(2018-9-4更新)

総務の仕事ってどんなイメージですか?

「庶務や雑用、秘書や勤怠などとにかく広い!」

「何でも屋!」

会社によって守備範囲が違いますが、何でも屋のイメージが強いと思います。

とは言え、総務がないと会社が回らないのも事実で、総務の仕事を徹底解明します。

総務とは

庶務、安全衛生、福利厚生、渉外事務など会社にとって不可欠な業務だが、他の部署が担当していない業務を行う部署をいいます。

小さい会社になればなるほど担当範囲が増える傾向にあり、人事や勤怠、秘書、社内・社外広報、保安、情報セキュリティなども行う事もあるので、何でも屋のスペシャリストと言えるかもしれません。

総務の仕事

  • 会社印鑑の管理
  • 会社文書の管理
  • 受付
  • 福利厚生
  • 安全衛生
  • 保安・設備管理
  • 社内慶弔
  • 会社行事・イベント実施
  • 契約関係
  • 社内・社外広報(IR)
  • 渉外事務
  • 備品・消耗品管理

ざっと記載しただけでも、これだけ多岐にわたる業務範囲を持っているのは総務しかありません。

総務で働くために

総務に向いている人

総務の仕事は、上記のような多種多様な仕事を行わなければなりませんし、誰もやらなければ総務がやることになりますので、寛容な心が必要です。

総務に向いている人

1.会社のために尽くせる人

庶務・雑用係、何でも屋とも言われる総務なので、他部署から仕事を押し付けられる事もあります。

本意でないが、会社の為にやらざるを得ないと割り切って働ける人でなければ務まりません。

また、会社行事や地域貢献活動などは、総務はほぼ強制参加ですので、会社を盛り上げる、会社のためにという意識が必要です。

2.コミュニケーション能力がある人

総務は、全社員と直接関わる事のできる部署なので、仕事の苦情からプライベートな相談まで受ける事もあり、好き嫌いなく全社員と公平に接するコミュニケーション能力が求められます。

悩みを抱えていて、どこにも相談できない社員もいて、総務がしっかり相談にのったおかげで鬱(うつ)にならずに済む事だってあるのですから。

3.調整・交渉能力がある人

様々な部署と業務内容やスケジュールなどの調整が行われ、会議を1つ開催するにも参加者の人選、スケジュール調整と他部署と関わる仕事ばかりです。

また、社内行事やイベントでも、他部署から応援を受けないとできない場合も多く、とにかく調整や交渉が求められます。

4.礼儀やビジネスマナーがある人

総務は、他部署との調整役や会社の顔になる人なので、礼儀やビジネスマナーがしっかりしていないと務まりません。

また、会社の経営者や役員などとも接するので、敬語を使いこなせないと反感を受けてしまいます。

総務への転職は?

総務の求人は、退職者が出た時に欠員募集を行うことが多いです。

また、未経験の募集もありますが、その場合でも管理部門や営業などの経験者だと優遇されやすいです。

なお、社内異動で総務の仕事をする事もできますので、現在他部署で働いていて、将来総務を希望しているのであれば、総務の人と仲良くなり、「総務で働きたい!」をアピールしておくことも良いかもしれません。

なお、個人情報を扱う可能性があるので、秘密を守れそうな人、しっかりしている人が採用されやすいです。




総務の給料とステップアップ

総務は事務職の中では女性が多いのが特徴で、給与体系は会社の間接部門に準じます。

入社時の月収は、20~30万円が相場ですが、多くの会社では、年齢と勤続年数と共に昇給しますし、社員採用なら、人事異動で他の部署に異動することはありますが、定年まで働くことができます。

人事へのステップアップ

総務からの2大ステップアップ先のうちの一つが人事です。

人事の職務は、従業員の採用、研修、配属、人事評価が主な内容ですが、会社によっては総務が行っている場合もあるほど、総務とは結びつきが強いです。

関連記事:「人事の仕事内容は?

また、従業員のキャリア形成の専門家として、キャリアコンサルタントという国家資格もありますので、人事へのステップアップを目指す場合は挑戦しておくといいでしょう。

★人事の国家資格

キャリアコンサルタント(←キャリアコンサルタント試験のホームページが表示されます)

労務へのステップアップ

もう一つのステップアップ先が労務です。

労務の職務は、勤怠、給与、社会保険、安全衛生、労働トラブルの解決が主な内容ですが、中小の会社では多くの仕事を総務が行っている職務分野ですので、「労務=総務」と考えている人もいることでしょう。

関連記事:「労務の仕事内容は?

労務にも、労務管理や社会保険の専門家として、社会保険労務士という国家資格がありますので、総務で長く働く場合も、労務へステップアップする場合もどちらの場合でも取得しておいて損はないでしょう。

そして、社会保険労務士を取得したら、会社でエキスパートとして働くもことも、独立して自分の事務所を持つ道も選べます。

★労務の国家資格

社会保険労務士(←社会保険労務士試験のホームページが表示されます)