(2020-7-27更新)
面接が怖い・苦手と不安に思っている人いませんか?
「自分をアピールしたくても緊張して上手く言えない」
「不安で前日に寝られない」
面接は、初対面の面接官に自分をアピールするものなので、誰だって緊張しますし、プレッシャーに負けてしまうことがあると思います。
でも、コツをつかめば面接は怖くなくなるのです。
今回は、面接が怖い苦手な人の克服方法について解説します。
面接が怖い感じる2つの理由
1.原因が自分の能力にあると感じるから
1度や2度ならまだしも、何度も面接に落ち続けてしまうと、
「自分は必要とされない人間ではないか?」
「他の応募者より劣っているのか?」
このようにマイナス思考になってしまい、「自分は就職することができないのではないか」と面接が怖くなってしまうのです。
でも、怖がることはありません。
30分程度の面接では、人間の中身を判断することはできません。
たまたま企業の欲しい人物像とマッチしてなかっただけです。
面接時間は30分~1時間と短いので、中身の人間性を判断することができる訳がなく、
- 第一印象
- 見た目
- 話し方
こんな表面的な印象から「こんな人物だろうな」と、人柄をイメージして合否を判断しているにすぎません。
【関連記事】
面接官が採用したい人物は?第一印象を良くするために実践すること
2.アピールしようとするプレッシャーがあるから
面接では、多くのライバルの中から自分を採用してもらうためにアピールしなければなりません。
「少しでもいい面を見せないと」
と自分にプレッシャーをかけてしまって、逆にカチコチに固まったり、無理して頑張りすぎてしまうと「違和感がある」と思われてしまうのです。
確かに面接では、「アピール」することが重要ですが、背伸びしてアピールすると、言動に無理が生じてしまうので、面接官にバレてしまうのです。
つまり、面接官はアピールを期待しているのではなく、
「自社(配属先)に合っているか?」
「他の社員と上手くコミュニケーション取れるか?」
「人間性はどうか?」
このような点を重視している事が多いので、気負わずに「等身大」の自分を見せる方が成功しやすいです。
結局、入社後はありのままの自分の姿で働く訳ですから、「面接時と違う」と思われると働きにくくなってしまいますから。
怖さの克服方法
怖い理由が分かったので、具体的な対策を解説します。
この対策を行えば行うほど、自分に自信がついて面接が怖くなくなりますので、繰り返し練習しましょう。
1.想定質問の回答を暗記する
面接では、定番質問や応募書類からのツッコミ質問など、事前に予想できる質問が大半を占めます。
逆に言えば、想定質問とその回答を十分に準備しておけば、大部分の質問は難なく答えられてしまうのです。
- 一般的な定番質問
- 応募書類の内容からのツッコミ
上記の必ずと言っていいほど聞かれる質問の回答をどれだけ多く用意できたかで、面接に対して自信を持つことができます。
例えば、「志望動機を教えてください」と質問されても、回答が練習済みなら怖くないですね。
つまり、考えられる想定質問を全部練習しておけば怖いもの知らずで挑むことができ、あとは想定外の質問が来た時に、適切に答えれれば済んでしまうのです。
ただし注意点があり、質問は応募書類からツッコミで聞かれることがあります。
例えば、履歴書に「○○が得意」と書けば、
- 「なぜ得意なのか?」
- 「具体的な内容は?」
- 「始めたきっかけは?」
このような質問が予想されるでしょう。
応募書類の中身を見返してみて、「なぜ?」と問いかけられたときに困らないように答えを準備しておきましょう。
なお、1社面接が終わったら振り返ってみて「答えられなかった質問」を対策しておく必要があります。
そうすることで、答えれれない質問がどんどん少なくなって、もう怖いなんて思わなくなりますから。
【関連記事】
2.模擬面接を繰り返し行う
入室から質疑応答、退室までの流れを身体に覚えさせることで、面接の不安を取り除くことができます。
- 「扉の開け方はどうやるの?」
- 「いつ着席するの?」
と分からないことが多くなると、それだけ不安な気持ちになってしまいますので、身体が無意識に動くまで模擬面接で練習することが近道です。
また、模擬面接の利点は
- 「座る姿勢が猫背(ねこぜ)」
- 「話すときに面接官の目を見ていない」
といった悪い癖を、第三者の目から見て指摘をしてもらうことができます。
実際に、模擬面接を何度も行ったことで、自信が付き面接の合格率が上がることもありますので、スポーツの練習と同じで、練習もせずにいきなり試合に出ても上手くいく訳がありません。
3.志望度の低い企業の面接で場慣れする
想定質問の回答を準備して、模擬面接でしっかり練習をしたら、最初の頃より自信が持てたのではないでしょうか?
ただし、いきなり本命企業の面接を行ってしまうと、本番の緊張感に負けてしまうことがありますので、志望度の低い「抑え企業」で本番の面接を体験してみることをおススメします。
模擬面接と本番の面接では、緊張感が全く違いますので、練習したことを本番の面接で実践して、「雰囲気に負けない」ように慣れておく必要があります。
4.答えられない質問は「分かりません」と答える
面接では、すべての質問にしっかり答えなくてはならないものではありません。
中には、わざと「答えられない」質問をして、応募者の反応を見る面接官もいますので、答えられない質問が来たら慌てずに、
「回答が思い浮かびません」
「勉強不足で分かりません」
分からないと回答することは恥ではありません。
無理して答えてしまい、突っ込まれてボロがでるくらいなら、「分からない」と答える方が潔いです。
模擬面接相手がいないときはエージェントに頼む
実は、エージェントでは模擬面接サービスがあるのをご存知ですか?
身近に模擬面接をしてくれる人がいない場合は、エージェントにお願いすると快く受けてくれます。
エージェントにとっても、応募者の面接スキルが上がり内定が取れることがメリットなんですから、遠慮せずに頼みましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
面接が怖いと感じるのは、あなたが「慣れていない=練習不足」なだけです。
この記事では、不安を克服するための方法を書かせていただきましたが、よく読むと、目新しいものではなく、「当たり前」の対策にすぎません。
想定質問の回答を思いつくまで準備して、模擬面接を繰り返すことは、スポーツの練習と同じことです。
練習を繰り返し自信を持って試合(面接)に挑めば、怖いことはありません。
練習通りに行えばいいだけですから。
【関連記事】