(2019-8-2更新)

飲みに行ったら、他人の愚痴や悪口ばかり言い始める上司。

「あいつは仕事できないのに、ゴマすりだけで出世しやがって」

他部署の上司の悪口から始まり、しまいには自分の部下の文句まで言い始める始末・・・。

直属だから適当に受け流す訳にもいかず、どう対応していいか迷ってしまいますね。

今回は、飲み会で上司が悪口を言った時の上手な対処方法を解説します。

上司はなぜ部下の前で悪口を言うのか?

悪口を言う上司

上司は、わざわざ部下の前で他人の悪口を言うのでしょうか?

聞かされる部下はうんざりしますが、上司は部下の気持ちなんてお構いなく、自分の都合だけで愚痴るのでたちが悪いです。

優越感を得たい

「俺は全てわかっているんだよ」

他人を批判して下げることで、逆に自分の立場を(その場だけ)上げることができるので、ここで部下が、「なるほど、課長は何でも知っていますね」なんて返したら、有頂天になってしまいます。

部下が知らないようなことを悪口として暴露することで、部下の驚いたり感心したりする表情を見せることに優越感を得たいから言う上司もいます。

自分を正当化するため

他人の悪口を言うことで、自分を正当化したいと考えている場合もあります。
特に、他部署の上司の「ズルさ」「悪さ」をやり玉に挙げることで、

  • 「あんな腹黒い奴が評価されるのはおかしい」
  • 「俺は真面目に頑張っているんだよ」

と自分は正しいことをアピールするかもしれません。
この際、自分を棚に上げて、A課長はこんなにひどい人間だと言ってくるので、第三者から冷静に見ると「どっちもどっち」と思いますが。

同情して欲しい

人間、多かれ少なかれ「認められたい願望」があります。

上司は、部下に命令をすることができ、給与や昇給などの人事処遇にも影響を与えることができるので、えてして部下の批判の対象や嫌われ役になりやすいですが、上司も人の子であり弱い面もあります。

部下からは嫌われ、上の上司からは責められ・・・板挟みにされた上司の辛い立場を分かってもらいたいと思っていても不思議ではありません。

「楽して出世している奴が多いけど、俺は苦労しているんだよ」

また、上司になると会社の「嫌な面」も見えたり、理不尽な扱いを受けたりと愚痴りたくなることもあるでしょう。

ストレス発散のため

会社で働いていると、嫌なことや辛いこと、過労などでストレスが溜まってしまうので、「お金のため」と割り切っても、適度にストレスを発散させないと、身体が病んでしまいます。

ストレス解消の定番と言えば飲み会ですね。

同僚と飲みに行き、食べて飲んで会話しないと、やってられないと思う時がありますね。
同僚や友達と楽しいひと時を過ごすことが、会社のストレスを解消する効果的な方法だからです。

もちろん、飲み以外にも趣味やスポーツなどに没頭して解消することもできるので、飲みが万能薬ではありませんが・・・。

ただし、上司の立場に立つと「同僚」が見当たらなくなってしまいます。

他部署の同じポジションの人と飲みに行けばいいのでは、と思われますが、管理職同士だと「ライバル関係」にもなってしまうので、「腹の探り合い」になるなど、なかなか本音で話すことができず、飲んでいても「楽しくない」ことがあります。

そこで、自分の部下を飲みに連れて行き、次から次へと愚痴や悪口を聞かせることになるのです。

悪口を言う上司は信用できない

ここまで、上司が他人の悪口を言う理由を探ってきましたが、それでも自分の上司の愚痴や悪口ばかり聞かされては、たまったものではありません。

尊敬できる人、人徳のある人は悪口なんて言いません。

信頼される人は、「相手の欠点を探すより、長所を褒める」ことをしますし、そもそも欠点や悪口を言ったところでプラスになることはなく、周り回って自分に跳ね返ってきます。

また、悪口を言う人は誰かれ構わず影口を言ってきますので、いつ自分が標的にされるか分かりません。

信用していたら、裏で散々悪口を言われていた

愚痴や悪口が多い人は、話しのネタになるなら平気で裏切ってきますので、距離を置くべきです。

ましてや、愚痴や悪口ばかり言う上司に対して、慕おうなんて気持ちが起こるはずがなく、いずれ会社から淘汰されることでしょう。(世渡り上手な人もいますが・・・)

(下に続く)

対処方法

自分の上司が愚痴や悪口を言い始めたら困ってしまいますね。
上司の話だからスルーする訳にもいかず、かと言って、いつまでも聞いていたらお酒が不味くなるのでうんざりですね。

悪口を言う上司の対処法

同調しないこと

悪口を言う上司は、あなたに同調を求めてきて仲間にひきずりこもうとすることがあります。

お前もそう思うだろ?

こんな同意を求めてきたら、対応に困ってしまいますね。

相手が上司でなければ、きっぱりと反論したいところですが、そんなことをしたら明日から嫌な仕打ちが待っていて、面倒な仕事を押し付けられたり、人事評価を下げられたりするだけでなく、他所の部署に異動させられてしまう恐れがあります。

まあ、まともな上司の部署に異動できれば、逆にラッキーですが。

対処法は、愚痴や悪口に対しては、反論はしないけど乗らないことが重要です。

  • 「そんなこと、全然知らなかったです」
  • 「会話したことが無いから、気付かなかったです」

などと受け流して、「実は・・・」と別の話題に変えてしまうことが賢明です。

間違えても同調しないように気を付けましょう。

(下に続く)

相談事をする

上司と飲みに行った時の定番として、悩みを相談することです。

こういう悪口を言う上司は、頼られたりアドバイスをしたりすることが好きなので、上司を立てながら、上手に話題をコントロールすることができます。

相談は、仕事の悩みでも家族の悩みでも何でも構いませんし、実際困ってなくても問題ありません。

長男を公立か私立のどちらの高校に入れるか悩んでいまして・・・

すでに結論が出ていて、いまさら上司の意見で何も変わることが無くても、話題なんて何でもよいのです。

とにかく悪口の話題を変えるためなので、適当な「悩みもどき」の話をして、時間になったら切り上げるようにしましょう。

上司が悪口を言いだした時の話題(例)
  • 悩みや相談
  • 失敗したこと
  • 家族のこと

※話題を変えるためなので、実際に困ってなくても構いません

(下に続く)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

部下の前で愚痴や悪口を言うなんて、上司として失格だと考えています。
そんなことをしたら上司としての威厳がなくなるだけでなく、部下を公平に扱えるのか疑ってしまいます。

そうは言っても、部下を飲みに連れて行って愚痴を言う上司は結構いるものです。

  • 同調しない
  • 相談事など話題を変える

悪口が始まったら少しは耳を傾けて、適当なタイミングで話題を変えることが賢明であり、いくら上司であっても、自分の大切な時間を使って、くだらない悪口に付き合う必要などありません。

なお、上司は部下とは適度な距離を保っている必要があります。その理由は以下関連記事で解説しています。