(2020-8-20更新)
履歴書に記入していたら、うっかり書き損じでしまうこともありますね。
「一箇所ぐらいだから修正テープで直す」
「二重線で修正した方が正直かな?」
履歴書の記入ミスをしてしまっても、何とか修正してごまかしたくなってしまいますね。
また、書き直したくても、「用紙がない」「書き直す時間がない」などの理由で修正できない時もあると思います。
ところが、採用担当者の立場では、修正された履歴書を受け取ったら気持ちの良いものではありません。
今回は、履歴書を書き損じてしまった時に対応策と、ミスしない書き方を解説します。
履歴書は修正してはいけないのか?
実は、企業に提出する履歴書は「正式な文書」として扱われますので、これを修正することは基本的にNGです。
- 履歴書の大切さを分かっていない
- 入社後も大切な書類を簡単に修正する人
このように採用担当者にマイナスイメージを与えてしまうだけでなく、採用後は退職するまで履歴書が保管されていますので、事あるごとに「修正された履歴書」が見られてしまうと考えたら、なんだか嫌ですね。
そもそも、選考過程で次のような重大な欠点がありますので、「余程のこと」がない限り、修正せずに新たに書き直すことをお勧めします。
本気で応募したのか疑われる
履歴書は、応募企業に対して自分はどんな人間かをアピールする、いわば「自分の分身」のようなものです。
これを、書き損じたからと言って修正するようでは、採用担当者に「志望度が低い」と伝えているようなものです。
「本命企業でないから、適当な履歴書を出してきた」
採用担当者に「志望度が低い」ことはバレバレなので、もし面接の定数を超える応募があったら、修正した履歴書は不採用にされる可能性が高くなってしまいます。
これが第一志望の企業の履歴書ならば、少しでも良い印象を与えるために、一字一句丁寧に書き完璧な応募書類を提出するのではないでしょうか。
逆に言えば、採用されてもされなくてもいいような会社に、とりあえず応募する場合は、「一箇所ぐらいミスがあってもいいや」と修正する方法を考えると思います。
雑な人間だと思われる
履歴書という大切な文書を、「書き損じたから修正する」という姿勢は、採用担当者からは雑な人間と思われてしまいます。
入社後も、顧客などに提出する大切な書類でミスしても、「修正でごまかす人間」と判断されて、ビジネス文書の重要性を理解できていないと懸念されてしまいます。
書き損じた時の対処法
では、履歴書を書き損じた時はどうしたらよいでしょうか?
書き直すこと
書き損じた時は、新しい用紙に書き直すことです。
求人への応募することは、その会社に採用してもらう事なので、「非常識」と思われたら、非常識な人間を採用して会社のイメージをダウンされても困ると見送られてしまいます。
たった1か所のために書き直すのは面倒ですが、手間を惜しまないことが採用されるには必要ではないでしょうか。
二重線で修正する
企業に提出直前に間違えに気付き、修正する時間がない場合は、「ビジネス文書の正しい修正方法」である
「二重線で消し、訂正印を押す」
方法で修正をします。
ただし、この修正方法は安易に行うものでなく、書き直す時間がないなどの場合に限定しましょう。
修正テープや液でも跡は残る
「自分は手先が起用」
と修正テープなどで上手に直したとしても、凸凹(でこぼこ)してしまうし、裏から見れば分かってしまうものです。
ハッキリ言って、修正する手間とバレた時のリスクを考えたら、書き直した方がはるかにマシです。
これからお世話になる会社に出す書類ですから、心を込めて書き直しましょう。
書き損じないための方法
メモ用紙やノートに下書きする
頭の中で考えながら、いきなり清書してしまうと、どうしても書き損じしやすくなります。
特に最近は、スマホやネットで何でもできてしまうので、書く習慣があまりないので、漢字の書き間違えも多いと思います。
このため、シャープペンなどでメモ用紙に下書きをしておくと、
「下書きを見ながら」
書くことできるので、ほぼミスをすることがありません。
履歴書をもう1枚用意して下書きする
上記のメモ用紙に下書きする方法だと、文字が小さすぎたり大きすぎたりして、バランスが悪くなることがあります。
そこで、練習用の履歴書を用意して、全ての項目をシャープペンなどで下書きすることをおススメします。
実際の履歴書に下書きするので、文字のバランスを調整しながら書けるので、見た目も奇麗になるので好感度がアップする仕上がりになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今まで履歴書を修正して提出していたことがあり、なかなか面接に進めなかったのならば、もしかしたら「修正が原因」で不採用になったのかもしれません。
特に、年配の採用担当者は修正を嫌う傾向があるので、自分の分身である履歴書を100%の満足する内容で提出するように心がけましょう。
なお、どうしても修正が必要な場合は、修正インク・テープはNGで、二重線で行うことがビジネス文書の正しい修正方法です。
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うーむ。
履歴書の修正なんて、アルバイト用だとしてもやらないな。
履歴書は一字一句丁寧に書き上げて提出するものなので、雇用形態に関係なく修正はするべきではありません。
履歴書を書きミスしたからって、修正しようとする感覚が信じられないです。
これからお世話になる会社に提出する履歴書ですから、一字一句丁寧に書きたいですね。
考えてながら書くと、あれっどんな漢字だったけと悩んで書き間違えてしまうことありますね。
考えてながら書いてしまうと書き損じてしまうことがあったり、枠内の文字を調節したりできなくなってしまうので、一度下書きしておくのが理想です。
考えながら書くのと見ながら書くのでは全然違いますからね。
この記事は、もし修正する場合の方法を説明しているのであって、推奨しているのではないですからね。
コメントありがとうございます。
もちろん履歴書の修正は推奨できるものではありません。
修正は、何かの事情があって書き直すことができない時の最終手段ですから。
昔アルバイトの履歴書で修正した事がありますが、さすがに社員として応募する時は修正する勇気が無いです。
コメントありがとうございます。
本来、「アルバイトだから修正してもいいや」ということはありませんが、実際にはアルバイト用の履歴書は1~2か所の修正は仕方ないと思われているようです。
管理人たなです。
履歴書や封筒などの手書きのものには人間性があらわれます。
手書きの文書を見れば、「几帳面」「大雑把」「細かいところまキッチリしている」などのイメージがされてしまいますので、キッチリ丁寧に書くことが重要です。
特に、履歴書の修正が見つかった時には、「ミスしても誤魔化す人」と解釈されたら面接にも呼ばれずに終わってしまいますので、履歴書は自分の分身と思って心を込めて書くようにしましょう。