

転職先で実績を上げて、自分がひと回りもふた回りも大きくなってから戻ることで、再入社時の待遇が上がることも期待できます。

自分に足りないところを補って戻ってきた

と箔をつけることで、企業も評価せざるを得ない理由を作ることがコツです。

上位資格などを取得する

転職先で働きながら、今まで保有していなかった上位資格を取得してから戻ることで、再入社時の待遇が上がることが期待できます。

例えば、辞める前に経理部門だった場合、他社の経理部門で働きながら、日商簿記1級や税理士試験の科目別合格などの資格を取得してから戻るなどです。

数年間は戻らず頑張る

他社で実績を上げるにしても上位資格を取得するにしても、一長一短には行きません。

不利にならずに戻るには、それなりの実績やスキルが必要なので、数年は「辞めた会社に戻る」ために必死に頑張らないといけません。