就活の面接では、複数の学生をまとめて面接するグループ面接(集団面接)が頻繁に行われています。

通常の個人単位の面接とは異なり、一人当たりの質疑時間が短く、ちょっとしたミスや失敗が合否に影響すると苦手としている学生も多いです。

ただし、グループ面接はコツさえ掴んでしまえば、実は攻略することが簡単です。

今回は、グループ面接のマナーや合格するためのコツを解説します。

グループ面接とは

就活の面接で行われる方法で、複数の学生が同時に受ける面接のことで、特に、応募者数の多い大企業の一次面接として行われることが多いです。

学生のふるい落とし

グループ面接では、一人当たりの時間が短いので、採用したい学生を選考するというよりは、ふさわしくない学生をふるい落とすために行われる場合が多いです。

減点をしない

集団面接は、学生のふるい落とし(足蹴り)として行われるので、マナー違反をしたり面接官からマイナスイメージを受けないことが合格するためのコツです。

目立つことよりも、他の学生への配慮や集団の中でのマナーを実践できるかという方が重要です。

グループ面接でのマナー

グループ面接

グループ面接では、社会人としての様々な場面でのマナーが試されますので、たとえ友達と一緒だったとしても学生気分で面接に臨むと、他の学生に比べてマナーのないことが目立ってしまいます。

受付から退出までの正しいマナーを解説しますので、十分理解して面接に挑みましょう。

受付

企業の建物に入ったら、まず受付に向かいます。

受付でのマナーは、通常の面接と違いはありませんので、元気な声でしっかりと挨拶します。

「おはようございます」、「お世話になっております」と挨拶後に、訪問目的と自分の氏名を告げます。

  • 時間(10時など)
  • 目的(面接)
  • 学校名
  • 氏名(フルネーム)

10時からの採用面接でお伺いしました。〇〇大学の転職太郎と申します。

なお、グループ面接の場合は、会場付近に受付があり案内してくれる場合がほとんどですが、受付に人がおらず電話機が置いてあったら、自分で採用担当者に電話します。

面接の受付でのマナーや対応方法は、関連記事にまとめていますのでご覧ください。

待機

受付が終わると、控え室や廊下などで面接までの時間待機することになります。

企業の建物に入った時点から面接は始まっていますので、たとえ控え室でくつろげる状況だったとしても、待機中も見られていることもありますので、リラックスしすぎないで面接まで待つようにしましょう。

特に多いのが、居合わせた学生同士で会話をしてしまいがちですが、話に盛り上がり大きな声で会話してしまい、面接室まで声が筒抜けだったなんてこともあります。

待機中の注意事項

面接までの待機中に、ついやってしまいがちな失敗を挙げておきます。

  • 学生同士で大きな声で会話をする
  • スマホをいじっている
  • 座る態度が悪い

スマホは控え室や廊下で電源を切り、面接終了後建物を出るまで見ないようにしましょう。
面接前にスマホで企業のホームページや面接対策サイトなどを見る人がいますが、面接官からはスマホで何をやっているかは分からず、スマホで遊んでいると思われたら損するだけです。

面接対策などを確認する場合は、スマホでなく紙や本などで行うようにしましょう。

入室

名前を呼ばれたら、いよいよ面接始まります。

面接官は入室時から、学生一人ひとりの行動をしっかりと見ていますので、入室方法をしっかり理解し練習しておきましょう。

面接室の入り方は、何番目に入るかによって入室方法が変わりますので注意します。

先頭の人は扉を3回ノックして入室

  1. 最初に入る人は、ドアを3回ノックする
  2. 面接官から「どうぞ」、「入ってください」と合図がある
  3. ドアを静かに開ける
  4. 中に入る
  5. ドアノブを持ったまま、「失礼します」と挨拶してから、一礼する
  6. 次の人にドアノブを渡す

2番目以降の人の入室方法

  1. 前の人からドアノブを受け取る
  2. 中に入る
  3. ドアノブを持ったまま、「失礼します」と挨拶してから、一礼する
  4. 次の人にドアノブを渡す

最後の人の入室方法

  1. 前の人からドアノブを受け取る
  2. 中に入る
  3. ドアノブを持ったまま、「失礼します」と挨拶してから、一礼する
  4. ドアを静かに閉める

違いは、最初の人は「ドアを開ける」、最後の人は「ドアを閉める」ことをしますが、挨拶の部分は共通です。

集団面接の場合は、自分一人の面接と違い他の学生が入りやすくなるように、ドアを開けたまま次の人にドアノブを渡す心遣いが必要です。

特に集団面接では、他の学生への配慮や心遣いができるかというところもチェックされるポイントですので、「自分が良ければいい」と自分勝手な振る舞いは、マイナス評価を受けてしまいます。

(下に続く)



座る位置は?

面接室には椅子は並んでいるので、どこに座ればいいか悩んでしまうかもしれませんが、座る位置を指定された場合を除いて、基本的に奥から順番に座ります。

最初に入室した人は一番奥の椅子の前に立ち、全ての学生が入室するまで待ちます。
全員入室が終わり一の前に揃ったら、奥に座っている人から順番に挨拶をします。

○○大学の転職太郎です。よろしくお願いいたします

全員の挨拶が終わったら、面接官から「お座りください」と指示があるので、

ありがとうございます。失礼します

と一礼してから座ります。

この時、椅子があるからと言って、面接官の指示があるまでは座ってはいけません

バッグの置く場所

バッグの置き方

バッグの置き場所を悩む学生が多いです。

バックの置き方は簡単で、

他の学生の邪魔にならない場所に置く

基本右側に置き、臨機応変に左側や椅子の下など、状況に応じて判断できることがポイントです。

社会人になってからも、客先訪問した時に、「状況に応じた置き方」をする事が求められますので、

自分がここに置いたら、隣の学生が置けなくなる

と配慮してあげましょう。

面接(自己紹介、質疑応答)

面接では、順番に「自己紹介・PR」、「質疑応答」などをしますが、重要なポイントは他の学生が話している時もしっかり話を聞くことです。

時には軽くうなずいたり笑ったりして、話を聞いていることをしっかりアピールしますが、ポイントは控えめに行うことで、大げさなアクションは逆にマイナスイメージです。

(下に続く)



退出

面接官から「以上で面接を終了します」と言われたら、立つ前にお礼をします。

ありがとうございました

たったら会釈をして、ドアに近い学生から順番に退出します。

ドアを出る前に、

失礼いたします

と挨拶するのをお忘れなく!

建物を出るまで気を抜かない

面接終わった安心感や開放感から、気が緩みがちになりますが、スマホを見たり、他の学生と雑談したりしてはいけません。

建物を出るまでは、まだ面接中と思い気を抜かないようにします。

コートやマフラーは建物を出てから

冬の面接では、コートやマフラー、手袋などをして面接に行くと思いますが、面接が終了しても建物を出るまではコートなどは身につけないように注意しましょう。

コートやマフラー、手袋などのマナーについては、関連記事で詳しく紹介しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

集団面接も、個別の面接と変わらずしっかりと対応すれば怖いことはありません。

重要なポイントをおさらいしますと、

  • 自己アピールよりは、マナー違反をしないこと
  • 他の学生に対する気遣い配慮をすること

面接官から、

うちの会社の看板を背負っても、恥ずかしくない人間か?

厳しくチェックされていますので社会人としてのマナーを守って面接を受けるように心がけます。